目指すは、1000の壁。
300記事投稿&10000ブックマーク突破
この記事で、ちょうど300記事目となりました。
ぶっちゃけ、こんなに続くとは思っていなかったでござる。
2012年12月に、「そろそろ会社辞めよっかなー」と考え、諸々の記録を残すために本ブログを始めて、ちょうど19ヶ月ですかね。
ただ、退職する10月までの投稿数が40ほどなので、実質、9ヶ月で約260記事を書いてきた計算。1日1記事ではないけれど、それに近い格好。結構書いてるじゃん、僕よ。
はてブ全件チェッカーで確認したところ、合計はてブ数も10000を超えておりました。
平均すると、1つの記事に約35個のブックマークが付いている計算かしら。多いのか少ないのかは分かりませんが、このような泡沫ブログの記事をブックマークしてくださり、ありがたい限り。けいろー、感激です!
……と振り返ってみて。そういえば、自分のブログの記事、全体を見直してみたことはなかったなー、と。毎月、1ヶ月のブログ振り返りはしていますが、全ての記事について考えなおしてみたことはなかったはず。
そんなわけで、良い機会なので、本ブログ「ぐるりみち。」の299本の記事から、人気記事と、自薦記事をまとめてみました。
これらを読んでいただければ、このブログの雰囲気と、僕の興味関心・考え方がなんとなく分かるんじゃないかしら。もし、気になる方がいれば!いなさそう!わぁい!
人気記事トップ5(PV数順)
平成生まれの僕が見てきたインターネットの世界
初めて、ブックマーク数が100を超えた記事であり、以来、ずっとトップ。
本記事のリスペクト元が、はてなブログを始めるきっかけのひとつだったり、初めて「やべえブログ書くの超楽しいんだけどぐへへへへ!」とノリノリで書いた文章だったり、思い入れたっぷりのエントリです。
この中でもそれとなーく書いていますが、僕にとっての「インターネット」は、昔から「コミュニケーションツール」でした。もちろん、コンテンツも大好きだけどね。
最近、各所でブログをやっている人の話を聞くと、「インターネット=メディア」として認識しており、それを前提としたコンテンツ作りをしている人が多いように感じます。
だけど、やっぱりネットの楽しさ、面白さは、人と人との「繋がり」にあると僕は思うので、その辺の話題はずっと追いかけて行きたいと思います。この記事の最後でも引用していますが、まさに「Tell Your World*1」の歌詞の如く。
2013年に読んだおすすめの本!考える力を養えた16冊!
年末に書いた、本のまとめ・おすすめ記事。思いのほか拡散されて、今でもアクセスがちょろちょろと。どなたかの参考になっていれば嬉しい。
今、改めて読みなおしてみると、その年に自分がどんな分野に興味を持って、どんな本を読んでいたかが分かるので、おもしろい。本記事=2013年では、「働き方」や「生き方」に関する本が目立ちますね。退職を考えていたからねえ……。
読んだ人の参考になっていれば嬉しいけれど、自分で読み返しても気付きのある、文字通り、意義ある「ログ」となっているなー、と。合間合間で、これからもこの手の記事を投稿していくと思います。
新卒1年半で会社を辞めた僕が薦める「就職活動」
就職活動を経て、新卒で入社し、早期退職。社会的に見れば「失敗者」と括られてもおかしくない自分から見た、「就職活動」の考え方。
受験でも就活でも起業でもそうだけど、本やネットで見ることができるのは、「成功体験」ばかり。そんな中、「早期退職者だからこそ言えることもあるんじゃね?」と思い、当時の考え方を記した内容です。
改めて同じテーマで書こうとしても、間違いなく、同じ内容にはならない。当時と今では、価値観も変わってしまっていると思うので。その時の瞬間的な思考を切り取ることのできた、自分でも書いてよかったと思える記事です。
冒頭の「就職活動は眩しい」という喩えは、我ながら言い得て妙なんじゃないかと思ってる(ドヤ顔)。
毎日お風呂に入らない人は「不潔」なの?
完全に悪ノリ……だけど、ノリノリで書いた記事。
むっちゃ楽しく調べながら書いていた記憶が。
ブックマークコメントでも、いろいろな「お風呂」の話を知ることができて、もっこり。じゃなくて、ほっこり。
はー、まんぞくまんぞくー……とまったりしていたら、2chのニュー速でスレ立て、からの各まとめブログへの転載という事態に発展しており、かなりアクセスが集まってガクガクブルブルしていた思い出。いやー、びっくりしたー(棒)
僕が新卒で入社してから辞めるまで
検索からのアクセス数ではトップ(当時)。そういう意味では、本ブログの「顔」のひとつと言っても過言ではないエントリかと。
「就職活動」の記事と同様、自分なりの「失敗体験」を書き記した内容ですね。やはり、新卒入社からしばらくして退職を考える人は少なくないらしく、4月以降、今でも読んでくださる人が多い模様です。
メール相談も何件か対応させていただき、様々な「ブラック」のお話を耳にして、何とも言えぬ気持ち。余裕のあるうちに、「逃げ道」という選択肢を確保しておくことは、本当に大切だと感じました。
自薦記事15選
個人的に、「これは楽しく書けた!」「良い感じにまとめられた!」「僕っぽい!」と感じる記事を、15本。
ネットの三大原則「知らない」「伝わらない」「関わらない」
程良い距離感をもって、健全にインターネットを使うための、自分なりの考え方。基本思想は、「わたしと、あなたは、他人同士」であること。そして、常に「暫定評価」 で人付き合いを続けること。
顔が見えないのは当たり前だし、目に見えるのは相手の一面的な表情と考え方に過ぎない。しかも、それすらも「演じている」仮面であるという可能性は否定できない。
ちょっと後ろ向き過ぎるかもしれないけれど、目に見えない「他人」との距離感を測るには、このくらいの意識でいた方が健全かなー、と。ネット上での交流は楽しいし、みんな好きだからこそ、余計に踏み越えない、ユルい関係性を保ちたい。
「話せる人」に憧れるだけの人生だった
口下手で人見知りな僕の話。口頭ではっきりと考えを伝えられない分、ウェブでの文字コミュニケーションは昔から好きだし、割と自分に向いているんじゃないかと思う。
特に「はてな」界隈は、賛成にせよ反対にせよ、余計な感情を削ぎ落した適度な距離感でツッコミを入れる人が多いように感じるので、居心地がいいのです。
mixiやFacebookはポジティブ過ぎて違和感が拭えないし、Twitterではときどき、強い同調圧力を感じてしまうので。バランスが大事。
好きな「嫁」キャラの変遷を辿れば、好みが分かる?
タイトルは“「嫁」キャラの変遷”となっているけれど、要は「その時に好きだった作品のお気に入りキャラたち」をまとめてみたもの。ピンクの悪魔からモビルスーツまで。
こうして見ると、キャラの共通点というより、自分の「好きな作品の共通項」が色濃く出ているような。熱血、感動、人間関係、成長物語、群像劇。そんな感じ。
無駄に動ける身軽な「ぼっち」に僕はなりたい
ぼっちの矜持。“おひとりさま”を極めてこそ、築かれる人間関係もあるし、話のタネにもなる……よね!たぶん!きっと!おそらく!といった内容。さ、さみしくないやいっ!
“普通”って何?“常識”って誰が決めたの?誰かが信じる“当たり前”は、他の人にとってそうではない
便利で良く使うけど、本質的には何を言っているかよく分からない言葉、“マジックワード”。本ブログでもちょくちょく取り上げているネタですが、その中でも、「普通」と「常識」に焦点を当てた記事です。
アインシュタイン先生が言ったらしい、“常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことである”が秀逸すぎて。
インターネットに漂う〈独り言〉に耳を傾けよう
ネット上の批判、炎上などに関する視点。「ぶっちゃけ、 ウェブ上の発言の大半は“独り言”みたいなもんなんだし、あまり気にすることなくね?」といった感じ。
逆に発信者として意識するべきは、「自分はマイノリティである」ということ。実際はどうであるかは別として、自ら少数派だと意識し、他の多種多様な“独り言”に耳を澄ませることで、視野狭窄となるのを避けることができるのではないかしら。
「友達」という究極の消費コンテンツ
これまた寂しい考え方かと思われるかもしれませんが、「友達」について。その場の“空気”を重んじ、共通の話題=コンテンツから発生する“コミュニケーション”を重視しがちなイメージがある中では、そこにいる「人」に対する意識が希薄であるように思う。
「友達」という言葉に縛られることなく、必要なときには一緒に歩むような、細く長い関係性を続けていきたいな、と。
伝統、技術、制度……「変化」をためらうのはなんで?
「安定志向」と称して、身動きがとれなくなっている人が多いように感じる現代。「安定」と「安心」と、「不安」と「未知」と。「変化」に対する考え方。
小学6年生の「ぼく」が24歳無職の「僕」を笑顔でぶん殴ってくる
『アナと雪の女王』の感想記事を書くつもりが、小学校時代の文集を発見したことで、“ありのまま”の無職である自分の現状を再認識させられることになってしまった記事。
第三者視点で、楽しみながら書いてました。「記録」って大事。……ということで、ブログを書くのです←結論
「転勤族」の家庭で育った平成生まれの僕の話
徹底した自分語りの内容。タイトル通り、引越し&転校の繰り返しの中で培ってきた自分の価値観について、振り返ってみたものです。
おそらく、自分が「人間関係」だとか「コミュニケーション」、「キャラ」について強い関心を持っているのは、この辺りが要因なんだろうと思う。あと、本筋とは関係ないけど、転校を複数回にわたって経験してきた人って、共通して“真面目な性格”と評される人が多いような?
営業マンってどんな生活をしているの?〜とある企業で働く自分の場合
「失敗体験」シリーズ……というか、単なる日記。会社勤めの頃の生活を、覚えているうちに記録しておこうと、1日に詰め込んでみた形。そこそこ反響があって、嬉しい。
今更ながら、「ブラックじゃないじゃん」というツッコミに返答させていただきますと。確かにうちの営業所は、労働環境としてはマシな方だったらしい。自爆営業もなかったし。
けれど、クソ重い商品を1日中運びまくって、腰を痛める社員が続出、大量採用&大量退職が基本の構造は、決してホワイトとは言えないんじゃないかと、僕は認識しています。
「読書」とその後の「アウトプット」が楽しくなる「書評ブログ」の魅力
「本読もうぜ!」「感想まとめようぜ!」「ブログ書こうぜ!」の、私的おすすめ、三拍子をまとめた記事。れっつあうとぷっと!
『艦隊これくしょん』に見る、作品の人気と二次創作活動の幅広さ
コンテンツ人気をもたらす二次創作と、同人活動へとファンを駆り立てる不完全性、「終わりなき物語」の話。
『東方』も『艦これ』も、原作で示される世界観と設定は最小限なものであり、それゆえに、ファンの想像性を刺激して、数多くの二次創作が生まれてきたのでは、という内容です。
小説や映画なんかでも、「え?そこで終わるの!?後日談とか知りたいよー!」なんて作品は結構あるように思いますが、それに近い形。物語としては完結していても、あえて「未完」の部分を残しておくことで、「その後」を想像する余地を残してくれている感じ。たまらんです。
2004年の流行・文化・思い出を振り返る〜アテネ五輪、ハリポタ、前略プロフ
安定の、懐かしネタ。いいじゃない!書いていてめっちゃ楽しいんだから!書くのに5、6時間はかかったけど、ぜんっぜん疲れなかったし。「愛」と「楽しい」を語ろう。
ブログの持つ、独特の「距離感」が好きです
初期の頃の、自分の「ブログ」に対する考え方。我ながら、めっさ楽しそうである。今も、その気持ちはあまり変わっていない。来年から本気出す。
楽しく自由なブログライフを
「僕がブログを書くときの、3つのスタイル・改」でも書きましたが、ブログは自由に、好きなことを、楽しみながら書いてこそ、だと僕は考えています。
探そうと思えば、ブログの「書き方」や「考え方」に関する本や記事などがたくさん見つかるけれど、それらは参考になっても、正解じゃない。
各々に合った、ブログを書くスタイルがあって当然だし、そう考えれば、無理に毎日欠かさず更新することも、長文を書き続ける必要もないのではないかしら。所詮は日記、それでもいいじゃない。
このブログもそのように、“好き勝手に”続けてきて、なんやかんやで300記事。
ご覧の通り、話題も内容も形式もバラバラで、ごっちゃ煮状態のブログです。
それゆえに、読者登録・RSS登録してくださっている方の大半は、関心のない記事はスルーして、気にかかるタイトルが目に入った時にだけ、読んでもらえているのではないかと。
それだけでも本当にありがたく思いますし、僕も他のブロガーさんのブログは、そのようなスタンスで読ませてもらっております。
その中で、たまーにツッコんでもらったり、こっちからもツッコミにいったりと、ときどき交流のようなものがあれば、それで充分に楽しいな、と。上の記事へのコメントでも書きましたが、程良い距離感で、ユルく繋がっていられれば何よりです。
300記事という、キリが良いんだか悪いんだか微妙なタイミングではありますが、良い機会だったので。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。