ほうじ茶のフレーバーティーを「ミルク出し」で淹れてみた


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 「朝茶は福が増す」と言うように、朝に飲むお茶には災難から逃れる力があると信じられていたとか。「朝茶は七里帰っても飲め」ということわざもあるくらいなので、昔から「朝のお茶」は欠かせない習慣、一日の始まりの儀式として生活に根ざしていたのでしょう。

 

 とは言え、毎朝毎朝、同じ種類の「お茶」ばかり飲んでいるのもどこか物足りない。

 

 コーヒー好きの人が複数の豆を揃えているように、さまざまな淹れ方でもって飲むように、「日本茶」もバリエーションを持って飲めれば素敵だと思うのですよ。いつも伊○園のティーバッグというのもなんだか……ねえ……。

 というわけで今回はお茶の中でも、「ほうじ茶」を牛乳で煮出して飲んでみました。和製ミルクティー。

 

茶葉と牛乳、お砂糖をぶっ込んで煮出すだけ!

 今回使うのは、先日の記事でもご紹介した『おちゃらか』さんの茶葉。緑茶とほうじ茶をベースとした、50種類にも及ぶオリジナルの「フレーバー日本茶」を開発・販売しているお店でございます。

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 使うのは、ほうじ茶ベースの「焼りんご」フレーバーの茶葉『おちゃらか』のホームページでも「ミルク出し」が“おすすめの飲み方”として紹介されており、一度試してみたかったんですよねー。わくわく。

 

必要なもの/淹れ方

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  • 牛乳300ml
  • 茶葉大さじ2
  • 砂糖小さじ2

 

 分量は『美味しい日本茶入門』を参考に。人によって好みがあると思うので、茶葉を多めにしたり、砂糖を調節したりと、いろいろ試してみるとよろしいかと。

 淹れ方はかんたん。

 

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① 容器に牛乳・茶葉・砂糖をぶっ込んで、

 

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② 沸騰するまで煮出したら、

 

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③ 茶こしを使って注いで、

 

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④ はい、できあがり!

 

 ね、簡単でしょ?

 

気になるお味のほうは……

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 パッと見は、色の濃い牛乳……というか、まんま“ミルクティー”でございます。しばらく放置すると膜が張る感じも、そのまんま。顔を近づけると、ほのかに甘い「りんご」フレーバーが香る点は、明らかに違いますが。

 気になるお味ですが、一口めは「……ん?――ああ!ロイヤルミルクティーだ!」という感想。あそこまで濃厚ではないものの、口に含むとちょっと残る感じと喉ごしがそれっぽい。

 砂糖の量が少なかったのか、甘さに関しては、なんとなく感じられるか感じられないか、といったレベル。ただ、茶葉独特の“甘い香り”は感じ取れました。普通にお湯で淹れたときよりも「りんご」の香りは控えめながら、鼻腔から口へと広がる良い匂い。

 

 同じ「ミルク出し」ではあるので、ミルクティーやチャイが好きな人は美味しく飲めるんじゃないかなー、と。茶葉の量や煮出す時間を調整することで、もうちょっと「ほうじ茶」感を出すこともできそう。この点は、要研究ですね。

 また、現在の季節的に、冷やして飲んだら美味しいことは間違いない。ほうじ茶はコーヒーなどと比べるとカフェイン量は半分以下とも言われているので、炎天下から家に帰ってきてぐぐっと一杯飲むのもいいかもです。もちろん、麦茶先輩との合わせ技もあり。

 

 個人的には「豆乳」で淹れてみたらどうなるかも非常に気になるので、いずれ挑戦してみようと思いまする。ふふふ……楽しみ。

 

 

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