2020年、あけましておめでとうございます。
今年もよろしゅうお願いいたします。
――ってなわけで、新年ですねひゃっほぅ!
本当は年末年始に何本かブログを書こうと思っていたのですが、気づけば1月3日になっておりました、僕です。けいろーです。
というのも、長年使っていたMacBookAirが、ついにご臨終を迎えまして……。そもそもこの2年くらいは息も絶え絶えで、電源につながなければ1時間ももたないバッテリーを騙し騙し使っていた代物ではあったのですが。2020年を待たずして、ついにSSDも逝ってしまった様子。
どうにかして仕事のデータだけでもサルベージできないかと悪戦苦闘していたため、年末年始のブログ更新は後回しになってしまっていた格好です。いやー、できれば買い替えたい。でも冷静になって考えると、MacBookってめっちゃ高価なのよね……。誰か買ってくれないかな……。
そんなこんなで、前置きが長くなりました。年も明けたし、まずは2019年に書いたブログ記事を振り返りつつ、あれこれと書き連ねてみようかと。埃を被っていたChromebookくんにがんばってもらいつつ、ゆるっとまとめてまいります。
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過去最低の更新頻度だった2019年
「ぐるりみち。」で2019年に書いた記事は、約100本。
2014年以降では、過去最低の投稿数となっております。
ほぼ毎日投稿を続けていた数年前と比べると、びっくりするほどの落ち込みようっすね。月に10本も書いてないのか……マジか……。
実際に投稿した記事もいわゆる「レビュー」系のものが多く、思いつきで書き殴った「日記」的な記事は少なかった模様。もしかしたら、仕事のほうで情報系の記事やレッビューを多く書いていたから、そっちに引っ張られたのかもしれない。
原稿の依頼をもらえているのはありがたいし、不安定だった数年前と比べれば間違いなく良い傾向。ただ、もともと書いていた「個人の日記」的な、あるいは「ちょっとした考えや感じたことをまとめた、とりとめのない雑文」的な「ブログ」からは、離れつつあるような気もする。
なので、今年はもっと気軽に、暇さえあれば何かを書き連ねるべく、ブログと文章に向き合っていきたいなーと思います。noteやサブブログも併用すると、必ずしもここで書くとは限らないけれど。もうちょい雑に、気軽に文章を書いていきたいっすねー。
その一方で、Kindle本のセール情報なども週単位で投稿しようかなー、とも考えていたり。「日記」的な要素とは対照的ではあるものの、「更新頻度を高める」という意味では手軽だし、普段から個人的にチェックしている分野ではあるので。
ちなみに、この手のセール情報やネットの話題って、チェックしてくださっている読者さんはそれなりにいらっしゃるっぽいんだけど……実際どうです? 需要ありますか?
自身の考えを言語化し、未来の行動を書き換える
昨年書いた「日記」的な文章として、まず思い浮かぶのが下記の記事。文体も含めて我ながら「自分っぽい」というか……いや、どちらかと言えば「自分のブログの使い方っぽい」気がする。
その時々に感じたことや考えたことを言語化して、文章として書き出すことで、「あ、僕はこういうことを考えていたんだ」と腑に落ちて、そこから未来の自分の行動を書き換えていく。ブログを始めた最初の3年くらいはそうやって文章を書いていた気がするし、この記事はそんなテンションで書かれているように読める。
実際のところ、書かれている内容を100%達成できたとは言えないと思う。ただ、それでも、2019年の自分はなるべく「優しくあろう」とできていた……と、思います。多分。きっと。おそらく。
そのほかには、上に挙げた記事も「自分っぽい」感じかしら。
「物は試し」と「継続は力なり」
ブログの更新頻度が落ちた一方で、2019年に新たに始めた活動もありました。VTuberとVRChatにハマりにハマった結果、ノリと勢いでやってみた「動画投稿」と「ライブ配信」です。
前者についてはいくつかの気づきがあって、まず何よりも「動画作成って本当に大変」ということ、でも同時に「編集作業は結構楽しい」ということ。一言でまとめるなら、「YouTuber/VTuberってすげーーー!」という感じです。いや、本当にすごい。
わずか数分の動画であっても、企画・台本・録画・編集・投稿などと、求められる作業とスキルが盛りだくさん。某VTuberさんが「1分の編集に1時間かかる」と仰っていましたが、マジだった。僕自身、慣れるまではもっとかかってたし。一連の作業を毎日、全部1人でやっている人……すごすぎでは……?
そして当然ながら、何時間もかけて動画を作ったとしても、確実に大勢に見てもらえるわけでもなく。何かしらのモチベーションがないと、やっぱり続けるのは厳しそうだと感じました。収益化のハードルも高いし、純粋に「お金が欲しい」なら、それこそブログのほうがお手軽っぽい。
その点、自分は意外にも編集作業が好きらしく、再生数や周囲の評価とは別に続けられそうに感じたので、時間があれば今年もやってみたい。VTuberになるつもりはないものの、アバターの姿をお借りしてあれこれできるのは本当に助かりますねー。いやー、かわいいわー、僕。声はアレだけど。
一方の「ライブ配信」についても、これまた「意外と楽しい」と感じられたのは、自分にとっては大きな発見でした。
口下手で人見知り、考えながら喋るのが苦手で、文章じゃないと自分の考えや感想を伝えられない――と思っていた自分が、拙いながらも「話せる」ことを実感できた。我ながらびっくり。
もちろん、ぜんぜん上手には話せていないし、聞き返してみると論理もへったくれもありません。声も聞き取りにくく、オタク特有の早口をかましているのを自分で聞き返して、「あばばばばー!」と発狂しそうになった時期もありました。……まあ、どれもこれもあまり改善されてはいないのですが。
ただ、それでも「話す」ことの楽しさを知れたのは僥倖かと。
最初は「ツイキャスでもやってみっかー」とノリで始めた深夜配信が、「せっかくだしYouTubeやSHOWROOMでもやってみよーっと」になり、最終的には100日連続配信を達成していたという。――100日単位で続けられた活動、ブログを除けば、めちゃくちゃ久々なのでは……?
こちらの記事とも少しつながるんじゃないかと思いますが、改めて「継続は力」だと感じたし、たとえ拙いとしても、「物は試し」とノリと勢いで始めることの重要性を再確認しました。
文章でも、ラジオでも、動画でも、必ずしも優れた知見を発信する必要はなく、文章力やトーク力の高さが必須というわけでもない。逆に「凡人」の言葉だからこそ、どこかの誰かに読んで/聴いてもらえる場合もある。自分の拙さを嘆くより、まずは「拙いけど、こんなのどっすか!」と行動してみる。もう散々に語り尽くされてきた、「とりあえず、やってみる」の大切さ、ですね。
2020年も、拙い凡人なりに、何かに取り組んでいきたいな。
リアルじみた「バーチャル」の沼にハマる
2019年は、VRとVTuberの沼にどっぷりと浸かった1年でございました。特にVRは、2月にVR機材を買って以来、連日、夜遅くまで仮想世界を渡り歩いていたほど。
以下の「買ってよかったもの」の記事でも書いたように、VR体験は文字どおり「世界を変える」ほどに楽しいものだったし、さまざまな人やコンテンツ、価値観と出会うきっかけになるものでした。「インターネット以来の衝撃」と話す人がいるのも、さもありなん。
- 家に居ながらにしてライブに参戦する
- ライブ会場で推しとガチ恋距離でふれあう
- 軌道エレベーターに乗って宇宙に行く
- ロボットの姿になる
- ケモミミ娘の姿になる
- 身長を変えて、他の人を見上げたり見下ろしたりする
- スカートや燕尾服など、好みの服に着替える
- アクセサリーショップで髪飾りを選んで買う
- 家族や恋人のような距離感で他人と接する
- 日常的に「かわいい」と言われる
- 褒められるのが嬉しくてkawaii動きを会得しようとする
- リアルではやらない「自撮り」の楽しさを知る
- 外国人と英語や日本語でオタクトークを繰り広げる
- 韓国人に日本語を教える/逆に韓国語を教わる
上記のいくつかはインターネット上でもできるものの、「画面越し」での「体験」だったそれが、「同じ空間」での「経験」になるのがVRの特徴であり魅力。
そりゃあこんなんハマらずにはいられないし、2020年もますます沼に浸かっていきたい。とはいえ、VR関係の知識は人並みだし、モデリングの技術があるわけでもないので、基本的にはユーザー目線でしか関われなさそうではあるけれど……おもしろそうなものはガンガン体験しに行きたいな!
- バーチャルマーケット2開幕!VR初心者目線の感想と魅力 - ぐるりみち。
- 【VRChat初心者日記#2】VRのおかげで“自撮り”の楽しさを知ったオッサン - ぐるりみち。
- デオコ+VRで“女の子の匂い”の記憶を捏造し、おじさんは女の子になる - ぐるりみち。
VRとはまた少し方向性が違うけれど、VTuberの存在も外せない。いや、外せないというか、むしろ2019年のメイントピックだったかもしれない。
2017年末に知り、2018年にじわじわと取り込まれていき、2019年はもうズブズブ。「食事! 睡眠! 仕事! 家事! 趣味! VTuber!」などと、日常生活の要素のひとつとしてその存在が挙げられるレベル。――そう、VTuberのファン活動とは、生活なのだ。
2019年は複数のVRライブとリアルイベントに行きましたが、特にリアルのライブ&トークイベントについては、とにっっかく会場の熱気が尋常じゃない!
そこは、まだまだ不慣れながら全力でパフォーマンスするVTuberの姿があり、試行錯誤しながらも新しい世界を見せようとする運営とクリエイターの挑戦があり、その場を全身全霊で楽しんでやろうというファンの熱量で満たされた空間。今まさに過渡期にあるコンテンツだからこそ体感できる新鮮さと熱狂があり、そのアツさとエモさに病みつきになってしまった格好です。
そんななか、VTuber関連のイベントレポートや紹介記事を書く機会も何度かいただき、僕自身の熱も高まるばかり。本当にありがたい限りでございます。
今年は自身の熱だけではなく、イベントに際しては会場の熱気を、ネット上では一人ひとりのVTuberやそのファンを取り巻く熱量を伝えるべく、文章を書いていきたい所存。いち泡沫ライターにできることなぞ限られてはいるでしょうが、少なからず貢献できたらいいなーと思います。
……あ、お仕事のご依頼、お待ちしております!!
やらなければ、はじまらない
そんなこんなで、すっかりVTuberとVRに首ったけな僕ですが。そういえば昨年、インタビューしていただいたときにも、似たような話をしていました。
まだまだ知られていない、素敵な人や、魅力的なコンテンツ。それらをどこかの誰かにも伝えて、素敵だと感じてもらえるように。誰かの「好き」を見つけるお手伝いをするべく、文章を書いていきたい。良い意味でのインターネットの歯車になりたい。今はそう思います。
2019年はお仕事……もとい “推し事” が忙しく、あまりブログのほうを更新できなかったので、今年はそちらにも注力していきたいところ。――そりゃまあ、欲張って何でもかんでもやろうとするのは良くないし、また三日坊主で終わりかねないけどね!
それでもやっぱり、「やりたいことは口に出さなくっちゃ」とも思うのです。そして口に出したら、実際に取り組もう。手を動かし始めたら、継続してやっていこう。その積み重ねによって、広がっていく世界がきっとあるはずだから。
やらなければ、はじまらない。
2020年も、やっていこう。
今週のお題「2020年の抱負」