昨日は、大学のサークルの先輩の披露宴に参加してきました。
会費制の2次会なのかよく分からへん!と前日にネットでいろいろ検索していたら、どうやら「1.5次会」というものに当たるらしい。
「結婚式披露宴ほどフォーマルではないが、2次会ほどカジュアルではないパーティー形式の式」 といえるでしょう。
「2次会」の括りじゃダメなのかしら……。無職・貧乏・非モテと三拍子が揃った僕からすれば「結婚」なんてもはや異世界の文化としか感じられないので、その辺の機微の差異が読み取れないのだけれど。こんな時に役立つので、やっぱり着物は最強ですね。今回は着なかったけど。
披露宴自体は滞りなく進行し、先輩にもそれとなく挨拶し、あとは親しい同期組でまったりと飲み食いしていた形。……会費分!会費分だけは食っていかねば!とひたすらぶっ込む貧乏性。だって、もう口座に(ピー)円しか残っていないんだもの。死ねる。
個人的に、冠婚葬祭の類は“やって当たり前”のもの(=やらなくてはならないもの)とは思わないけれど、“やったら楽しい”すてきな場所だと思うのです。
その場に集まった人、それぞれに繋がりはなくとも、みんなで同じ方向を向いて、同じように祝福しながら、自分自身もその空気感を楽しむような。この辺の考え方は、先日の忘年会云々と類似のものかにゃー。
先輩と話して、自分の知らない知人・友人と話しているのを見て、新しい発見・刺激を得られるという充足感。披露宴特有のふわふわした幸福感も吸い込んで、とても気持ちの良いひとときを過ごさせていただきました。ごちそうさまでした。
で、その後は僕らサークル組だけ集まって、20人ほどでわらわらと2次会へ。
大半の人にとっての“飲み会”って2種類あると思ってて、まあ単純に「楽しい飲み会」か「つまらない飲み会」かどうかって話なんだけど、昨晩は完全に前者でございました。
ほどほどに酔っ払った状態でお店に入ったせいもあるとは思うけれど、だいたいが気の知れた間柄同士で、久しぶりにお会いする先輩方も多いものの、大学生当時のようにゆったりまったりと話せるような。
なんやかんやで、卒業から数年が経っても変わらず話せる関係性っていうのは貴重でかけがえのないものなんだなー、と。昔っから「5歳上以内くらいまでの歳上が苦手」という謎の苦手意識を持っていた僕も、そこそこ腹を割って話せるってのは我ながらすごい。
で、終電ちょっと前には解散。集まった中では僕らの学年が一番後輩ということもあり、先輩方に奢ってもらってしまった。ありがとうございます。マジ助かります。貯蓄残高が(ピー)円なので。
気持ちの良い集まりがあった後は、ちょっとお散歩したくなるのがいつもの僕。とっとこ歩いて、東京タワーの下まで行ってきました。スカイツリーに浮気して以来、何年ぶりだろう。
もう23:30を過ぎようかという時間帯にも関わらず、道路脇にはめっちゃ車が止まってるし、あちこちでカメラを構えているおっさん、カップル、おっさん、おっさん、カップル、おっさんがいっぱい。なんじゃこりゃ。いったい何が始まるんです?
──と、橙色に照らし出されそびえ立つ鉄骨を見上げて察した。なるほど、月ですね。
もう何年も連れ添っている相棒のコンデジちゃん(半壊)では良い写真が撮れなかったけれど、昨晩はちょうど満月。急に冷え込んだこともあって、ものっそいきれいな月が見られたのでありました。すてき。ぼっちだけど。わぁい。
そして終電で帰った頃には頭が痛くなってきて、結構飲んでいたらしいことに気づくというパターン。そのままぐーすかぴー。
翌朝起きてもやる気が出ず、今日はこんな感じで日記を書いております。ちょうどいま読んでいる本がおもしろくって、今日はその感想を書きたかったのだけれど。このテンションじゃ、それも無理でした。そうだ、ポケモンやろう。
逆にどれだけ酔っ払っても、消化不良の飲み会の翌日はめちゃくちゃやる気出していろいろ取り組んでいる傾向にある。自分なりの「埋め合わせ」的なよく分からない感情が働いているのかしら。昨日ダメだったから、今日はやる!と。それが、無関係な物事でも。
その点、昨日はそれだけ楽しい飲み会だったんでしょう。学生時代だったら、「このままオールだー!」となるところだったけど、そこはみなさんおとなしく帰ります、と。この辺りだけはやっぱり変わったのかな。あたくしは相変わらずの学生気分ですが。うふふ。
というわけで、月曜日からまた1週間、がんばるぞい!