「スタバは陽キャの行くところ」「注文が複雑でわからない」という声を聞くことが、たまにある。……いやいや、そんなことはないでしょう!
なんたって、面と向かって会った10人中10人が「おまえは陰キャだよなー」と迷わず断言するほどの陰キャである僕が、週6ペースで通えるくらいなんだから。そう、陰キャだってスタバに行くし、なーんも難しいことはないのです。むしろ選ばされるものの多い、マクドナルドのセットの注文のほうが大変だ。
スタバの注文も基本は、「ホットコーヒーのSサイズをお願いします」と、一言だけで済む。もちろん何を頼むかは人によって違うでしょうが、別に他の喫茶店と何かが変わるわけでもございません。別にトッピングは必須ではないし、気になるなら店員さんに聞いてみよう。きっと、笑顔でおすすめを教えてくれるはず。
──なーんて勢いでマジレスをしつつ、先日のストロベリーなんちゃらフラペチーノを飲みそびれた腹いせに、新商品発売初日のスターバックスコーヒーに行ってまいりました。
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プリンアラモードフラペチーノの「プリン」の圧が強い
今回は「スタアバックス珈琲」と銘打って、純喫茶風のちょっとレトロな商品を展開している、スターバックスコーヒー。
ハムエッグのホットサンドにピザデニッシュ、珈琲ゼリーのケーキといったフードメニューのほか、ライムフレーバーを加えた水出し珈琲が新商品として登場。通常のドリップコーヒーにホイップクリームをトッピングした、ウインナー珈琲もおすすめしているようです。
そんななか、季節限定のフラペチーノとして大きく展開しているのが、プリンアラモードフラペチーノ。
プリンアラモードと言えば、カスタードプリンにデザートをトッピングした日本生まれのデザート。その “プリンアラモード風” のフラペチーノとして、本日から販売開始となったのがこちらです。もう名前からして甘々っすね! オッサンには頼みづらいやつっすね!
というわけで、いただきます。
まず飲んで驚いたのが、想像以上に「プリンだこれーーーー!!」ということ。一口目からあからさまにプリンプリンしていたし、舌に広がる濃厚な甘みは間違いなくプリンのそれ。見た目にもプリンアラモードっぽさを印象づける大量のホイップクリームの甘味と混ざり合い、デザート感マシマシのドリンクとなっています。
濃厚なドリンクに食感を与えてくれる果肉は、マンゴー、リンゴ、ストロベリーの3種類。三者三様の甘さを持つフルーツですが、濃厚なプリンの味わいで満たされた口の中では、むしろ果物ならではのみずみずしさと爽やかさをもたらしてくれる印象。それと、添えられたチェリーも忘れずに。僕は最後に食べる派です。
ただし、一点だけ要注意。
3種の果肉はドリンクの上層部──ホイップクリームの真下にトッピングされているので、うっかりストローを深く突き刺した状態で飲み続けていると、果肉が最後に余ってしまうのです。普段からフラペチーノを飲んでいる人にとっては当たり前かもしれませんが、うまいことミックスさせつつ味わいましょう。
思っていたよりも濃厚で甘々だったため、「期間中に頻繁に飲むことはないかなー」と考えつつ、でも疲れ切っているときに口にしたら、最高においしく飲めるような気もする。
チャリで遠出をした帰り道、ロードサイドのスタバに小休止ついでに立ち寄ったときにでも注文して飲もうかな、と思います。そのときは、珈琲ゼリーケーキも一緒に頼もうそうしよう。