パソコンでゲームを録画&プレイ!キャプチャーボード(GV-USB2)を購入した


f:id:ornith:20150620220828j:plain

※2017年7月追記:Nintendo Switchで録画をする場合については、記事の最後でご紹介しています。

 

 『スプラトゥーン』をプレイしたいがあまりに、7年ぶりの据え置き型ゲーム機となる「Wii U」を購入してから、はや半月。携帯ゲームとは異なる「ゲームをプレイしている感」が尋常じゃなく、日々楽しく過ごしております。イカよろ。

 そのWii U本体の購入と合わせて導入したのが、ビデオキャプチャー。

 巷では「キャプチャーボード」とも呼ばれる、アレです。ビデオテープをデジタル化してDVDに保存するだけでなく、パソコンでのゲームプレイ・録画も可能にする優れもの。自室のノートパソコンで思う存分にゲームを楽しむべく、購入した格好です。

 半月ほど使ってみて、思いのほか問題なくプレイ・録画できているようなので、その使用感を簡単にまとめました。どなたかの参考になれば。

 

 

スポンサーリンク
 

 

初心者おすすめの導入モデル「GV-USB2」

 今回、購入したのはこの、「I-O DATA USB接続ビデオキャプチャー GV-USB2」。いくつかのサイトの情報を参考にした上で、家電量販店でパッケージと値段も含めて他の商品と比較し、最終的に最安のAmazonで注文しました。

 判断の基準となったのは、 「安い」「簡単」「ユーザーが多い」の3点。安いのに越したことはないし、USB接続するだけで簡単に使えるのはありがたい。

 さらに、昨今話題の「ゲーム実況」界隈で導入モデルとして重宝されているらしく、ユーザー数が多いのも魅力。トラブルに見舞われても、解決策を見つけやすい&尋ねやすいだろう、ということで。

 各所の評判を見ると、「高価格帯のものと比べると、画質は見劣りする」「若干のラグはあるが、許容範囲内」といったデメリットはあれど、最初に試す商品としては最適なのかな、という印象でした。

 コントローラーでボタンを押した後、パソコンのスクリーン上に表示されるゲーム画面で操作が反映される際の時差、「ラグ」に関しては悩みどころですが……まあまずは使ってみよう、と。昔は今よりもスペックの低いPCをスクリーン代わりにしてたこともあるし、大丈夫大丈夫。

 

PC画面に映った!操作性とスクリーンショット

f:id:ornith:20150620223856j:plain

 使い方に関しては、超シンプル。付属のディスクからソフトをインストールし、パソコンとゲーム機本体をGV-USB2でつなぐだけ。――ね、簡単でしょ?

 2つの端末をつなぐ際には、「コンポジット端子」ことおなじみの黄色い配線と、黒い「S端子」のどちらかをGV-USB2では選択できます。「S端子」のほうが高画質に表示されるようですが、手元にケーブルが見つからなかったため、なじみ深い「コンポジット端子」を接続。

f:id:ornith:20150620220828j:plain

 で、実際に映してみるとこんな感じ。

 写真が暗いためわかりづらくて恐縮ですが、4年も前に購入した我が家のLenovoPCでも、問題なく投影されております。

f:id:ornith:20150620224902j:plain

 デスクトップ画面のスクリーンショット。

 ひと目でわかる操作性に、フルスクリーン対応。確かに画質に若干の粗は目立つものの、普通にプレイするには差し障りありません。

f:id:ornith:20150620225033j:plain

f:id:ornith:20150620225049j:plain

f:id:ornith:20150613180226j:plain

 ソフト上で「静止画」撮影機能を使うと、このように撮れます。

 細々とした極彩色の街並みはさすがに少し掠れているようにも見えますが、まあこんなもんかしら。

 

ラグは問題なし!録画もできる!

 問題の「ラグ」に関してですが、テレビ画面でのプレイと比べると確かに発生している様子。ですが、ゲームでの操作に支障をきたすほどではないかなー、と。いくつかのサイトを見たところ、「10分の○秒程度」「数フレームくらいかな」といった話が出ていましたが、そんなもん。

 対戦ゲームとして、瞬時の判断と操作が要求される『スプラトゥーン』のようなゲームに関しても、自分の肌感覚では許容範囲です。ただ、これは個人差があるとも思われるので、不安な人は他のキャプチャーボードを検討したほうがいいかもしれません。

 テストとして何本か録画してみましたが、明らかに「高画質」ではないものの、プレイ動画としてゲーム中の動きが“見られる”範疇ではあるのではないかしら。

 録画中のラグについても問題なし。録画中だからと言ってやたらとパソコンが重くなるようなことはなく、ラグの時間が延びることもなく、普通にプレイできていました。動画を見てもらえばわかるかと。ゲームの上手い下手はともかく、ちゃんと相手の動きに反応できているはずです。

 ちなみに、撮影はGV-USB2付属のソフト「LightCapture」を使用し、できた動画ファイル(MPEG-2)をMOVファイルに変換。補正はせず、前後の余分な動画時間だけをiMovieでカットしてYouTubeに投稿しています。

 

PCのスクリーンでゲーム、イケる!

 ――というわけで、半月ほど使ってみての使用感ですが、個人的には全くノープロブレム。強いて言えば「細かい文字が読みづらい……」くらいの不満はありますが、ゲーム自体は快適にプレイできています。

 僕のように「自分の部屋のパソコンでゲームをプレイしたい!」という人はもちろん、「ずっと興味があった “ゲーム実況” を試しにやってみたい……!」という人にも、導入モデルとしておすすめできる商品なのではないかしら。実況の場合、別途で録音環境も必要になりますが。

 しばらくはこのキャプチャーボードを使ってゲームに励むつもりではありますが、もし何か問題が発生したり、別の商品を試すような機会があったりしたら、追記・修正する予定です。さあ、今宵もインクを塗りたくるべし。イカよろしくー。

 

 

Switchでの録画は、簡単操作の「Live Gamer Portable 2」がおすすめ

 2017年に発売された、任天堂の据え置きゲーム機「Nintendo Switch」。このSwitchで『スプラトゥーン2』が発売されるということで、「新しく録画環境を整えなきゃ……」と考えている人もいるのではないでしょうか。

 と言うのも、上記のGV-USB2はSwitchのHDMI端子に対応していないため、Wii Uのようにつないで録画することができないのです。新たに高価なキャプチャーボードを買うには出費がかさみますし、ハイスペックPCがなければうまく録画ができない……なんてケースもあるようです。

 そこで、Switchでもゲームプレイ動画を録画できるデバイスとして、今のところ有力な商品として注目されているのが、こちらの「Live Gamer Portable 2」です。少しお値段は張りますが、PC不要の「単体録画モード」を搭載しており、初心者にもおすすめなのだとか。

 実際に利用している人の話を聞いたかぎりでも、「問題なく使えて(録画できて)いる」とのことでした。また、据え置きゲーム機のほかにスマホのキャプチャもできることもあり、ちらほらとYouTuberのレビュー動画も上がっているようです。気になる方は調べてみてください。

 最近はこちら↓も注目を集めつつあるのだとか……。

 

参考サイト

関連記事