「大学を卒業したのに、どうしてこんな仕事をやっているんだ」


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 ――なんて考えている、社会人◯年目のそこのあなた!

 はい!わたしのことです!!

 

 先日、一年ぶりに会社の同期とLINEで話しました。連絡は取っていたけれど、音声通話をするのは本当に久しぶり。ようやっとお互いに余裕が出てきたってことかしら。

 

 彼は関東の出身で、入社一年目から東北に飛ばされた学部卒。入社前から結構メールで情報交換をしており、全国に散らばった同期の中でも親しい部類に入ります。

 自分も同じく見知らぬ土地での勤務となったこともあり、たまにメッセージを送っては「がんばろうぜ!」などと励まし合ってはいたのですが。

 

 一年が経ち、お互いの口から漏れたのは全く同じ言葉でした。

 

 「「 飽 き た 」」

 

 

 上司が聞いたら怒り狂いそうな言葉ですが、そりゃあそうなりますよ。

 

 来る日も来る日も代わり映えのないルーチンワーク。

 「営業」とは名ばかりの肉体労働。

 無駄に多い作業と達成困難な売上ノルマ。

 

 ルーチンワークは、工夫をすればまだ何とかなりそうだからいい。そして、営業としてノルマに追われるのはまあ当たり前。

 だがしかし肉体労働よ、お前は違う。何故に大学まで出て辿り着いた先が、ひーひー言いながら動きまわる肉体労働なのだ。

 

 一番の違和感が、それ。何か違うんじゃないかと。「まーそういう仕事だししゃーねーべー」と開き直れればいいけれど、それも何か嫌だ。

 多分、これからの選択肢としては3つほどあるんでしょう。

 

① 今の仕事を続け、その道のプロを目指す

 簡単な話。今まで通りに仕事を続け、それを極める。工夫をすれば、ある程度は作業量を減らすこともできるだろうし、結果を出せば報奨金なんかももらえる。

 ただし、他の仕事に応用が効かないので、もし仕事を辞めることになったら積む。

 

② 仕事で結果を出し、昇進や転属を狙う

 ①の上位版。普通に結果を出すだけではなく、その中でも頭角を現すことで上を目指すか、もしくは自分だけの能力をアピールして別の部署への転属を狙う。

 これもおそらく、妥当と言われる選択。だがもちろん、結果を出せなかったら……。

 

③ 辞   め   る

 うん!シンプルで分かりやすい!ある程度のところで見切りをつけて、さっさと別の仕事を探す。それだけ。わぁい、なんかみりょくてきにみえるぞぉ。

 

 いずれにせよ、決めるのは自分自身。あまりうだうだと続けるのもアレだけど、簡単に諦めてしまうのもどうかと。考えることを放棄したらおしまいです。

 

 行動するに当たっては最善の選択をせよ、と言いますが、きっとこの件に関しては最善なんてものは無いんだろう。取るべきは、「最悪」を回避するための行動。

 気付いたら30歳を過ぎて、何のスキルもなく八方塞がり――なんてことにはならないよう、こうと決めたらすぐに行動に移さないとね。

 

 以上、自分の現状整理でした。