新宿で、焼鳥に溺れて参りました。
腹パンでござる(※腹がパンパンの略)。
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ちっちゃめの店内でまったりと……?
このたび突撃してきたのは、『焼鳥の鉄人』さん。都内に系列10店舗ほどが存在するうちの、新宿通り店でございます。
初めて入るお店だと思っていたのですが、サイトをよく見たら、学生時代に何度か下北沢店にお邪魔したことがあった模様。微妙に名前が違って、そちらは『しちりん炭火焼 鉄人』だそうですが。な、なにが違うんだろう……。
サイトの店舗情報を見てもらえばわかりますが、お店はこじんまりとした内装。カウンター席と、周囲にいくつか設けられた2人用テーブル席がいくつか。計25席という小ささです。
だが、それがいい。
大衆居酒屋でひゃっはー! うぇーい! なんてやるのも嫌いじゃないけれど、まったりと肉を摘みつつ酒を飲むには、このくらいがちょうどいいんじゃないかしら。
……なーんて思ってたら、ぜんっぜんまったりする余裕はなかったんですけどね!
1500円だけ握りしめて来い!
さて、先ほどの公式サイトの画面と、店舗外観をご覧いただくと、妙に目立つ謳い文句がどーん! と前面に押し出されていることがわかるかと思います。
そうなのです。こちらの『焼鳥の鉄人』さんには、1,500円を最安値とした、焼鳥食べ放題&飲み放題のコースがあるのです。ただの“放題”ではありません。――もう一度書きましょう。
肉と酒とを含めた「食べ放題 + 飲み放題」です。
これは、むちゃくちゃお得な部類に入るのではないでしょうか……?
コースは、こちら↓の表のとおり。
この中から、時間とコースを選択します。
一番安いのが、70分の「鉄人コース」。
僕らは今回、こちらを選びました。
「70分は短すぎる!」という人には、100分、130分のコースもあります。
また、それぞれにプラスアルファの金額を支払えば、選べるお肉とドリンクのメニューが増える形です。ビール党の方は、こちらの「匠コース」を選択しないと飲めませんので、要注意ですね。
コース別メニュー。公式サイトで確認可能です(※PDFファイル)。
上半分の赤枠が「鉄人コース」となっており、「匠コース」にすれば、すべてのメニューから選べる形になります。
「匠コース」でないと注文できないメニューとしては、牛肉類、ロース、ハラミ、キノコ類など。ドリンクでは、ビール、果実酒、日本酒、カクテルを飲みたいという人は、忘れず「匠コース」を選択するようにしましょう。
今回は初来店、しかも遅めの時間だったので、迷わず「鉄人コース」を選択。無職の財布にはありがたい価格設定でござる。席料もなし! 消費税込みで、1,500円ぽっきり!
時間との戦い
コースを選択して、最初の一杯を注文し、いざ、バトルスタート。
最初に運ばれてくるメニューは、日替わりの3種盛り合わせ。
店員さんがそれをテーブルに置いた瞬間から、時間のカウントが始まります。いざ、戦闘開始。……と、相方はその間にも、既に1杯目を飲み終わっていた模様。はやいよばかー! 失速しても知らないよ!
盛り合わせの写真を撮り忘れたので、続いて注文した、喉軟骨とニンニク他。
そして、ここで重要になってくるのが、この店のルールです。
よくある交換制ですが、肉は一人3人前ずつの注文となります。
つまり、少しでもタイムロスを避けようとするのなら、皿を空っぽにしたら、すぐにフルで注文する必要があるわけで。僕らは2人で来ているので、一度に6人前っすね。
テーブルでは肉を焼き、焼けた肉をかっこみ、皿を空にした段階で即注文! ――というテンポで、肉に食らいつく格好。しかも、自分は写真撮影をこなしながらの戦いなので、片手にデジカメ、片手に箸という慌ただしさ。まったく、「まったりできそう」とか言ったのは、どこの誰かしら。
とにかく焼きまくる相方氏。がんばれ、超がんばれ。
ところで、一応は「焼鳥」と銘打っている『焼鳥の鉄人』さんですが、肉は串に刺さっておらず、焼くのは見慣れた七輪。
これ、完全に、“焼き肉” じゃないですか!
……あれ? でも、“焼き鳥”も“焼き肉”、だよね? ってか、焼き肉屋さんでも、“鶏肉”って、出るよね? あれ? あれれれれ?(混乱)
時間制のため、火力も高めに設定しているのか、びっくりするほど燃え上がる。
そんなことを考える暇もなく、次々と肉を投入してかっこみます。
もちろん、ご飯・スープも食べ・飲み放題。
どんどん口に入れて、食う、飲む、食う、飲む。
最初に氷をもらえますが、1回では足りないので、ばんばん注文しましょう。
時間も気になるところですが、男2人ならそこそこ早いペースで食べられるので、極端に焦る必要はないかもしれません。店内の混み具合にもよるとは思いますが、注文してから肉が出てくるペースは速いほうです。……その分、店員さんが超忙しそうだけど。
お野菜も忘れずに。こちらはニンニクですが。
店員さん曰く、「こんがりキツネ色がベストですよー」とのこと。
ニンニクちゃんの成れの果て。焼き栗かと。
……余裕ぶっこいていると、こうなる。
通りがかりに覗きこんだ店員さん曰く、「あぁぁあぁああ、これはちょっとやりすぎですねー! うふふふふー!」とのこと。もっと早く言ってよおおお……というのも、酷ですね、はい。食べてみたら普通においしかったから、万事OK!
――で、最後に気を付けなければならないのがやはり、時間です。
この終了時間、本当に時間ぴったりで席会計&七輪撤収となるようです。肉が余っていても問答無用らしく、その点が食べログでは低評価の原因となっているようでした。
僕らの場合は、余っていたのは先のニンニクくらいだったので、焼くだけ焼いて、お会計をしつつ、ぎりぎりまでなんとか食べることができました。すばらしいタイミングだった。
気をつけるポイントとしては、ラストオーダーまで欲張って頼みすぎると、全部焼いて完全に食べきることができず、てんてこ舞いの状態で退店することになりかねないという点です。気持ちよくお店を後にするためにも、そこは意識するようにしましょう。
食べログの口コミにもありましたが、会計15分前のラストオーダーから、5分後の肉到着と考えると、残り時間で焼いて食べきるのは難しいかもしれません。
お店側も繰り返し念押しするようなことはなく、客側は酔っぱらいなので、お互いのすれ違いによって、少し悪印象を抱いている人が多いのではないか……と思いました。
実際のところ、極端にサービスが悪いということはなく、店長さんはお店の外まで出て「またのご来店を〜!」と見送ってくださったので、むしろ好感が持てました。
時間制ゆえの慌ただしさと緊張感はありますが、安く食べて安く飲む分には、コスパ的にもかなり良い……というか、最高だと思います。また機会があれば、肉をかっこみにいこうかと思うくらいには。
何はともあれ、ごちそうさまでした!
また、1,500円を握りしめておじゃまさせていただきます!
店舗情報・予約・クーポン
- 予約する:【 食べログ 】【 ぐるなび 】【 ホットペッパー 】※各サイトクーポン有
- 営業時間:17:00~24:00
- 席数:45席
- アクセス:地下鉄丸ノ内線『新宿御苑前』駅 徒歩2分
- 住所:東京都新宿区新宿2-3-11 中根ビルB1・1F(地図)
- 姉妹店:焼鳥の鉄人 高田馬場店 | 焼鳥の鉄人 下北沢店
- 周辺のお店:ぐるなび 新宿×炭火焼き・炉端焼き