ぐるりみち。

平成生まれのフリーライターのブログ。本・映画・マンガ・アニメの各種レビューに、旅行・グルメ・街歩き日記など。

女の子よりも柴犬とキャッキャウフフしたかった少年時代

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 犬派 vs 猫派。紅茶党 vs 珈琲党。きのこ厨 vs たけのこ厨。古今東西、遥か昔から人類はふたつの派閥に分かれて争いを続けてきた。それが個人の嗜好に過ぎず、憎しみは何も生まないと知りながらも、互いの優劣を巡る諍いは今なお絶えない。

 なかでも「犬か猫か」というトピックは、時に論争を巻き起こすセンシティブな話題でもある。普通に「かわいいよねー!」「ねー☆」と話すだけならば平和なものだが、特定個人を動物に例えようとすると、しばしば拒否反応を起こす人も少なくない。

 曰く、「俺が犬だぁ!?そんな上司に尻尾振ってキャンキャンしてるように見えるってか!」「猫なんて冗談じゃないわよ!あんな自分勝手でフラフラして、せっかくかわいがってたのにどっか行っちゃっ……て……ウワアアアアン」みたいな。まあ最終的には「でも、犬も猫もかわいいよねっ?」で完結するのですが。うむ、かわいいは正義

 

 さて、自分はと言えば、猫好きの父親の英才教育にほだされることもなく、真っ当な犬好き人間として成長してまいりました。

 いや、猫も好きっすよ? 親父も妹も昔からにゃーにゃーうるさいので、いつの間にか語尾に「にゃー」を付ける癖が今も直らないし(キモい)、旅先でニャンコと遭遇すれば全力で写真撮影に臨みますし。お、そこのおニャンコ氏、いい肉球持ってますねえ。いいよいいよー、そのムスッとしながらもカメラ目線を忘れないプロ猫の佇まい、そう!僕は君の写真をカメラに収めるためにはるばるやってきたのだ!ひゃっはー!……ってなるくらいには。

 

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猫とダンボーと尾道で(ぶらり四国旅 その1) - ぐるりみち。

 何の話だっけ――そうだ、犬だ。ワンコかわいいよねワンコ。

 

 幼い頃に「○○(動物)欲しい!飼いたい!」と親にねだったことのある人は少なくないと思うけれど、自分も他聞にもれず。

 幼稚園で『クレヨンしんちゃん』の“ケツだけ星人”のマネをして若い女の先生にドン引きされていた頃だったろうか*1。「おいぬさんほしい!おいぬさん!!」と母親にねだったような、ねだっていないような、記憶があるような、ないような。とりあえず、初めて「ほしい!(飼いたい!)」とねだった動物が「犬」だったことは間違いないんじゃないかと思う。あい・うぉんと・うんこ。間違えた、ワンコ。

 

 でもそこはやはり、おなじみの反応が母親から返ってきてたんじゃないかと思う。「ちゃんとお世話できないでしょ!ダメ!」的な。いや、違いますね。それ以前に転勤族で集合住宅住まいだったから、「まわりのおうちに迷惑になっちゃうからダメなのよ〜」といった論調で諭されていたような気がする。たぶん。

 幼心ながら、「引っ越しが多いことで両親はいろいろ苦労しているらしい」ことを感じ取っていた自分は、割とすんなりと納得して諦めていたはず。数年後、今度は妹が「ねこほしいー!」「きじねこがいいー!」「ハム○郎ー!!」と駄々をこねていたような覚えもありますが。聞き分けのいい子でした。僕は。

 

 ところが中学生になると、また「犬飼いたい欲求」が蘇ってくることになる。中学1年生の頃、クラスで若干孤立気味だったせいかもしれない。家に帰ったら尻尾をふりふりしながら迎えてくれる。学校生活がうまくいかないときに寄り添ってくれる。意味もなく走り回りたいときに付き合ってくれる――そんな犬の存在を渇望していた。わんわんお!(∪^ω^)

 そんなこともあり、当時の自分は恋愛や異性には無頓着。中1男子と言えば、エ口心が臨界点突破寸前とも言える時期。発育のいい女子をチラチラ見てあーだこーだと話したり、当時はまだ持っているのが少数派だった携帯電話を持ち込んで、アブナイ画像を見せ合っている輪にも無関心でござった。サッカー部の男子に「これ見てみろよ〜」と卑猥な画像を見せられても、本気で何だかわからず「?」と頭に疑問符を浮かべていたので。

 

 そう、僕は女の子よりも、柴犬とキャッキャウフフしたかったのです。 青春ってナンジャラホイ。特に柴犬な!モフモフな!

 

 ゆえに現在、幼い頃から変わらず持ち続けている夢のひとつに、「犬と仲良くなりたい」「叶うならば共に過ごしたい」というものがあります。

 もちろん、本気でペットとして飼おうと考える段階になれば、いろいろと葛藤も現れてくることでしょう。金銭的な面はもちろん、本当にずっと一緒に生活できるかどうか、相手の人生――もとい“犬生”を引き受けることができるかどうか。現実的に考えれば難しいことは明らかだし、好きなら好きで、何かの機会に出会ったときに触れ合えればそれでいいような気もする。友人のペットとか。

 

 何はともあれ、これからも僕は広く「犬」のファンであり続けるんだろうとは思う。漫画に登場する犬もだいたい好きになるし、犬耳キャラはジャスティス。あー、モフモフしたいにゃー。

 

 

 ふと思ったんだけど、その人の好きな動物と「○○耳」キャラって、相関関係があるのかしら……。あ、僕はアルルゥもエーリカもエクレもルドも小太郎も好きです。

 

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*1:平成生まれの男子はみんなやってるよね?……え?やってない?