運動不足を解消するべく、チャリで漕ぎ出した4月上旬某日。
もともと週に1回は10kmほど歩く日を設けてはいたものの、それでも普段は引きこもりがちな生活を送っていた近頃。電車に乗るのはなるべく避けたいご時世だし、かと言って人通りもそこそこある近所をジョギングするのもはばかれる。どうしよっかなーと考えて、
「そういえば、うちにはチャリがあるじゃない！」
と思い至ったわけでございます。いや、思い至るも何も、常に自室にででんと置いてあるわけですが。ただでさえ狭い部屋のスペースを圧迫して、ベッドの近くに立て掛けてあるロードバイクくん。このご時世＋花粉の季節ゆえに乗れていなかった彼を、久方ぶりに外に連れ出そうと考えた次第です。
向かったのは、所沢航空記念公園。
すでに見頃を迎えていた桜を眺めながら写真を撮るべく、チャリを漕ぎ漕ぎ足を伸ばしてまいりました。というわけで以下、前回に引き続き、写真を並べただけの日記記事でございます。
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「お花見」という言葉とは、とんと無縁になってしまったこの2年。
例年であれば、「ライトアップされた夜桜〜〜〜！ 映え〜〜〜！！」なんて胸の内で叫びながら目黒川を闊歩したり、「暇だし池袋から雑司が谷方面に歩いてたら、そのまま川沿いに花見しちゃったぜ☆」なんてテヘペロしながら神田川を下ったり、「ちゅんちゅん！ スズメちゅんのおしり！ キュート！ ぐへへ！」なんてニヤニヤしながら上野公園で桜の木々を飛び交う小鳥を追っていたはずなのに……。
ふぇぇ……すっかり引きこもりだよぉ……つら……くはないけれど、せっかくの春の季節に彩りが足りないよぉ……。
――というわけで、ちょろっと近場までチャリを走らせてきました。3月下旬に。
行ってきたのは、埼玉から東京へと流れる柳瀬川。ずばり東武東上線の駅名でもある「柳瀬川駅」付近の土手まで足を伸ばしたかったのだけれど、今回はそこまでは行かず。ぎりぎり都内の、柳瀬川沿いに広がる都市公園「金山緑地公園」をぐるっと歩きながら、気ままに写真を撮ってきました。
※以下、写真のみを並べた写真日記です。
エヴァンゲリオンが終わった。
平成生まれの自分はTVアニメ版をリアルタイムで追っていた世代ではないけれど、子供の頃から親しんできた大好きな作品の、本当の本当に最後の完結作。「エヴァを最後まで見るまでは死ねねえ！」と言い続けて生きてきたオタクにとっては、この世への未練がひとつ減った形になる。
2007年に始まった新劇場版4部作のラスト、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』。
何を書いてもネタバレになりかねないので、ここでは本編については言及しません。公開初日ということもあって、まだ見ていない方も多いでしょうし……それに僕自身、まだ感情を整理できていない現状がある。映画館を出て、とにかく感情のままにツイートして、パンフレットもざっと読んで。そうして若干は落ち着いたものの、まだまだふわふわしている感覚がある。夢の続きを見ているような、LCLの海に漂っているような、そんな気持ち。……というか、僕はまだ、夢の続きを見ていたいのかもしれない。
とりあえず一言だけ書くなら、以下のツイートのとおり。
いやもうなんか濃密すぎてもうわけがわからないんだけどいろいろよぎることとかツッコみたいこととか泣いた箇所とかしっちゃかめっちゃかな限界オタクと化してるんだけどわきまえてるつもりなのでネタバレなしで一言でまとめるなら
— けいろー🖋バーチャルライター (@K16writer) March 8, 2021
「「「「 完 璧 」」」」
でしたありがとうエヴァンゲリオン。
14歳だった僕が夢中になり、コミック版とTVアニメ版と旧劇場版を経て、ずっと見たいと思っていた『エヴァ』の、ひとつの理想形。親に隠れて旧劇場版のビデオテープを観て、いろいろな意味で衝撃を受けて呆然としていたあの日の少年は、今日、映画館で叫びたい衝動を抑えながら年甲斐もなくボロボロと泣く、アラサーのおっさんになっていた。
夢の続きを見せてくれて、ありがとう。
（※以下、個人的な『エヴァンゲリオン』語りになります。『シン・エヴァ』の話題はほぼありません）
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