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スプラトゥーンを買って10日、FPS初心者として“キレイに汚す”を楽しむ

 勢いのままに『Splatoon(スプラトゥーン)』を購入し、早くも10日が過ぎた。

 

 ゲームを起動すればほとんどずっとオンライン対戦に潜り、現時点で到達できる“レベル”的要素の最高値であるランク20まで到達。今はいろいろな武器を試しつつ、ハイレベルなガチ勢プレイヤーにもみくちゃにされているところです。ちょー楽しい。

 正直なところ、こういったガンシューティングゲーム、いわゆるFPS/TPSジャンルのゲームは経験が少なく、あまり得意ではありません。そもそも3D酔いやすい体質ということもあって、昔から敬遠していたという事情も。でも今や、気づけば遅くまでプレイしているというハマり具合。最高じゃなイカ。

 

スプラトゥーンのせいで、7年ぶりに据置型ゲーム機を買った - ぐるりみち。

1日でランク15とかどんだけやったんですかwww

2015/06/04 23:25

 

 そんなわけで、購入から10日。FPS/TPSゲームと言えば、『ゴールデンアイ007』(NINTENDO64)や『トイ・ウォーズ』(PC)くらいしかプレイしたことのない自分から見た、この『スプラトゥーン』というゲームの魅力と思うことをざっくりとまとめました。

 

 

隅々まで、くまなく、“キレイに汚す”

インクを撃って床や壁を塗る。スプラトゥーンの基本アクションである「塗る」行為それ自体がまず、人間の本能に基づいた「楽しさ」がたくさん詰まったアクションなのだ。だから塗るのが楽しい。 

スプラトゥーンが受け継いだマリオ式収束型ゲームデザイン - ニカイドウレンジ公式ブログ) 

 

 『スプラトゥーン』の最大の特徴にして魅力、そしてゲームシステムの根幹をなしているのが、この「塗る」という行為。

 プレイヤーが操作するイカしたキャラクターが持つのは銃火器ではなく、どこかオモチャじみた、ポップなデザインの“ブキ”。そこから発射されるのも、対象の脳天に風穴を空ける実弾ではなく、色とりどりの“インク”である。

 

 ゲームのシステム面についてあれこれと考察する以前の問題として、この「塗る」という行為がなんというかもう、むちゃくちゃに楽しい! とにかくそれだけ! 最っ高にイカしてるぜ!

 

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Splatoon(スプラトゥーン)

 

 「インクを塗る」と言うと、なんだか単調作業で飽きてくるようにも思えるけれど、高低さのあるステージを多種多彩なブキでもって、仲間と協力して塗り塗りしていくのはすごくおもしろい。

 もちろん敵も塗り返してくるので、互いに相手の動きを予測して上塗りしあうことになる。液体をぶっかけるでもなく、ペイント弾で塗料をぶちまけるでもなく、ベチョベチョの“インク”を塗る。もう10日になるけれど、それだけの基本的な操作ですら、まったく飽きが来ない。

 

 プレイヤーによって、“塗り方”に差が出るのもおもしろいところ。最初っから隅々まで几帳面に塗ろうとする人もいれば、より広範囲を塗るべくインクをまき散らしていく人もいる。中には周囲へ目もくれず、まっすぐ前線へとツッコんでいく獅子奮迅としたイカもいる。イカだけど獅子。

 

 そもそもガンシューティングゲームと言えば、基本的な目的は「敵を倒す」ことだ。複数人のプレイヤーによるチーム戦で、中には陣取りや特定の条件を協力して達成するミッションのようなモードもあるが、勝利条件として「Kill数を稼ぐ」ことはシンプルにして最大の貢献となる。

 しかしその一方で、『スプラトゥーン』においては「倒した数」はそこまで重視されない。特定のエリアを奪い合うモード「ガチエリア」においては、敵を行動不能にすることで戦局を有利に運びやすくはなるものの、どんな場面においても重要視されるのはとにかく「塗る」ことの一点である。

 

 移動範囲の確保、インクの補給、敵の足止め、隠れ場所などなど、ただただ「インクを塗る」行為のすべてがチームへの貢献となるため、誰もが「倒す」ことに執念を持って突っ込む必要がない。

 何よりこのシステムによって、『スプラトゥーン』が初心者からガチ勢まで幅広い層のプレイヤーの支持を集めていることは間違いないと思う。この点は、上記記事でわかりやすくまとめられていますね。

 

 何はともあれ、この「塗る」という操作ひとつ取っても刺激的で楽しく、しばらくはやめられそうにない。隅々まで、くまなく、自分たちの極彩色で世界を塗り上げなイカ?

 

もはや別ゲー?動きも立ち回り方も変わる「ガチエリア」

 

 2チームに分かれて、塗った面積を競い合う基本的なゲームモードが「ナワバリバトル」。それに加えてもうひとつ、ステージ内の特定エリアを奪い合う「ガチエリア」というモードが現在、実装されている。

 どちらかと言えば、こちらのほうが上級者向けと言われる対戦モード。その所以は、もはや別のゲームなんじゃないかと感じるくらいに、動き方もブキごとの立ち回り方も、大きく変わってくることによると思う。

 

 と言うのも、ステージ全体を舞台に「塗った面積」を競うナワバリバトルなら、あえて主戦場を避けて“塗り”に徹することもできる。

 手元のゲームパッドでインクの動きを見て、まだ塗られていないところ、相手プレイヤーがいなさそうなところへ向かって塗りたくり、チームに貢献することも可能だ。で、スペシャルウェポンが使えるようになったら、背後から忍び寄ってヒャッハー! と殴りかかるのも楽しい。物陰からのダイオウイカは心臓に悪いのでやめてください。

 

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Splatoon(スプラトゥーン) | 選べるブキとギア

 

 しかし、ガチエリアの場合、塗るべきエリアを絞ることで主戦場がその周辺に固定されるため、自分も相手も動きがやたらと好戦的に、それこそヒャッハー! な勢いで猪突猛進するようになる。イカだけど猪。

 インクを塗るメインウェポンだけでなく、ビーコンやトラップ、スプリンクラーといったサブウェポンの使い方もより重要になってくるので、活動エリアは狭まるものの、立ち回り方に関してはより幅広くなる印象が強い。嫌らしい場所にトラップを設置したり、スプリンクラーを囮に背後から奇襲をかけたりと、やたらとサブウェポンを駆使して無双している人がナワバリバトルよりも多い気がする。

 

 なので、さまざまなブキの立ち回り方や扱い方、敵の倒し方を学ぶのであれば、あえてガチエリアで積極的に揉まれに行くのもいいかもしれない。

 僕自身、現在進行形で揉まれております。“ガチ”とは言えランクごとに腕に差はあるし、うまいプレイヤーに限らず、何度倒されてもランクを上げるべく繰り返し挑戦する骨のある人が跋扈していて楽しい。イカだから骨ないけど。

 

 ガチエリア内で倒されると、泣きたくなる。すごイカなしい。

 

“スルメ曲”が多く、デザインも相まって盛り上がる二次創作

 また、デザインからして「なんか任天堂っぽくなくなくない?」という第一印象を持ったけれど、ゲーム中のBGMもなんだかシャレオツ。最初はちょいと戸惑ったけれど、意外と耳に残って困る。二枚貝〜。

 ずっと同じようにネット対戦ばかりしていると、どうしても同じ曲ばかりを耳にするため、徐々に飽きてくるんじゃないかという懸念もあった。けれど、続けてプレイしていてもそんなことはなく、むしろハマっていく一方。中毒性高し。下の動画だと、6:10くらいから始まる曲が好きです。

 

 

 何より、先日クリアしたばかりのヒーローモード! 終盤の演出に音楽を混ぜてきたのは、個人的に最高でござった。ラスボス戦は「ネタか!」と吹き出すところだったけれど、後半戦からエンディングに至るまでの流れは大満足。何度もプレイしたい。

 加えて、二次創作界隈も盛り上がっているのが印象的。名前付きのオリジナルキャラクターは少ないものの、ゲームプレイ中の「あるあるネタ」や、いろいろとネタにしやすい「イカ」要素が、うまい具合に創作者の創作欲求を刺激しているように見える。イラストだけでなく、早くもアレンジ曲が多く投稿されているのは嬉しい。シオカラ節は至高。

 

浸透圧アゲていくぞ!フェスで戯れる

 当初はゲーム機本体と一緒にまとめ買いをするという、勢いで「やっちまったあああああ!」な感じがあった。でもでも、なんやかんやで10日。想像以上に楽しめているし、むちゃくちゃハマっている自分がいる。後悔なんて、あるわけなかった。

 そして現在、公式による企画イベントとして「フェス」が絶賛開催中。ほどほどにプレイし、慣れてからイベントに乗り込めるという点、買ったタイミングも良かったのかもしれない。帰ったら早速、参加しないと! ごはん派の皆さん、どうぞよろしゅうお願いします。

 

 

 何はともあれ、シリーズもの以外のゲームとしては久しぶりに、据え置きゲーム機としては7年ぶりに、ドハマりしております、『スプラトゥーン』

 買うか悩んでいる方は、今のうちにこのビッグウェーブに乗るのもいいのではないかしら。プレイ時間がそのまま実力に反映されることもなく、自分の好きな時間に、自由気ままにプレイできる対戦ゲームという点、社会人にもおすすめできる内容かと。

 

Splatoon(スプラトゥーン) [オンラインコード]

Splatoon(スプラトゥーン) [オンラインコード]

 

 

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 それでは、ハイカラシティで会いましょう。イカ、よろしく〜。

 

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