ぐるりみち。

日々日々、めぐって、遠まわり。

奥渋谷『APPLE&GINGER』で食べる、りんごと生姜のやさしいカレー

f:id:ornith:20160120180402j:plain

 池袋はホーム。新宿は飲み屋街。渋谷は落ち着かない。
 ――自分にとって、山手線の西側エリアのイメージはこんな感じ。

 

 渋谷の何が落ち着かないって、どの道を行っても人だらけなんだもの! 道が狭く、いろいろなお店がごった返している感じは割と好き。でも同時に、混雑を避けて裏道を使おうにも、どの道に入っても人波がヤバい。人混みに流されて変わっていく私をあなたはときどき遠くで叱って!

 そんな渋谷も、「奥渋谷」まで行けば落ち着ける。道玄坂下から東急百貨店方面へ向かい、右手に逸れた道の先。週末はそこそこ人通りもあるものの、センター街と比べれば静かでまったり空間が広がっている。ひとりで入るには勇気が必要な雰囲気だけど、見るからに素敵なお店も多い。

 先日、用事の前にお昼ごはんを食べようと奥渋谷をぶらぶらしていたところ、「これは!」というお店を発見したので、突撃してまいりました。レッツとなりの昼ごはん。

 

渋谷駅から徒歩15分、通いたくなるジューススタンド

f:id:ornith:20160120180211j:plain

 渋谷駅から徒歩15分。代々木公園のほど近くに位置する神山町の商店街、その一角にあるのが、こちらのお店でございます。

 

f:id:ornith:20160120180210j:plain

 たくさんのりんごが存在感を放つ、ジューススタンド。
 それが、「APPLE & GINGER」さん。ロゴがおしゃれなんやで。

 

  • りんご:出荷量日本一を誇る青森県のりんご農家と直接契約し旬なものを使用
  • 生姜:出荷量No.1の高知県産にこだわり南国の太陽を浴びた活力のある生姜『土佐黄金虚蔵II』を使用(MENU - Apple & Ginger

 

 店名にもあるとおり、扱う食材は「りんご」と「生姜」がメイン。青森産のりんごと高知産の生姜をふんだんに使った、フレッシュジュースが看板メニューだそうな。

 “りんご”よりは“みかん”派である自分ですが、そんなことより気になったのはフードメニュー。カレーとタコライスの2品が提供されているそうですが、そのいずれにもやはり「りんご&生姜」を使っているとの説明書き。りんごはともかく、カレーに生姜……? ピンと来ないでござる。

 というわけで、突撃ランチしてきた。

 

“やさしさ”を感じるピリ辛カレーに、スプーンが止まらない

 入ってみると、かなりこじんまりとした店内。カウンターと窓際の椅子の数を数えても……6、7人くらいしか座れないんじゃないかしら。ご近所さんらしいお客さんの姿がありましたが、自分1人だったので問題なし。おじゃましまーす。

 注文したのは、「アップルジンジャージュース」と、「リンゴと生姜オンリーのオリジナルカレー」。セット価格で1,000円でした。前会計。

 ジュースに使うりんごは日によって違うらしく、この日は「王林」と「ふじ」の2種類から選べるとの話。前者は甘め、後者は酸っぱめという説明があったので、「ふじ」のほうを選択。普段なら前者にするところですが、食事と合わせた飲み物が甘すぎるのもどうかなーと思ったので。

 

f:id:ornith:20160120180208j:plain

 先に出てきたアップルジンジャージュースをいただきつつ、外を眺めてまったり。渋谷駅前の喧騒が嘘のような静けさやなー……などと、ぼけーっと考えつつストローを加えてみたら……おおお!? なんだこれ!? ジンジャーなのにやさしいぞ!!

 喫茶店などで口にする、濃いめの“自家製ジンジャーエール”なんかと比べても、鼻に抜けるほどの生姜の風味は同じように感じられるのに、あの独特の辛さがまったくない。同時に感じられるリンゴの酸味&甘味もさわやかなもので、だけど最後にはジンジャーの後味が残る。

 つまり、文句なしにおいしい。これなら、生姜の辛さが苦手な人でもごくごく飲めると思う。夏場はたまらないだろうなー……と考えて、冬なのにCOLDで頼んでしまったことを軽く後悔。だって、ここまで結構歩いて冷たい飲み物が欲しかったんだもの。でもおいしい。次はHOTにしよう。

 

f:id:ornith:20160120180207j:plain

 程なくして、カレーが到着(サラダ付)。メニューの説明書きによれば、りんごと生姜の繊維のみを具材として、“植物性オンリーのカレールーで作られた健康にこだわったビーガンカレー”だそうな。……健康志向過ぎてなんかこわい! でも食べる! おいしそう! ――はたして。

 一口目の印象は、「まろやか」でござった。刺激的なスパイスは感じられず、お肉や野菜がゴロゴロと口に飛び込んでくることもなく、白飯とルーの味わいだけがすんなりと感じられる。……と思いながらもぐもぐしていたら、なんかきた! やっぱりこれ、生姜だー!!!

 

f:id:ornith:20160120180209j:plain

 具らしい具は、パッと見ても、口に含んでも感じられないのに、そこに“いる”ことは間違いなくわかってしまう、りんごと生姜。まろやかな甘さと、ちょっとしたピリ辛加減が同居した、なんとも不思議でやさしい味わいのカレーライスでございました。やべえ、具がないのに、飽きない。

 辛さの度合いに関しても、生姜の成分としては風味の印象が強く、主だった“辛”味はカレールーからきているように感じました。それも、ピリ辛程度。一般的な「中辛」ですら水が手放せない自分でもどんどん食べられるくらいなので、辛いのはちょっと……という人でもイケるはず。りんご先輩の“甘”味も、しっかり自己主張してますよ!

 正直、ジュースを飲みに行くだけでも訪れる価値があるので、おそらく再訪します。次はタコライスをいただこうかしら。ごちそうさまでした!

 

店舗情報

関連ランキング:カフェ | 代々木公園駅代々木八幡駅神泉駅

 

関連記事