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ぐるりみち。

日々日々、めぐって、遠まわり。

【月初雑話】意識の低いブログ運営

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6月の1枚。5日、南池袋公園にて。

 

 おいっすー。2016年も半分が終わって、これから夏へと突入せんという7月1日。生まれてこの方、クーラーのある部屋で生活したことのない自分にとっては、なかなかに過酷な季節がやってくるのです(※会社寮で過ごした1年半を除く)。図書館がなかったら死んでた。

 クソ暑い現実世界はさておき、インターネットに目を向けてみると、こっちはこっちでキャンプファイヤーが吹き上がり、あちらこちらでワッショイワッショイ盛り上がっていた様子。泡沫ブロガーとしては、「楽しそうだなー」と遠目に眺めることしかできませんでしたが。

 はてさて、これから夏に向けてイベントも増えてくれば、自然とブログ界隈も盛り上がるんじゃないかと思う今日このごろ。9月にはブロガーズフェスティバルの開催も決まったそうなので、そちらも楽しみにしつつ――まずは、7月をがんばって乗り切って行きませう。どんどこどん。

 

 

6月に読んだ本と、その感想記事

 6月の頭に「梅雨の時期は本がいっぱい読めるぞわぁい!」なんて書いたくせに、蓋を開けてみると、まったく読書がはかどらない1ヶ月となってしまった残念っぷり。ナンテコッタイ。

 

 

 しかも感想を書いたのはこの1冊のみという、一応は“読書ブログ”を謳っているサイトにあるまじき失態でござる。しばらく文芸らしい文芸も読めてないし、もうダメだぁ……おしまいだぁ……。

 とは言え、こちらの1冊を読んだことで、ここしばらく抱えていたモヤモヤがひとつ解消されたという前向きな一面もありました。なんちゅーか、「お金稼ぎのためなら何でもしていいブロー!」な方向で型通りのブログにそろそろうんざりしてきていたので、本書の指摘にすっきり爽快。

 

 

 あと、ブログでは感想を書いておらず、昨日の記事で触れただけの1冊ですが、こちらもおもしろかった。数ヶ月以上はライトノベルから離れていたので、1周まわって新鮮さを覚えたくらい。頭空っぽにして読める異世界ギャグとして、素直に楽しめました。えがったえがった。

 

そのブログ収益、どこから出ているの?

 ところで話変わって、最近なんだか「稼ぎ方」が雑なブログが増えたような気がする。……って書くと、「そんなん昔からそうだべ」とか「観測範囲の問題じゃろが」とか「そもそもブログで金稼ぎすんなや」とかツッコまれそうだけど……まあ、そんな気がしたので。

 何が“雑”なのかと言うと、お金を稼ぐための「過程」が軽視されている印象。「俺はブログで副収入を得るんだ!」というモチベーションで始めるのは良いと思うけど、その「稼ぎ方」が杜撰というか、「自分が稼げれば他はどうでもいい」的なスタンスが透けて見えるようで、もにょる。

 

 もうちょい突っ込んで書くと、「未読の話題書をさも読んでいるかのようにおすすめする」だとか、「まったく興味関心のないサービスを魅力的に見えるように紹介する」だとか、「そもそも無関係な広告を記事末尾に持ってきてクリックさせる」ような手法。

 一口に言えば、「とりあえず紹介料の高い広告を雑に紹介している」感じ。「単価」ありきで記事を書いており、商品自体はどうでもいい。いかにして読者にクリック・会員登録させるかが前提となっており、そのためならば規約も倫理もまったく考慮しない。それはさすがにどないやねん。

 

 それを明らかに「行き過ぎ」のレベルだと実感したのは、つい先日のこと。自分もASPで提携している広告主から、「変更点」という名目で送られてきた注意喚起がきっかけ。

 具体的な明言は避けますが、広告主のターゲット層とは無関係の人に会員登録を推奨する記事が一部で跋扈し、実際に多額の紹介料が発生していた様子。広告主からすれば、見込み客にすらならない会員ばかりが増えるため、広告費の無駄でしかない。さすがに見過ごせなかったのでしょう。

 

 これって、別に広告に関わる仕事をしたことがあろうがなかろうが、ちょっと考えれば、お金をもらう仕事をしたことのある人ならば、当然わかることだと思うんですよ。自社の商品・サービスを求めている人へ届けるために「広告」があり、そこに並々ならぬ費用がかかっていることを。

 その広告を周知させるためにメディアの存在があり、個人のブログですらその役割を担えるようになったのが、現在の話。個人のユーザー視点で商品を紹介することに意義があり、情報拡散に一役買っている格好。だからこそ、“ブログ飯”を実践する人も現れてきたわけで。

 

 ところがどっこい。そこで「嘘をつこうが何をしようが、結果として広告が周知されれば問題ないべさ? 俺らも儲かってWin-Winだしww」などと宣う人がはびこれば、あまりよろしくない結果がもたらされるのは目に見えている。

 そりゃあ、少なからずは本来の客層に情報が届くケースもあるでしょうが、そうでない人は見込み客にすらなっていないわけで。企業は広告費をドブに捨てているようなもの、なのに、ブロガーは儲かっている。“嘘と盗みは互いに隣同士”とは、よー言ったもんっすね。

 なんちゅーか、ブログを「それっぽいキーワードを盛り込んでアフィリエイトリンクを大量に貼っておけば勝手に儲かる」ものとして考えているような。――そもそもこの手の「広告を使った稼ぎ方の問題」って、アフィリエイト界隈では幾度となく議論された話題なんじゃなかろうか……。

 

 順位付けしていないのに「おすすめランキング」を謳う記事だとか、学生なのに転職者向けのサイトを勧めているとか。明らかにツッコミどころ満載なのに平然と公開しているあたり、とりあえずPVを増やしてお金が稼げれば、自分の信用なんてどうでもいいんだろうなーと。

 バレバレの嘘やら、実績を示すために盛りまくった数字やら、短期的に収益を得ようとするのならば、そういった“テクニック”もたしかに効果的かもしれない。けれど、長くネット上で活動するにあたっては、信用の切り売りでしかないと思う。

 実際、自称100万PVのブロガーが過去に炎上していたけれど、あっという間に悪評が広がっていましたしおすし。ひとたび炎上すればログはしっかりと残るので、そこで対応を誤れば必然的に活動の幅は狭まる。詐欺師として大成する自信がないのなら、正直者であったほうが得だと思う。

 

 ――などとまあ、偉そうなことを書いてはみたものの、アフィリエイトリンクの貼り方に関しては自分も変な手法を取っているかもしれないし、あれこれ語れる立場にはないと思いまする。

 ただ、なんにせよ「嘘」をついて良い場合なぞレアケースに限られるとは思っているので、そのスタンスは意識しておきたいな、と。まとめ記事にも自分なりの価値は盛り込みたいし、セールや店舗の情報は出どころも記載するようにしているつもり。情報の取り扱いは慎重に。

 

 そう、バズもSEOも、結局はGoogleやはてなのシステムの恩恵に預かっているだけで、自分に大した能力はないのです。数字は盛らず、意識は低く、でもつながりは大切に。

 アフィリエイトのコードが含まれていない“リンク”のほうが、後々になって思わぬ出会いや仕事につながることって、結構あると思う。だからこそ、僕は“インターネット”が好きなんだ。

 

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