ぐるりみち。

平成生まれのフリーライターのブログ。本・映画・マンガ・アニメの各種レビューに、旅行・グルメ・街歩き日記など。

【VRChat初心者日記#2】VRのおかげで“自撮り”の楽しさを知ったオッサン

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VRChatにログインして、2日目。

とにもかくにも刺激的なことばかりで \( 'ω')/ウオオオオオアアアーーーーッ!!! と無駄にテンションアゲアゲ↑ だった1日目。その熱が程よく引いてきた、翌日の夜のことでございます(1日目はこちら:【VRChat日記#1】はろー、わーるど。

──昨夜はむちゃくちゃ楽しかった。でも他のユーザーさんと交流することはほとんどできなかったのが、ちょいと心残りでもあるのよね……。そうとくれば、今夜は(マイクで話すかどうかはさておきとして)積極的に絡みに行きたいところ! そうだ! そうしよう!

そう考えた自分がその晩、まず最初に訪れたのが、こちらのワールド。

VRChatのワールド「Kemomimi Town」

VRC界の “kawaii” を体現した街、〈Kemomimi Town〉です。

「積極的に絡みに行く」と言いつつ、Publicには自分しかいなかったのだけれど……そこはまあほら、アレっすよ! 何をするにもまずは準備運動が必要というか、モチベーションを高めておきたいというか、せっかくのVRChatだし自分が行きたかったワールドにまずは足を運ばなくちゃいけないという気持ちが先立ったというか……まあそんな感じ。

──そう! つまるところは「聖地巡礼」なのです!

VRChat「Kemomimi Town」地図
VRChat「Kemomimi Town」国王像
Welcome to ようこそ Kemomimi Town。

〈Kemomimi Town〉は、 “バーチャルのじゃろり狐娘(元)YouTuberおじさん” こと、ねこます@kemomimi_oukokuさんの世界観をモチーフにしたワールド。

ここは特に、前々から一度は来てみたかったワールド! のらきゃっと@VR_Girl_NoraCatさんが投稿していた観光動画や、最近だと柊椋@hiiragiryoさんとオニャンコポン@tamanoumikaさんが遊んでいる動画で楽しそうな様子を見ていたら、やっぱり自分の足でも訪れてみたくなったのじゃ。

イメージとしては、けもみみ王国の中にある街──っていう感じになるのかしら。入り口には案内図が表示されており、あちらこちらに仕掛けが施されているらしい。おっほーー! とりあえずブラブラして見て回るぞーー! ぼっちだけどーーー!! だけどーーーー!!!

VRChat「Kemomimi Town」で自撮り1

「観光名所で自撮りをする旅行者」っぽい絵面。
VRChat「Kemomimi Town」カフェ
VRChat「Kemomimi Town」腋おにぎり
カフェには伝説の「腋おにぎり」も。たすかる。
VRChat「Kemomimi Town」ショップ
VRChat「Kemomimi Town」抱き枕カバー
これはなかなかにエッッッッなのでは……?

街を訪れるにあたっては「せっかくなら、ケモミミっ娘の姿で観光したい!」という思いがあったため、他のワールドでもちらほらと見かけていた【櫻歌ミコ】*1ちゃんのアバターをお借りしました。表情豊かできゃわわん……。

たくさんの見どころと仕掛けがある街中は、ひとりでブラブラするだけでも充分に楽しめるステキ空間。それどころか、ポップでキュートなワールド内を、カメラ片手にスクリーンショットを撮りながら歩くだけでも超楽しい。

っていうかこれ、もしかしなくても、リアルの「街歩き」と同じことやってるような……? 週末の日中、カメラ片手に見知らぬ街をそぞろ歩くような感覚で、VR空間の “街” をぶらついているようなイメージ。──つまり、仮想世界なら、家に居ながらにして街歩きができる! 最高やん!!

VRChat「Kemomimi Town」ポッキーゲーム

一度はやってみたかったポッキーゲーム。

特に「自分が好きなアバターの姿で “自撮り” できる」という点は、バーチャルならではのすばらしい魅力であるように感じられたんですよね。

いや、そりゃまあもちろん、普段からリアルの街中で自撮りを楽んでいる人にとっては、あまり関係ないような気もするけれど。でも一方で、自分の容姿に自信のないオッサンにとって、街中での「自撮り」はハードルが高すぎるんですよね……。そもそもやろうとも思わないし。

だって、どうせ写真を見返すなら、イケメンとか美人とか天使のような少年少女が映ってるほうがええやん? あとで写真フォルダを整理してて、「あらやだ……このオッサン、スカイツリーの前で死んだ魚のような目で自撮りしてる……つらい……」なんて、自ら好き好んで絶望しようとは思わないのじゃ。うむ。

その点、好みのアバターの姿で自撮りができるVRワールドは、自分のような人間にとっては夢のような世界……なのかもしれない。けもみみタウンでkawaiiの特訓をしてもいいし、近未来的メカニカルな世界をロボの世界でうろついてもいいし、学校の教室で黒板消しになって自撮りをしてもいい。最高じゃん。

VRChat「Japan Shrine」で自撮り

──そう、誰にでも開かれたVR世界は、こんなオッサンにも「自撮り」の楽しさを教えてくれるのです──と物思いに耽りつつ、すっかりお気に入りになった〈Japan Shrine〉の本殿前で自撮りをするワシの図がこちらです。うーん、真顔でもかわいい。

他方で、そうやってしばらくミコちゃんの姿でぶらついていると、同じくケモミミを持つキャラクターがしばしば絡みに来てくれることが判明。

見た目が男か女かには関係なく──というかVR空間では性別云々は大きな問題ではない気もする──いろいろなモデルのアバターが、手を振ってくれたり声をかけたりしてくれる。近寄ってきた相手に対してはジェスチャーと表情で答えつつ、お互いにナデナデもふもふするようになりました。

なんだろう……かわいいケモミミっ娘や長身イケメンを超近距離でナデもふしていると、不思議と心がぴょんぴょんドキドキしてくるんじゃが……。この気持ちは何……? 癒やし……? それとも恋……?

絡んできてくれる人の多くが外国の方ということもあって(韓国語と英語がほとんど)、まだちょっとマイクをオンにする度胸はない自分。韓国語はさっぱりだし、ワシのざんねんいんぐりっしゅではスムーズにコミュニケーションできそうになかったので……。すまねえ……。

VRChat「Japan Shrine」参道1
VRChat「Japan Shrine」参道2
「人が多いPublicのワールドはだいたいカオス」と聞いてたけど、本当だ……。

でも同時に、そうやって表情変化+身振り手振りでそれなりにやり取りができている現状を見て、ふと思ったのです。

この感じなら「表情なしの身振り手振りだけでも、割と楽しく他のユーザーさんとコミュニケーションができるのでは……?」と。昔からリア友に「おまえって普段、独特な身動きしてるよなww」と バカにされる 褒められることが多かったので、この謎スキルを活かす時がきたのではないかと。そう考えたのです。

──そう! つまり、こいつの出番だ!

アバター「PictoMan」

「非常口のアイツ」こと、【PictoMan】です*2

全身、上から下まで緑色の、超々シンプルな素敵モデル。当然ながら表情らしい表情はない……ってか、まず顔がないもんね、うん。いわゆる “のっぺらぼう” スタイルのアバターです。

顔がなければ服もない。クロマキー合成用の緑色とそのまま同化してしまいそうな姿で、ジェスチャーのみを介してどれだけ他人と交流することができるか。一周まわって個性が際立っているように受け取れなくもないので、意外と楽しくコミュニケーションできるのでは……?

アバター「PictoMan」で自撮り

先に書いておくと、結果は上々でした。

カメラを構える余裕もないくらいに動き回っていたので画像は残っていないものの、いくつかのワールドを巡って10人以上とやり取り(身振り手振り)をすることに成功。──やったでおい! バーチャルコミュ障でも、ジェスチャーだけで他人と関わることができるんや! おっほーーー!!

PictoManのモデル自体は無料で配布されていることもあり、VRC上では珍しくはないようですが、それでも全身緑のヒトガタが目に入れば気になる。そこで少しでも何らかの反応をしてくれた相手には、すかさず手を振ったり、万歳をしたり、握手の動作をしたりすると、そこから自然にやり取りが始まる──という感じです。

どうやら思っていた以上にキレッキレな動きをしていたらしく、相手をしてくださった何人かの方から「オーゥ! フルトラッキングゥ!?」とのツッコミをいただきました。当然、全力で首をブンブン振って否定したけれど。自分の動きうんぬんというより、モデルの出来がいいから……かな?

そして何より、無言勢な自分にとってありがたく感じたのが、ワールド内で歌っている人の存在。──そうなのです。たとえ言葉はわからなくても、誰かが口ずさむ歌に対しては、踊ることによって全身で感情を表現することができるのだ! れっつだんしん!!

VRChat「SAKURA hiroba-yoru」和室

上の画像、〈SAKURA hiroba-yoru〉のワールドで出会ったエナガ──いや、エナガ……なのか……? はわかりませんが、おしゃれハットを被った細長い鳥類氏も、自分のダンスに付き合ってくださった方の1人、じゃなかった、1羽。

ふらっと入った屋内で、聞き覚えのあるようなないような、肉声のような合成音声のような、不思議な歌を口ずさんでいたので、ノリと勢いと任せるままにレッツ・ダンス。周囲で聞いていた人たちも一緒になって踊り出し、夜の静謐な和室にダンスフロアが爆誕したのでした。やさしいせかい。

VRChat「Kemomimi Town」で自撮り2

そんなこんなで、未知の世界に対する「衝撃」と「興奮」から始まったVRChat初日に対して、2日目は「自撮り」と「舞踏」を堪能することになったのでした。

──いやはや! コミュ障には厳しい世界かと思いきや、予想外に楽しめてますよ! VRChat! 謎ダンスによって初めてのフレンド申請もいただき、友達もできたよ! わぁい!(韓国の方でした)

いろいろと理由をつけてVIVEの購入をためらっていた過去の僕、見ってる〜? こっちの世界は楽しいぞ〜!

 

3日目に続く。

 

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