花粉症対策に効果あり?『朝のYoo』を試してみた


朝のYoo 買ってみた

──花粉症歴は、もう何年になるのか覚えていない。

もともとアレルギー性鼻炎持ちでありながら、3月から4月末くらいにかけては特に酷くなるのが例年の自分。否でもマスク人間として過ごさざるを得ないこの季節は、つらい。

にっくき花粉を打ち倒すべく、過去に講じた策は数知れず。

甜茶を飲み、カスピ海ヨーグルトを食べ、鼻うがいは欠かさず、丑三つ時には藁人形の鼻に五寸釘を打ち付け、もちろん耳鼻科にだって行っていた。

しかし結果は、「耳鼻科でもらう薬以外には目立った効果がない」というもの。その薬ですら劇的に症状が改善するわけでもなかったため、しばらくは耳鼻科から足が遠のいておりました。薬代も安くありませんしね……。

そんな自分に救いの手が舞い降りたのは、数年前のこと。花粉とは関係なく、ある飲料を飲みはじめたところ、「あれ? なんか効果あるっぽい……?」とそれなりに症状の改善が見られたのです。

──それがこの、『朝のYoo』です。

 

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お腹の調子を整えようとしたら、鼻水が出にくくなった

 

きっかけは、ずばり「下痢」でした。

当時、大学生だった自分。就活やら論文やら色恋やらのストレスによって精神的に参ってしまい、お腹の調子を崩していた時期があったのです。

そんなときに頼りになるのが、おなじみ乳酸菌。ヨーグルトやヤクルトといった乳酸菌食品の力を借りることによって、便通の改善を図ろうとしていた格好です。

 

ところがある日、企業の研修合宿で、乳酸菌を手に入れることができない場所に滞在することに。

 

そこは、ろくに飲食店もなく、コンビニすら見当たらず、近くにあるのはいくつかのメーカーの自動販売機のみ。残念ながらその中にヤクルトはなく、コカ・コーラ、サントリー、伊藤園の自販機だけ。つまり、乳酸菌飲料の選択肢がほぼなかったのです。

そんな絶望的なラインナップのなか、目に留まったのがこの『朝のYoo』でした。

試しにしばらく飲み続けてみると、下痢に悩まされることもなかったため、腸内環境の改善には効果があるらしい。その場ではよかったよかったと喜んでいたのですが……なんとそれだけでなく、別の症状までもが改善されていたのです。

──そう、それが「花粉症」でした。

 

とは言っても、偶然かもしれない

とは言え、そこで安易に『朝のYoo』を信じる自分ではありませんでした。そんな簡単に花粉症が改善されるとも思えず、「偶然」の可能性を考慮したわけです。

たとえば、ちょうど花粉の飛散量が少ない日が続いていたとか。あるいは、その年の飛散量自体が少なかったとか。はたまた、ストレスが緩和されたことで精神状態に変化があり、花粉症の症状も落ち着いたとか。

真相は不明だけれど、試してみる価値はある。

そこで、翌年も花粉の時期には『朝のYoo』を飲むようにしてみたところ、「なんとなく例年よりはマシな気がする……?」程度の実感はありました。「たまに飲む」程度だったため、効果のほどはわかりません。

朝のYoo 伊藤園
伊藤園・チチヤス 共同開発品「朝のYoo」

 

また、商品に含まれる「フェカリス菌」という菌が世間的には「花粉に効果あり!」と謳われているそうですが、それもどうなのかしら……と。

過去に「効果あり!」と言われて試した甜茶やヨーグルトは意味なかったし、考えてみると、伊藤園と言えば悪名高き「水素水」を取り扱っているメーカーでもあります。お茶は好きでよく飲んでいますが、それ以外の商品については若干の不信感も……。

まあ、それでも試してみる意味はありそうなので、今年は継続的に飲んでみるつもりです。おそらくは「花粉症に効く」と言われている他の商品と同様に、「効果には個人差がある」飲料のひとつなんじゃないかと考えていますが──自分には効果があったらいいな、と期待しつつ。

 

買ってみた

朝のYoo 買ってみた 紙パック1

──というわけで、実際に買ってみました。

自動販売機で売られているのは小さなボトルタイプですが、こちらは200mlの紙パック。コンビニに並んでいる『野菜生活』や『調整豆乳』と同じサイズですね。

朝のYoo 買ってみた 紙パック2

パッケージを見ても「花粉症にいいぞ」的な文句はないどころか、そもそも「フェカリス菌ってなんぞ?」の説明もありません。でも、味はおいしい。

 

何はともあれ、実際に買ってしまったわけだし、好みの味でもあるので、しばらくは飲み続けてみようかな、と思います。少なくとも、ここ数日はお腹の調子も良い気がするし。もしプラシーボ効果だとしても、それで症状が緩和されるのなら儲けもの。

 

 

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