飲み会の後はまっすぐ帰りたくない症候群


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 昨晩は、久しぶりにオフ会に行ってきた。自分を除く4人のうち、3人は初対面という、なかなかに新鮮な集まり。きゃっきゃうふふ。

 いつもなら全身ガッチガチになって向かうところだけれど、今回はツイキャスで何度か交流のあったブロガーの面々ということもあり、いつもよりはリラックスしてた気がする。ネット上での絡みのせいか、敬語とタメ口がごっちゃになってた気もするけれど。すみませぬ。楽しかったです。

 

飲み会の後はまっすぐ帰りたくない症候群

 オフ会が終わった帰り道。飲んで食べて、その後はカラオケに行ったこともあり、酔いはすっかり覚めた状態での帰路。ふと、寄り道をしようと思った。

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 飲み会の後は、いつもこうだ。摂取したアルコールの量に関係なく、何かの集まりがあった帰りには、ふらっと一人でどこかに寄りたくなる。終電まで、だいたい2、3時間。楽しかった今日という日を終わりにするには、なんだか、まっすぐ帰るのはもったいない。

 これが学生時代だったら、ゲームセンターに入って「酔っぱらい状態でどれだけ音ゲーをプレイできるかチャレンジ!」とか、「マックで1ドリンク頼んで、本でも読むべ」とかお決まりのコースがあったけれど、最近はそんなこともなく。むしろ、あてどなく夜の街をさまようことが多い。

 “夜のお店”に興味はなく、その辺のバーに飛び込むにも微妙なテンション。そこで、なんとはなしに繁華街をぶらり歩き、撮影スポットを探してみるとか、路上ミュージシャンの演奏に足を止めてみるだとか。1時間くらいは、平気でふらふらする夜も多い気がする。たまにIngress。

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 飲み会後の「物足りなさ」って、なんだろう? と思う。それが、気の知れた相手とのバカ騒ぎだろうが、アホみたいに緊張して後悔したオフ会だろうが、複数人で集まった後の夜は、等しく決まって物足りなさを感じる。そんな時には、とっとこ歩いていると落ち着くのです。

 目的もなく歩くのが楽しいのは、ある種の「余韻」を楽しむためだったかもしれない。はっきりと思考しながら歩いているわけではないけれど、その日の出来事を振り返り、自分なりの反省と整理とするような。もしくは、賑やかさから解放されて、“ひとり”に戻るまでの調整時間、とも。 

 時には、目的ありきで夜の街歩きに勤しむこともある。飲み会であまり食べられなかったとか、食べたものの騒ぎまくってエネルギーを消費しまくったとか。──となると必然、空腹を満たすためのラーメン、あるいは精神的充足を得るためのスイーツが欲しくなる。……女子か!

 そんな時に決まって思うのが、「行きつけのお店があったらいいなあ……」という、謎の憧れ。行きつけのバーでも、ラーメン屋でも、喫茶店でも、なんでもいい。自分にとって馴染みの深い、いつでもふらっと立ち寄れる場所があったらいいな、と。

 まあ、基本スタイルが「ぶらり歩き」ということもあり、なかなか一箇所に落ち着くことはないのだけれど。終電前まで開いてて、お酒もラーメンも出る喫茶店って、どこかにないのかな……。いや、むしろ自分で作っちゃえばいいのか……? というか、店舗形態的に作れるの……?

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 何はともあれ、普段は一人で晩酌することもなく、基本的には「呼ばれれば行く」スタンスであるため、お酒を飲むのも1ヶ月ぶりくらいだった昨日。非常にまったりした雰囲気の集まりとなり、とても楽しかったのでございました。うっかり日本酒を頼み忘れたのと、カラオケで便乗してシャウトしそびれたことだけが、心残りでござる。ぐぬぬ。

 

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