ぐるりみち。

日々日々、めぐって、遠まわり。

夏休みの思い出と、夏特有の“懐かしさ”

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 夏です。夏休みです。無職の僕には関係ありませんが、平日昼でも街中が賑やかなので、その変化を感じずにはいられない。

 

 住宅街を歩けば、Tシャツ短パン姿で駆けまわる子供たち。プールバッグを持って、これから泳ぎに行くのかしら。早くも日に焼けた肌が夏っぽい。

 ズルい!僕も泳ぎたい!……平日昼に、老け顔のおにーさんが一人で市民プールに行ったら、不審がられますかねえ……?

 

 都心に出れば、薄着でどこかへ向かうカップルに、ゲーセンやカラオケに入っていく中高生の男女グループが目に入る。青春ですね……いいです…ね……カハッ!(吐血

 肌色成分が多すぎるのは好きじゃないけれど、薄着姿の女性に視線が引き寄せられてしまうのは、仕方がない。だって、おとこのこだもの。

 

 海、行きたいな。岩礁広がる海岸をそぞろ歩きたい。砂浜ビーチは眩しすぎて非モテには辛いっす。浮き輪で漂い、そのまま流されたい……。

 

 なんか胸が苦しくなってきたので、少年時代の夏を回顧してみよう。

 

 

プールとゲームとサッカー

 小学生時代の夏休みと言えば、この3つが思い出される。実際には、公園で缶蹴りやらケイドロやらで遊んだり、チャリンコかっ飛ばしてプチ冒険のようなこともしていたはずだけれど。

 

 成人するまで、クーラーのある家に住んだことのなかった僕は、夏休みの日中はよく涼しいところへ逃げこんでいました。

 多かったのは、友達の家におじゃましてゲーム大会。ニンテンドー64全盛期だった当時、放課後や休日は、マイコントローラーを自転車のカゴにぶっこんで友達の家に集合するのがお約束でござった。

 

 最低4人、最高8人くらいでわらわらと集まって、テレビに向かう。スマブラ、マリカー、マリパー、カービィ、ボンバーマン、ゴールデンアイ、パーフェクトダーク、などなど。

 それぞれがゲームを持ち寄って、みんなで対戦プレイ。人数が多くても、見ているだけでも楽しかったし、飽きることなく、大いに白熱しておりました。室内は冷房がきいていて居心地がいいし、友達のかーちゃんが出してくれるお菓子はうまいし、最高でごじゃる。

 

 も、もちろん、たまには僕の家に集まることもありましたよ?けれど、何人もの男の子が密集した室内の暑さを扇風機ひとつでどうにかできるはずもなく、ちょろっと集まって遊ぶくらいのものでしたが。

 

 一日で最も熱い時間、お昼すぎには、チャリを漕いで市民プールへ。男集団で行ってみたら、クラスの女の子たちと遭遇して一悶着、なんてことも。お互いに恥ずかしがっちゃって、かわいいんだからー!もー!(おっさん感)

 プールを出た後は、駐輪場にある自販機でアイスを買って、ぺろぺろするのが習慣。アレっす。セブンティーンアイスっす。我が家には生協の安いアイスか、稀にスイカバーがあるくらいだったので、いつもと違う「特別感」がたまらなかった記憶が。

 

 週末は、地域の少年サッカーチームに所属していたので、その練習や試合。県下ナンバーワン、Jリーグの某ジュニアチームを破るくらいの強豪チームだったらしいけれど、その中でも圧倒的な下手さを誇っていた僕氏。

 正直、苦痛でしかなかった時期もありました。それでもまあ、基礎体力作りやら何やらと、良い経験だったように思う。勉強面で鼻高々だった分、スポーツで良い具合に落ちこぼれていてよかったんじゃないかしら。はっはっは。

 

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小学生時代の「夏うた 」と言えば。転校生には尋常じゃなく沁みる歌詞。

 

夏祭りとカヌーとポケモンカード

 中学時代、科学部に所属していた僕は、夏休みになると、定期的に川へ駆り出されることになっておりました。

 

 部の活動の一貫として、夏には川でカヌー体験をするという慣例があったので。……なんで科学部でカヌー?と突っ込んではいけません。秋には焼き芋、文化祭にはお手製のエアホッケーを出展するような部だったので。はて、かがく、とは。 

 カヌー半分、川遊び半分、といった形で、なんやかんやと楽しんでいたような覚えが。流れに沿って漕いでは転覆、漕いでは転覆を繰り返し。先輩に絡まれ、故意に転覆させられることも。良い子は真似しちゃいけません。

 

 そして、夏と言えば、夏祭り!夏休みに入って、しばらく会っていなかったクラスメイトと再会して、ひと夏の思い出を共有する時間。祭り会場、歩行者天国の道路脇に座り込んで、チョコバナナをむさぼりながら花火を見上げるのです。あ〜、夏じゃ〜。

 気になる女の子の浴衣姿にときめいちゃったりね!それを知っている連中に囃し立てられて、お互いに赤面しちゃったりね!ちくせう!青春か!青春だよ!全力で囃し立ててやんよ!やんややんやー!

 

 あとは、小学校時代からハマっていた、ポケモンカードゲームのイベントをうろうろしていたのも、この頃。ちょっと大きめのデパートに行けば、週末にはイベントをやっていたし、遊園地でも大会があったので、それに参加しておりました。

 いろいろなイベントで何度も会う女の子に一目惚れして、対戦のたびにドキドキしてました。ウブなので、特に何もありませんでしたが。余計なことは語らないのです。僕のほのおタイプデッキによって、届け!この想い!(※届きません)

 

 関東大会に出場して、初戦でフルボッコにされた思い出。

 

夏の思い出

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中学生時代の「夏うた」と言えば。友達がいつも歌っているのを聞いて、気付けば覚えてた。

 

部活と祭りと男臭さ

 高校は男子校に入学した僕は、その3年間をほぼ部活一本で過ごしました。夏休みも例外なく、練習とイベントに明け暮れる日々。男臭い青春。だが、悪くない。

 「和太鼓」の部活という特性もあり、夏休み中はほぼ毎週、夏祭りで太鼓を叩きまくっておりました。町内会など、地域の小さな夏祭りや、老人ホームのお祭りなど。基本的には、小さな子供や家族連れ、おじいちゃんおばあちゃんの前でドンドコする週末。

 

 純粋にお祭りは好きだし、演奏後に衣装のまま屋台で買い物をしていると、「よかったよー!」と声をかけてもらえたので、とても楽しく気持ちよく活動していた格好。

 普段はほぼ関わりのない間柄でも、ああやって同じ空間を共有できる「祭」の場は、素晴らしいものだと思います。そういう機会を残していくのって、大切。

 

 3年生のときには、全国大会出場というびっくり体験もできて、めっちゃ青春していた感じが。女の子の姿形は皆無だったけれど。く、くやしくねーし!

 毎年、会場が全国各都道府県で変わる大会で、その時は山陰地方での開催。男集団で関東から西へ西へ向かって、夜は民宿でゲーム大会&AV鑑賞。ちなみに、直接的なエ口に関心のなかった僕は、生まれて初めて“えーぶい”というものを見て、ショックを受けた。なにあれこわい。

 

 寝る前は、アレっすよ。揃って布団に潜って、天井を見上げて、「おまえ、好きな子いるんだろー?」大会ですよ。あ、男同士の話じゃないですよ?決して。多分。

 JKとイチャイチャするという夢は潰えましたが、割と青春していたんじゃないかと。男臭くったって、青春は青春だもん!「暗黒時代」は禁句です。

 

 肝心の全国大会では、バチを取り落とすという本番での弱さを発揮しつつも、気持ちよく演奏ができました。結構大きなホールで、観衆の視線を浴びての全力演奏。僕にとっては、一生ものの経験でござる。楽しかった。

 

夏影

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高校生時代の「夏うた」と言えば。オタクになるきっかけの作品ゆえ、印象的。

 

「夏」 という季節特有の懐かしさ

 不思議なもので、「夏」という季節には、どうも独特の懐かしさというか、特別な記憶や感情を持っている人が多いような印象があるんですよね。他の季節と比べると。

 「懐かしさ」「郷愁」「ノスタルジー」など、過去の思い出を思い返すような単語を聞いても、思い出すのは夏のことばかり。季節と紐付けられた思い出と言えば、春の入学・卒業、秋の学園祭、冬の雪遊びなんかも思い起こせるけれど、夏はその種類が多いような。

 

 音楽に関しても、そう。昔を思い出すような、「懐かしさ」をもたらしてくれるメロディって、夏に関した歌や曲に多いように思える。「夏うた」の多さを見ても。

 春には桜ソング、冬には恋愛・失恋ソングが多いような印象もあるけれど、それらはあまり「懐かしさ」とは繋がらないような気がする。あと、秋は泣いていい。

 

 どうしてそんな印象があるんだろう?と考えると、やっぱり「夏休み」の存在が大きいんじゃないかしら。

 誰もが等しく持つ過去と言えば、義務教育の少年時代。その中でも、楽しい出来事が詰まっている時期が、学校もなく、自由な時間もイベントもいっぱいの夏休み。そういうことなんじゃないかな。

 

 だから、子供にとっても、大人にとっても、「夏」は大切な季節。遊べるときにめいいっぱい遊んで、週末にはいろいろなイベントに繰り出すのも悪くない。花火も見たいし、海も行きたい。暑いけど。まあ、せっかくなので。 

 そう、海。やっぱり、海っすよ!もういいや、ぼっちでもいいから行ってくるわ!ヒョロい僕は浮き輪でひたすら浮かんでるだけだけど。あれ、超楽しいんだぜ?やってみ?

 

 海で思い出したけど、水着姿になるたびに、僕の毛深さをからかうのはやめてください。「うわー!胸毛すげー!」で済んでるうちはよかったんだ。

 この前なんか、身体の縦に連なる黒い毛の線を見た友達が、「グランドラインは、ここにあったのか……」とか言い出して、軽くトラウマです。やめてよ!さすがに後ろまで一周はしてないよ!

 

 「毛深い男、好きよ?」なんて方がいたら、慰めてください。あ、男は結構です。

  

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