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「スマホ立ち小便」のメリット・デメリット

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photo by loop_oh

 近頃、公衆トイレに入ると、スマホを操作しながら用を足している人を見かけることが多くなったように思う。片手に持つスマホの画面を覗き込みながら、もう片方の手は、股間をもぞもぞと……。お、おおう……。

 トイレで用を足しながら、スマホをいじる行為、ここでは「スマホ立ち小便」、略して「すましょん」と呼ぶことにして、(あえて)そのメリットとデメリットを考えてみようと思う。悪いイメージを持つ人の方が多いかもしれないけれど、良いところもあるよ! たぶん!

 

※下ネタ表現が含まれるので、苦手な方はブラウザバック推奨。

 

メリット①:時間の有効活用

 世界的に見ても「忙しそう」な人が多いイメージの強い日本人。常に時間に追われている彼らにとって、トイレは一種の安息の地だ。

 しかし、その時間すらもったいないと感じる人がいてもおかしくはない。彼らにとって、「スマホ立ち小便」は、トイレで用を足す数十秒間を有意義なものにする(かもしれない)。

 

 そもそも、男子が小便器で用を足す時、やろうと思えば、片手で事を成すことも不可能ではない。ならば、その空いた片手は何のためにあるか。……そう、スマホをいじるためにあるのだ!(たぶん)

 数十秒あれば、何ができるだろう。メールチェック、SNSの確認、簡単なゲーム――などなど。人によっては、連絡のひとつやふたつくらいは終わらせることができるかもしれない。仕事に殴殺されている人にとって、わずかな時間をも無駄にしないよう、活用することは、非常に重要なものだ。

 つまり「すましょん」は、忙しい日本のビジネスマンにとって、大切な数十秒を生み出すための必須スキルとなりつつあるのかもしれない(真顔)。

 

メリット②:脳のトレーニング

 とはいえ、片手でスマホを操作し、もう片手で用を足すこの行為を、もたもたせずこなせるようになるためには、ある程度の経験が必要となってくるように思う。

 ピアノや打楽器の演奏を学んだことがある人なら、わかるかもしれない。両の手でそれぞれ違う行為を、同時進行で行おうとするのは、想像以上に難しい。すましょんは、言わば、右手と左手で別のリズムを刻むようなものだ。右手で△を描きつつ、左手で□を描くことと置き換えても良い。

 このような、「右手と左手で別の作業をする」ことは、脳の活性化につながる――という話をたびたび耳にする。これを信じるなら、すましょんも、ピアノの演奏などと同様に、脳を鍛えることに繋がるのではないだろうか(白目)。

 

デメリット①:きたない

 一般的には、「トイレは汚いところ」だというイメージが広く行きわたっている。そりゃそうだ。なんたって、臭い。「う◯こ」といえば、小学生低学年くらいの男の子にとっては、「バカ」「アホ」と並ぶ、三大悪口だと言えるだろうし。

 「下ネタ」自体は、幼いころから「笑いの種」のひとつとして共有されるものではあるけれど、それを忌み嫌う人も少なくない。なぜかと言えば、そりゃあ「汚い」からだ。人間の排泄活動は、生きるために必須のものであるとはいえ、話題に出すにははばかれる。

 

 で、そんな世間的には「汚い」とされるトイレで、スマホをいじる。
 うーん……ど、どうだろうか。

 

 たしかに、「直接触れなければ汚くないし!」という反論もわからなくはない。でもでも、少なくとも片手は排泄行為のために使わざるを得ないわけで。用を足して、手を洗うまでの間で、常に片手はフリーの状態で保てるものなのだろうか。

 それが可能だとしても、周囲からすれば、やっぱり、あまり良いイメージを持つような行為ではない。たとえ科学的に「汚くない」ことが証明されたとしても、世間一般に認知されているイメージをすぐにどうこうするのは難しいのでは。

 

デメリット②:こわい

 すましょん、端から見ると、なんか怖い。実際、スマホで何をしているのかまではわからないけれど、スマホの画面を覗き込み、一心不乱に指を動かして操作ししつつ、片手で股間の辺りをもぞもぞとしている様子は、とてもクールなものじゃない。

 何か文章に目を通しているだけなら、まだそこまで変には見えないかもしれない。しかし、文字を打つとか、何かゲームをするとか、その辺りの指を小刻みに動かす行為は、見ていて「う、うおお……」となる。

 こわいよ! 顔が近いとさらにやばいよ! あまりに夢中になっているのか、ついでにもう片方の手までバイブレーションし出したときは、もう見ていられなかったよ!

 

結論

 最低限、他人の目は気にしてください。

 

 個人的には、「やるな!」とまでは言わないけれど、周囲の人間の目はある程度、気にしていただきたいところ。「汚い」とか「なんかヤバそう」と思っている人がいることを。

 あとは、後ろに人が並んでいる場合とか。ただでさえ後ろはまだかまだかと待っているのに、用を足している人の中にスマホをいじっている人がいて、しかもその人がなかなかどいてくれないとしたら、苛立ちも高まっちゃうもので。だからと言って、個室にこもって、ゆっくりとスマホをいじるのも止めてほしいものだけれど。

 スマホ立ち小便、するのはご自由に。でも、どう見られるかはちょっと気にかけた方がいいんじゃない? というのが、本件に関して僕の思ったことでございます。

 

 ではではみなさま、良きトイレライフを。

 

  

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