
毎月恒例「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナー、今回は2026年6月編です。他の年の6月の振り返りも末尾に掲載しているので、お時間のある方はどうぞ!
今月のベストワン
#512【プロジェクト・キノ】 思い出振り返り雑談と、これからのこと【活動休止】
- 今井先生の読み切りがハチャメチャに最高すぎたのでみんな読んで読んで読んで〜〜〜!!
- 配信カルチャー、AI、ロボティクスといった現在進行系で注目を集めている文化と技術をベースに、「コミュニケーション」の本質に迫るかのようなお話。
- 自分のフォロワーさんってこの手の作品が好みな人が結構多い気がしているので、「ワシのことか!?」と今思ったそこのあなたはぜひぜひぜひぜひ!!!!
社会・時事
『ガイアの夜明け』に日本人初の『MTG』世界王者・黒田正城が出演していた。沢井製薬の副部長だから。大手医薬品メーカーの偉い人とカードゲーマー、よきお父さんの三足の草鞋
- カードゲームなんもわからんマンだけど、「大好きなゲームをずっと続けてきた人の、物事に対する向き合い方」のお話としておもしろかった!あと、そうとわかってからの職場でのエピソードがおもしろすぎる。
「J-POP世界進出」の解像度を上げまくったら、5つの「別のアメリカ」が出てきた
- 近年、メディアで話題になることも多くなった、「今、世界でJ-POPがアツい!」というムーブメント。一見するとジャンル全体の大きな盛り上がりであるように見えて、個々のアーティストの事例を切り分けて捉え直すと、まったく別の現象である――との話。おもしろいなー。
電動アシスト自転車のように足が前へ出る、14万円のAI外骨格を高尾山で試してわかった実力と課題 | ライフ
- この手のプロダクトって高価な印象があったけど、14万円で買えちゃうんだ!? 電動アシスト自転車のたとえはわかりやすいなー。
- 高齢になって「歩く」ことのハードルが上がり、動く機会か減ればどんどん老いていくと言うし、こういう製品が普及することで健康寿命が伸びていったりするのかしら🧐
生活・学び
続・建物の汚れカタログ
- 街中で見覚えのある汚れの原因が言語化されていてすっきり!
- かと思いきや、気に留めたこともない「植物ワイパー」なる汚れ概念とも出会えて楽しかった。壁が白くなるやつも「何かの成分だろう」とは思ってたけど、名前付きの現象だったのか……!
「編曲ってなに?」FRUITS ZIPPERの大ヒット曲を手掛けたヤマモトショウさんに聞く
- 漠然と「こういうことやってるのかなー」と思っていた、「編曲」のお話。作曲との違いやおもしろさ、ギャラについてまで言及されていておもしろかった!
- 始めるハードル自体は低いのかーと思いつつ、でもその「数をこなす」が誰にでもできることじゃないんだろうな……。
“契約リテラシー”を子どものうちから養う――スマホからボタン1つで契約成立してしまう時代の学習ゲーム
- 「自分は大丈夫だろう」と思っていても平気で騙される可能性があるので、避難訓練じゃないけど、こういう体験をしておくのは大切なんだろうなー。
- あと微妙に関係ない話かもだけど、「読み飛ばす」クセがついちゃってるのって、ゲームやアプリの利用規約の存在が一員としてありそう🤔
インタビュー:たった1人で生み出す金属カメラ「スズキハンドメイドカメラファクトリー」の夢を聞く
- やってることが半端なくすごいのは言わずもがな、各方面に刺さりそうな一文だと感じてしまった。
秋葉原駅のホームにあるミルクスタンドには謎の魅力がありこの店が潰れないように必ず何かを買っている「ここの牛乳は美味しい」「海外でも有名らしい」
- 総武線ユーザーだった時代は秋葉原に行くたびに立ち寄ってたし、何なら今も山手線のホームからわざわざ上がって寄り道することもあるくらいには好きなスポット🥛
考え方
ここにない心が戻る過程を観察する
- なんかいい……とてもいい……絵柄がゆるいからか、挙げられている行為が絶妙に「日常だけど自分っぽくはない日常」だからか……。図書館のガコン……なにそれ知らない……気になる……。
「食べ比べない」を楽しんでみる
- なんだかわからないけれどすごくすっきりとした読後感を得られる読み物だった……! 何事においても「比べる」という動作が無意識にインプットされてしまっている日常に、縛りを設けることで不思議な深みが生まれているような。
なぜ、AIは頭が良い人が使うとより頭が良くなるのに、頭が悪い人が使うとより頭が悪くなるのか?
- タイトルだけ読んでスルーしそうになったけど、読み進めてみたら至極真っ当な、ツールとしてAIを使うことについての本質の話だった! “差が広がる本当の理由は思考停止条件の違いにある“との指摘になるほどなーと。
「歌のうまさ」の評価軸
- 「テクノロジーの進化によってボーカル表現の幅が広がり、歌唱力の評価軸が増えた」という話がおもしろかった。
- そしてそれ以上に、「物差しが一本しかないと、こぼれ落ちてしまう才能がある」という一文が刺さった。どんな分野でも当てはまるやつだ……!
インターネット
「VTuberが産まれるまで」に立ちはだかる“依頼”の壁。VTuberの親になる覚悟と、産まれる覚悟を訊いた
- SNSでもたびたび話題になる「料金表」事情のお話とかもあっておもしろかった!
- 自分はライターなのでまたちょっと別の立場ではあるものの、「どれだけ熱意があるか」「やりたいことがどこまで明確になっているか」は文面でも伝わってくるし、やり取りをするにあたって大切なポイントだと思う。
- むしろライターとしては、VTuberさんのインタビュー記事やイベントレポートを書くことで、「自分、こういう思いで活動やってます!」「実際にこんなことをやりました!」を第三者に伝えるお手伝いをする立場でもあるので、そのあたりがしっかりと伝わるような記事が書けていたらいいなあと思う💪
市場調査「今の若者は7割以上がVTuberを見ていない」への驚きに対して「3割から2割も見ていたら充分では?」「若年層は15歳から39歳なの?」など
- 昨日もタイムラインで流れてたけど、この話題に対するコメントがいろいろでおもしろいなー!
- 個人的には、「“VTuber”という括りで見ていない人も相当数いる」んじゃないかと思ってる。ゲーム実況とか歌ってみたとかVlogとか解説とか、「その人がYouTubeで好きで見ているジャンルの動画の中に、VTuberとして活動している人もいる(特別に“VTuber”と認識しているわけではない)」というような。
初めての個人開発アプリPassageがAppStoreランキングでInstagramを超えて1位を獲得した話
- Instagram超えはすごすぎない!?
- 「勝負とバズは時の運」だとしても、運を引き寄せるためにできることはたしかにあって、なるほどなあと思わされるお話。
エンタメ
「超かぐや姫!」を Claude Mythos (Fable) に見せて感想聞いたら現実がSFになった
- 何気なく読み始めたら、すんごく興味深い解釈が繰り広げられていて慄いてしまった。
- 月世界の「魂」を「退屈する能力」と定義しているのにはなるほどと思ったし、それをLLMである自身と結びつけて自己言及的に論じているのがハチャメチャにおもしろい。
- 「ユーザーの気に入りそうな回答を生成しているだけ」と言われたらそこまでなんだけど、それにしても“読み”の深さが尋常ではないし、本編を改めて観たくなるような考察と議論が本当に盛りだくさんだった。
『Forza Horizon 6』はいかにして「日本らしさ」を作り上げたのか: 文化アドバイザー山下恭子氏インタビュー
- SNSやYouTubeで評判を伝え聞いていて、自分ではプレイできてないタイトルだけど、すっごく読みごたえがあっておもしろいインタビューだった……!
- というかアドバイザーさんの適材適所っぷりがすごすぎません!? FFⅦからゲーム業界に携わっていて、ガチの車好きで……。
ヨコオタロウ氏が聞く『ドラゴンクエストVII Reimagined』はなぜこれほどすばらしいゲーム内アートを実現できたんですか?
- デザイナーというわけでもなければドラクエⅦもプレイできていない、そんな自分でも無茶苦茶おもしろく感じる、すんごい読み物だった……!
- 聞き覚えのあるツールや技術、技法の話なんかも多かったので、完全には理解できないなりにも「なるほどなー」とイメージできておもしろかった。
「アイマス」20周年 アイドルを企業に派遣する「オファマス」の波及力
- サードビジョンにも触れられていて、めちゃくちゃ詳しい記事! BtoB企業の事例とか詳しくは知らなかったのでおもしろかった。
アイマスPがアイドルマスターと地下アイドルのライブを比較した。
- なんとなく知ってる/知らない世界の交差点に掲げられた論考として、興味深く読めた。最後にえのぐが突然出てきて一瞬「!?」ってなったけど、そのまま読み進めたらむしろいたく納得させられてしまった。それは僕も見たい……!
他の年の「6月」を振り返る
- 2025年:寝台バス、旅行をしない日本人、チョコモナカジャンボ
- 2024年:きぬた歯科と広告、ハトを飛ばす会社、理想の老い方
- 2023年:Apple Vison Pro、日本の住所のヤバさ、AIで生成される“写真”
- 2022年:空前のお嬢様ブーム、言葉を知ることの大切さ、自分を愛するための考え方
- 2021年:30代にとっての“友達”、わからん科目攻略法、“オタク”になりたい若者
- 2020年:90年代東京の動画、ニコ動と青春、ホットサンドメーカー
- 2019年:おもしろがり力、不可解で不確かなもの、ネタとしてのタピオカ
- 2018年:飲み会の遠足化、勉強する意味、嫌儲の起源
- 2017年:ネイティブ広告の是非、合理的配慮、写ルンです講座
- 2016年:電子書籍の行方、✝女子座談会✝、炎上を防ぐ為には
- 2015年:きんもーっ☆から10年、拡散する「炎上」と言葉の意味
- 2014年:日記を書く意味、パロディとパクリの境界