7月30日。読んで字のごとく、色とりどりの「提灯」が数多く灯される、小江戸の街の夏祭り。
西武新宿線「本川越」駅前の特設ステージ。浴衣コンテストが開かれていた。
アニメ『月がきれい』のマスコット(?)、「べにっぽ」。トークショーを見に来ていた、同作品のファンらしい。
デカいしカワイイしで、お祭りに来ていたちびっ子に好かれてしまった様子。
まさかの超人気。少年少女よ、『月がきれい』はいいぞ(『月がきれい』で毎週欠かさず悶えキュン死ぬ日々 - ぐるりみち。)。
インテリアランプやステンドグラスを取り扱う、「富貴堂」さん。
メインの蔵造りの町並みへ。
──と見せかけて、熊野神社に寄り道。
あったあった。岸誠二監督の絵馬である。べにっぽかわいい。
週末は結構な賑わいを見せるメインストリート。歩行者天国になると密度がすごい。
川越のランドマーク、時の鐘。ふと人混みで目があったオバちゃんに勧められたけど、知ってます!
脇道に入ると途端に静かになる感じ、それもどこか “夏祭り” らしい。
路上パフォーマンス。三味線がかっこいい。団体名を失念してしまった。
道脇に佇むお狐さんを発見。あちこちで狐面が売られていたのは、土地柄だろうか。
彩り豊かに輝く提灯もいいけれど、浴衣に咲き乱れる花もきれい。
ヨーヨーすくい……だと思うけど、いろいろ浮いてる。がんばえー。
いつの間にやら、暗くなっていた。
老若男女が集まる、横道に入った先の商店前。 “地元感” あふれる雰囲気がすてき。
慣れない格好で歩くと疲れるよね。足下がおしゃれ。
色鮮やかな提灯にいざなわれるように、もと来た道を帰るのだ。
特設ステージがあった場所は、明かりだけが眩しく残されていた。
再びの富貴堂さんも、すっかり暗く。
祭りの喧騒から離れて、商店の2階で穏やかに過ごす人も。
灯りが消えたら、お家へ帰ろう。
帰り際にふと見れば、まだ残っていた、べにっぽ氏。お疲れさまです。