ここ数年、「映画」を観る際には人のおすすめを素直に聞くようにしている。
「ガルパンはいいぞ」と聞いて劇場へ足を運び、3回観た。
「王を称えよ」と囁かれて映画館へと赴き、絶叫上映で燃え尽きた。
「カメ止めがヤバい」と小耳に挟んで行列に並び、抱腹絶倒した。
もともと映画を観る習慣のなかった自分が、今や映画館の有料会員。多くても年2回程度だった映画鑑賞が、気づけば月2回くらいのペースになっていた。
それもこれも全部、立川シネマシティのせいだ。きっかけは、2015年上映の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。その極上爆音上映に魅了されて以来、すっかりシネマシティで映画を観るのが習慣になってしまったのです。
そんなシネマシティでは現在、『リズと青い鳥』の極上音響上映が上映中。ほぼ間違いなく今年のマイベストになるであろう作品、その待ちに待った「極音」版ということで、今週はそれを観に行こうか──3回くらい──と思っていたのだけれど。
──そんな折に、また聞こえてきたわけです。
先週くらいから徐々に声が大きくなりつつあった、 “人のおすすめ” が。
ブログに書きました。
— kasumi【11/4京都プリキュアまつりDX】 (@kasumi1973) 2018年9月30日
(全人類、聞くのです)映画「若おかみは小学生!」が今世紀最高の映画だったんよ。プリキュアの数字ブログ
https://t.co/pUU80pLpdy
若おかみは小学生本当にすごかった、どう、なに、どこから説明したらいいですか? どうしたら観に行ってくれます?
— 今井哲也 (@imaitetsuya) 2018年10月1日
プリキュアブログのkasumiさんと、今井先生が言うなら間違いあるまいと。それも「テレビシリーズを観ていなくてもOK」とくれば、もはや迷う理由はございませぬ。
というわけで、公式サイトであらすじを確認することもなく、ほかにもレビューを読んで事前知識を仕入れるでもなく、ノリと勢いでもって映画館へと足を伸ばしてきました。シネマシティは満席だったので、T・ジョイSEIBU大泉へ。ファーストデイでよかった。
そして、上映終了直後のツイートがこちらとなります。
あ゛ーーーーー!!
— けいろー (@Y_Yoshimune) 2018年10月1日
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
泣くわあんなん!家族連れに囲まれてるなかで号泣したわ!!今年一番のガチ泣きをかまして、呼吸を整えるためにトイレの個室に閉じこもらざるを得ないレベルで泣いたぞこんちくしょう!!! #若おかみは小学生
やべえな、こいつ!(あとで我に返った)
でも大丈夫。「泣いていいのは、おトイレか、パパの胸の中」だって早苗さんも言ってたから、きっと許してもらえるはず*1。泣いていたのがアラサーのオッサンでも。たぶん。
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