ぐるりみち。

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『わらやき屋』の香ばしいカツオの塩タタキ!都会の中心で“高知”を味わう

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新宿は、怖い街。

特に、歌舞伎町は言うに及ばず。顔はともかく身にまとうオーラが明らかにヤバいおじさんが闊歩し、キャッチのお兄さんについて行けばボッタクられ、歳を問わず勧誘に捕まれば何が起きるかわからない。……もうやだ、おうちかえる。

そんな魑魅魍魎が跋扈する新宿の街なればこそ、“変なお店”に入らないために「情報」が重要視されるのです。普通なら「あまりおいしくなかったわー」程度で許される“失敗”も、この街では「どうしてメシ食っただけで10,000円!?」なんて“大失敗”に発展しかねない。こわい。

ゆえに、賛否両論ある食べログ先輩も都心においては絶大な力を発揮し、繁華街に詳しい人は神のごとく崇め奉られる。なんやかんやで最後に頼りになるのは「身近な他人」なのだ。――そう、急に親友ヅラしてくる人のほうがヤバい。迂闊にハンコを押したらダメ、ゼッタイ。

……という前置きはどうでもいいのですが、以下、友達から「魚と日本酒がめっさおいしい店があったから行こうず!」と誘われた、ホイホイとついて行ったときのお話でございます。珍しく気持ちよく酔っぱらえたので、味は保証できるはず。

 

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都内に11店舗を展開する「わらやき屋」

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わらやき屋 | Restaurant & Shop | ダイヤモンドダイニング

今回、呼ばれて飛び出て行ってまいりましたのは、東京都内に11店舗を展開している『わらやき屋』さん。

──はて、聞いたことないにゃー? と思ってサイトを見てみると、「ベルサイユの豚」「腹黒屋」など、いくつか聞いたことのある飲食店も運営している企業のブランドのひとつらしい。ちょっと前にオフ会で行った、「あくとり代官鍋之進」もありますね。これは期待。

「わらやき屋」はその名のとおり、藁」で焼いたメニューを前面に押し出した、土佐料理店。高知の郷土料理で看板メニューでもある「かつをの藁焼き 塩たたき」が絶品らしい。……カツオ……タタキ……高知……うっ、頭が……。

 

 

…… このときに勧められて食べたカツオが過去最高に美味すぎて、しばらく他のカツオ料理を食べる気が起きなかったのは内緒。やっぱり本場が一番だべさ。

何はともあれ、前情報は参考にしかならんのです。食べてみれば、すべては明らかになるのです。いざお店へ。

 

カツオと日本酒があれば、それでいい

訪れたのは、その11店舗あるうちの新宿店。ちょうど新宿ピカデリーの隣のビルに店舗を構えており、そこそこアクセスしやすい場所。歌舞伎町に行くと怖いので、むしろ新宿三丁目方面に逸れたほうが何となく安心できるのは僕だけかしら。

友人と待ち合わせてからお店に向かってみると、平日20:00過ぎということもあってか、すでに満席。何人かのグループが入り口に来ては諦め、来ては諦め……を繰り返し帰って行く様子を眺めつつ、待つことしばし。威勢の良いおにーさんに呼ばれて、席に通されました。

ほっかほかのおしぼりを手渡しで受け取ったあと、おにーさんから簡単なお店の説明と、おすすめ料理の提案タイム。かと言って無理に勧めることはなく、「よろしければ先にお飲み物は……?」ということで、友人はビールを、僕は文旦サワーを注文。四国は柑橘類の天国やで。

乾杯ののち、しばらくお互いに近況報告をしつつチビチビとお酒を口に入れ、いろいろな意味で温まってきたところで料理を注文。友人が何度か来たことのあるお店ということもあり、ほぼ丸投げでござる。……冒頭の話じゃないけど、詳しい人に任せるのが安定安心なので。僕の「とりあえず、だしまきたまご!」は聞き入れられました。

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──で、最初に来たのが、こちら。
これが噂の、藁で焼かれたカツオのタタキ

「お醤油で召し上がるよりは、ぜひ塩で!」と説明しているときの店員さんの目を、僕はよく覚えている。1年前に高知のひろめ市場で見た、「マジでうまいからワシの言うとおりにして食ってみんぜよHAHAHA!」って目と同じだ。マジなやつだ。

……でも、そうは言いましてもね?
ここは、高知・ひろめ市場からは800kmも離れた、大都心・TOKYOですからね?

さすがに1年前ほどの「THE 美味!」といった衝撃はないだろうと思いつつ、話半分に口に入れるわけですよ。もちろん、お塩を付けていただくわけですよ。

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……お?

 

 

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……おおおおおおおお!?

 

 

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ああああああああああああああ!!??

 

 

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うまい!!!! テーレッテレー

 

 

……いや、マジですんませんでした。おいしいです。「普通においし〜」でも「結構うめぇな〜」でもなく、ガチで “美味” です。思わず声が大きなるくらいに絶品です。これは、何度でも通って食べたくなる味だ。

先ほどからちょいちょい話に出ている「本場のカツオのたたき」と違う点を挙げると、なによりも「香ばしさ」が違う。口に入れた途端に広がる藁の香りと、噛めば噛むほど鼻を通って抜けていく芳醇さが色濃いのです。

昨年、ひろめ市場で食べたタタキも香り豊かではあったのだけれど、どちらかと言えば「素材の味」で勝負をしている印象が強かった。今回いただいたカツオは、その点では微妙に見劣りするのかもしれない。けれど、その場の「藁焼き」によって引き出された味わいは、それをカバーして余りあるのではないかしら。

もちろん、他の料理もおいしかったです。

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山芋の土佐漬け

見た目の印象とは裏腹に、口に入れると山芋のサクッとした食感と粘りを感じて驚いた。思いのほか、あっさり系。

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合鴨の炭火焼

友人の「茄子味噌がヤバうま」との言に対して、「すまんが茄子も味噌も苦手なのだよ……」と返しつつも、食ってみたら、ハマった。食の好みを超えた。

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鯨の竜田揚げ

歯ごたえが柔らかく、いくらでもモグモグできる。すっきり系の日本酒との組み合わせが良さそう。

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文旦シャーベット

癒やし。

 

そんなこんなで、たっぷりと3時間は土佐料理に舌鼓を打ちつつ、まったりと過ごすことができました。その間、友人おすすめの日本酒・司牡丹をひたすら飲みまくっていた格好。あかんこれ。何合頼んだか覚えていない。お会計は良いお値段でした☆

客層を見たかぎりでは、団体客あり、仕事帰りのサラリーマン2人組あり、大学生らしいカップルありと、いろいろな人が使っている様子。

店員さんも(うるさすぎない程度に)愛想が良く、週末でない平日中日の夜にも関わらずそこそこの人数が走り回っており、サービスも悪くないです。全国展開している普通の居酒屋チェーンに入るくらいなら、まずこちらを選択肢に入れたいくらいの感覚ですね。如何せん料理もお酒もおいしいので、お財布の紐には要注意。

他にも品川や六本木、九段下に銀座などにも店舗があるそうなので、良かったらぜひ。

 

店舗情報・予約・クーポン情報

※参考:食べログぐるなび

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