秋葉原『雁川』で初ランチ!とろとろ餡かけ牛すじチャーハンに大満足

秋葉原 雁川 牛すじチャーハン

 お手軽な牛丼チェーンにはじまり、ファストフード、立ち食いそば、定食屋、ラーメン、インドカレー、イタリアンに回転寿司――などなど、「外食」の選択肢は多種多彩。

 むしろ選択の幅が広すぎて、優柔不断な人からすれば目眩がするレベル。

 お昼ごはんはどこにしようか、ある店が目に留まったと思ったら、次の瞬間には別の店が気になって、悩み悩んで歩き疲れてしまうこともしばしば。結果、安心の牛丼チェーンに入るのです。“牛丼・並”の安定感よ……。

 しかしその一方で、これまで自分が無意識に選択肢から外していた飲食店があることに、つい最近気がつきまして。

 別にそのジャンルの料理が嫌いというわけではないけれど――強いて言えば、辛いのが苦手なくらい――なんとなく、自分ひとりで入ろうとはしてこなかったお店。

 それは……ずばり、「中華」である。もとい、アル。

 

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『小さな会社のWeb担当者のためのコンテンツマーケティングの常識』を読んだ

 

染谷さんの本を読むのは3冊目。

ブログ初心者のころに『ブログ飯』で基礎を学び、先日は『世界一やさしい ブログの教科書 1年生』をご縁あって献本いただき──そして今回は、コンテンツマーケティングの話。この前のブロガーズフェスティバルのじゃんけん大会で勝ち取った1冊です。わぁい!

とはいえ、別に「Web担当者」というわけでもない自分。あまり縁のない分野の内容かと思いきや……読んでみたところ、あらびっくり。自分のよく知るコンテンツ論であり、お世話になっている界隈での方法論であり、ともすればブログ初心者向けのハウツー本ですらありました。

 

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ロードバイク初心者が、多摩湖自転車道で猫と出会った話

多摩湖自転車道

 秋晴れの日曜午前。

 ちゃちゃっと仕事を済ませてTwitterを覗くと、全国のガルパンおじさんが大洗に集結していた。とんでもない混雑となっているらしい写真を眺めつつ、目に入ったのは、嗚呼懐かしの茨城の海と空。東京もだけど、今日はどこも良い天気なんだなあと。

 そんな青空を目にしてしまえば、自然と僕の脳内ロコちゃんが話しかけてくるのです。「明日をもーっと良い日にするためには、今日という日を充実させなくっちゃね! そうだよなあ!? ハム太郎!!」と。……へ、へけっ!!

 今から大洗に行くのは無理でも、せっかくの天気の良い週末、外へ繰り出さないのは嘘ってもんでござろう。というわけで、今日はおよそ1ヶ月ぶりに多摩湖を目指すことに。前回は自宅から直行したので、今回は多摩湖自転車道の起点から、多摩湖まで走ってみました。

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映画『この世界の片隅に』を極上音響上映で観てきた感想

映画『この世界の片隅に』 公式サイト
劇場用長編アニメ「この世界の片隅に」公式サイト

今年は本当に、我ながらどうしちゃったんだというレベルで映画を観に行っている。

観に行くだけならまだしも、どれもこれも素敵な作品ばかりなのだ。パンフレットもだいたい全部買っちゃってるのだ。年に1冊も買えば多いほうなのに、本当に我ながらびっくりだ。

そんななか本日公開となったこの映画は、この夏の2つの(個人的な)話題作のいずれとも異なる魅力を持っていたように思う。かたや圧倒的な大怪獣に恐怖し、巨災対メンバーに惚れ込み、かたや安定と信頼の映像美に魅了され、組紐につながれた男女を応援していた、この夏の2本の映画。

どちらも観客としては最高に存分に楽しめたエンタメ作品であり、でもキャラクターに感情移入することはあれど、世界観に没入するまでではなかった。良くも悪くも絵空事、現実にはありえない作品世界に興奮しつつも、自分の立ち位置は用意された席に座る聴衆A。ただの観客である。

ところがどっこい。
先ほど観てきた作品はどうにも様子が違っていた。

もちろん映画館で席に座って画面を観ていることに変わりはないのだけれど、作品世界──もとい、スクリーン上で繰り広げられる「日常」への没入感がとんでもなかったのです。

いつも以上に映像にのめり込み、かと言って特定のキャラクターに自分を重ね合わせるほどに感情移入しているわけでもなく。それでもなぜだか目の前で展開していく日常のその光景が、よく似た体験をしたことがあるはずもないのに真に迫って見えた。ただただ苦しく、でもあたたかく感じられた。まるで、一時的に魂を吸い取られていたかのような感覚。

 

── “すずさん” が、そこにいた。

 

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炎上の参加者は0.5%?過去の事例と対策も学べる『ネット炎上の研究』

 半年ほど前、新たな「ネット炎上」の解説書が出版されるということで、いくつかのサイトで話題になっていた。

 それが本書、タイトルもずばり『ネット炎上の研究』である。

 2人の大学教授による著作だけあって、見るからに学術書っぽい……というか、学術書だった。懐かしの横書きスタイル&図表たっぷり&引用いっぱい。

 とはいえ、その内容は決して難しくなく、一般向けに「ネット炎上」を概説した1冊となっている。一部数式や統計データの扱いに関しては専門的であるものの、「あ、そういう調べ方があるんすね、うっす」くらいの理解で読み進めても問題はないはず。

 本書の内容を一口で言えば、もう10年以上にわたってネットを賑わせてきた「炎上」の概要と仕組みを紐解いた「入門書」であり、2016年現在における最新の「『炎上』解説本」である。

 ネット文化に疎い初心者に勧められるのはもちろんのこと、長年の “ネット民” にとっても、データを用いた調査結果などは新鮮かつ驚きに満ちたものとなっているのではないかしら。

 

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