「洞窟物語 つきのうた」をアレンジしてみた ‐ ニコニコ動画:GINZA
今宵は中秋の名月。こちらのお空のお天気模様はちと怪しいですが、雲の隙間からチラリと顔を見せてくれるお月様はニクいやつ。
エr……偉い人は言いました。「パンチラは、その絶妙なチラリズムがあってこそ男ゴコロをくすぐる美が演出されるのであり、パンモロは下品なだけ」だと。そう考えれば、今宵の“月チラ”もいとおかし。つまり、お空の雲のスカートを覗いていると想像すれば……ぐへへへへ。
はてさて、「月」が話題になっている今日この頃、ブログに書くならばやはりテーマは「月」。それも気を利かせて――例えば、「『月』が題材となっている小説○選!」なんて記事が投稿されていてもおかしくはない頃合いでござる。うん、紹介記事は大好物です。
ところがどっこい。「よっしゃ!月っぽい本やな!」と思い立って本棚に視線を移してみれば、意外にも「月」の文字が見当たらない。
強いて挙げるならば、ライトノベルの名作『半分の月がのぼる空』に、森絵都さんの『つきのふね』、それと受験勉強中に現代文の設問として読んでおもしろかったため衝動買いした、あさのあつこさんの『弥勒の月』くらいかしら。あれま、思いのほか少ないっすね。
逆にアニメやマンガで考えると、割とたくさん「月」に関連した作品が出てくるのだけれど。ごめんね、素直じゃなくて。しかも作品名を挙げずとも、だいたいその役割は似ているような。
月そのものが舞台になっているか、月から敵性生物が攻めてくるか、月本体が地球に落ちてくるか、月光を媒介として必殺技をぶっ放すか、戦闘中の余波で月が木っ端微塵になるか。……あれ? 月の扱い、結構ひどくね? あんなにキラキラ輝いて美しいのに。――そうだ、僕がキラだ。
むしろ「月」のイメージとして真っ先に脳裏に浮かぶ……もとい、耳に蘇ってくるのは、「月」に関連した楽曲群。なんちゅーか、星も合わせて、夜空とか月とかって象徴的に歌詞に登場するよね。君と二人で「イマ」というほうき星を追いかけちゃう感じ。オーイェーアーハン*1
「月」に限れば、自分の中で決まって一番最初に思い浮かぶのは、この曲。フリーゲームの金字塔『洞窟物語』*2より、終盤に聴くことになるステージBGMでござる。初めて聴いてからもう10年は経っているけれど、今でもよく聴く一曲です。
いやね、タイトルを読んで字の如く、それまでずーっと“洞窟”を探検していたところに、ストーリーの流れも含めてアツくなってきた次の瞬間に、ついに初めて“外”に出たときの謎の感動たるや。そこで流れ出す、このメロディでござる。うっほー!手をつないで行っちゃうよ!燃えるような月の輝く丘に!*3
あ、『洞窟物語』は9月30日に、3DSで何度かのリメイク版が配信されるよ!
ボーカロイドたちがオリジナル曲をセッションしたようです ‐ ニコニコ動画:GINZA
あと、この数年だと、ココアシガレットPことGYARIさんの「月光ステージ」が大好き。pixivのマンガと一緒にYOU sessionの頃から追いかけていたので、この動画で完全に固定ファンになりますた。CDも同人誌もだいたい買ってます!
楽曲と物語の良さは言うに及ばず、「音楽って楽しいよね!」を体現したような動画がたまらん。そこに“ボーカロイド”というキャラクターを置いているにも関わらず、まったく違和感なく、誰にでも楽しめるひとつのコンテンツになっているのではないかと!
作業用BGMとしてお世話になってます(CD買ったよ!)/ボーカロイドたちがただ2コードくりかえすだけ - YouTube
――はい、というわけで、もはや「月」でもなんでもない、「ぼくのだいすきな“月っぽい”おんがく」の話になっておりましたが、文字数も程よい感じなのでこの辺で。いい夢見ろよ! ぐっない!