オフ会ならではの、ゆるーいつながりが好きです


 「社会人になると新しい友達を作るのが難しくなる。だから、学生のうちにたくさんつながりを作っておけよー」とは、割と良く耳にするセリフ。

 確かに自由な時間は減るし、自然と仕事関係の付き合いが第一になってしまうイメージはある。自分も学生時代は、「やっぱりそうなっちゃうのかなー」などと考えてはおりました。だからと言って、積極的に友達作りした訳じゃないけれど。だってコミュ障だもん(はぁと

 

「たまに会う」程度の関係性のほうが長続きする

 でも実際のところ、現代にはインターネットという文明の利器がある。オフ会なんてものも毎日そこら中で行われているし、街コンなんていう大規模合コンも話題だ。そんな訳で、見知らぬ人と「出会う」こと自体はそんなに難しくないのが今の時代。良い時代に生まれたもんだ。

 ただし、出会ったからといってその場で仲良くなり、ずっと関係が続くかどうかはまた別の話。その場では楽しく話して、そこそこ溶け込めたつもりでも、連絡先も交換できずにおしまい、なんてことも普通にある訳で。

 勇気を出してオフ会に参加して、テンパりながらも必死に話して……終了。「また機会があったら会いましょう」とは、翻訳すると「もう会うこともねーよww ばいびーwww」という意味です。コミュ障には辛い世の中でございます。

 

 そんな僕にも、オフ会で出会い、なんだかんだで関係が長く続いているコミュニティがありまして。

 ひとつは、某モ◯ゲーで入っていた、オタク趣味の学生が集うグループ。
 ひとつは、某ミ◯シィで入っていた、ニコ動好きの自称コミュ障が集うグループ。

 ――そう、例えコミュ障でも、同じ趣味を持つ仲間の中では溶け込めるのだ! たぶん。

 

 前者は約7年(会う機会は格段に減ったけど)、後者は約3年、ありがたいことに関係が続いています。今でも暇な時に集まっては、飲んで朝までバカ騒ぎする感じ。ありがたやありがたや。

 オフ会の――というよりは、ネットで出会った友達との関係は、そんなゆるーい繋がりだから好き。毎回、半強制的に参加させられる会社の集まりとは違う自由がそこにはある。

 

 思うに、学校や会社といった生活の主体となるコミュニティでの関係は、どうしてもマンネリ化して疲れてしまう傾向にあるんじゃないかしら。いつも顔を合わせているから、話すこともあまり変わらないし、時には人間関係のゴタゴタがあったりもする。

 逆に、たまに自由気ままに集まって話せるネット友達のような存在は、多くの人にとっての代わり映えのない生活の癒し、もしくはスパイスのようなものになってるんじゃないかと思う。日常の避難所と言い換えてもいいかもしれない。

 

 学校に通って勉強する、会社に通って働く、それだけの生活の中で、この関係性って結構重要なものなんじゃないかな。同じことを続けていると、それに完全に適応しきってちゃうし、視野が狭くなっちゃう。これぞ、誰でもできる社畜の作り方。わっほほーい。

 だからこそ、やっぱりネットでのつながりは大切にしていきたい。その関係が続く限り、いつまでも。できれば、そのつながりをもっと広げたいとも思う。あまり広げすぎると、今度はまた疲れちゃうだろうから程々に。いざという時の逃げ場所は、いくつか持っておいた方がいい。

 ――と、酔っ払ったテンションで書いていたら、どうもまとまりのない文章になっちゃったけど、まあいっか。

 

 

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