ひらくPCバッグminiを買ったら、街歩きが快適になった

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 前々から気になっていた「ひらくPCバッグmini」を購入しました。

 本製品を手がけたのは、ブロガーのいしたにまさき@masakiishitaniさん。オフ会やイベントでこれを使っている人を何度か見かけたことがあり、評判も良いから気になっていたんですよねー。

 1月下旬に使いはじめて、はや2ヶ月。想像していたよりも収納性が高く、また必要以上に大きくないため、街歩きにもぴったり。まっこと重宝しています。

 肩に掛けて歩いてもまったく邪魔にならないし、ほかのショルダーバッグと比べてもフィット感は抜群。肩に掛けたままバッグを開いて物を取り出すこともできるので、大きなリュックサックを背負っていたときよりも外で動きやすくなったという実感があります。

 というわけで、実際に使用してみての感想をざっくりとご紹介。

 

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「ひらくPCバッグmini」の外観を見てみよう

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 このたび買ったのは、2016年発売の「ひらくPCバッグmini(ブラック)

 2012年発売の「ひらくPCバッグ」をさらにコンパクトにした、機能性に優れたPCバッグです。横に長い2012年版に対して、miniは縦に長いつくり。「面」の部分だけを見るとトートバッグのようなサイズ感ですが、奥行きがあるため収納性に優れています。

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 横から見ると、こんな感じ。
 公式ページによれば、底面の奥行きは12.5cm。

 下に置いても安定しやすい二等辺三角形のバッグは、実際、この2ヶ月間で一度も倒れたことがありません。それこそ製品紹介の文句にもあるように、「ペン立て」のごとく机上に置いて使うことも可能。必要なものだけを出し入れしやすい構造も魅力的ですね。

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ファスナーはかなり深いところまで開きます。

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バッグの底面は、強度が高く汚れにくいターポリン素材。まだまだきれい。

 

実際にこれだけの物を入れています

 ひらくPCバッグminiには、どの程度の荷物が入るのか。ここでは、ある日の自分の荷物を一例として、実際に物を入れて見てみましょう。

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このくらいの荷物が──。

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──すっぽり入って、なお余裕がある感じです。

 上の例ですと、最も大きな荷物として、MacBook Airやクリアファイル(A4)がぴったり入るくらいのサイズ感。また、タンブラーを入れてもまだ少しスペースに余裕があるくらいの奥行き・横幅があり、文庫本や冊子類も3、4冊くらいは入りそうですね。

 ちなみに普段は、これらの荷物にミラーレス一眼カメラも加えて持ち歩いています*1。場合によっては折りたたみ傘も入れて、それでもまだ若干の余裕がある印象。出先で買った本や文房具程度なら、一緒にバッグに入れて持ち帰ることも可能です。薄い本もいっぱい入るよ!

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小物類はメッシュポケットへ。コード類や充電器を入れてもOK。
上の写真の収納物リスト
  • MacBook Air
  • クリアファイル(A4)
  • 真空断熱タンブラー(480ml)
  • デジタルメモ ポメラ
  • Kindle Paperwhite
  • ほぼ日手帳
  • 測量野帳
  • 文庫本
  • カードケース
  • iPod touch
  • イヤホン
  • ボールペン類

 

しばらく使ってみて、どんな感じ?

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 そんな「ひらくPCバッグmini」を使いはじめて、はや2ヶ月。

 この1、2年ほどはリュックサックを常用していたため、最初は違和感がありましたが、慣れてみれば「ものすごくしっくりくる」印象。大きなリュックと比べて持ち運べる荷物の総量は減ったものの、移動中の快適さはこちらのほうが上。街歩きがしやすくなりました。

 肩に掛けるタイプの鞄にありがちな「歩く反動でバッグが身体に当たって気になる」ようなこともなく、フィット感は抜群。腰の位置にくるような長さでベルトを調節しても、バッグ本体が身体に密着して離れません。

 人混みですれ違った他人のショルダーバッグが身体に当たり、痛い思いをした──という経験がある人もいるかもしれませんが、ひらくPCバッグminiではそういったことも少ないかと。背中にまわせばほぼ隠れるくらいのサイズですし、人にぶつかるほど身体から離れることもないので。

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 また、肩掛けバッグならではの特徴として、その場ですぐに荷物を取り出せるのも大きな魅力。リュックサックのようにいちいち下ろす必要はなく、パッとバッグを開けて、サッと目的の物を取り出すことができます。カメラもすぐに出せてありがたい。

 もちろん、それだけならば多くのショルダーバッグやトートバッグにも当てはまりますが、本製品の場合、

  • 多層構造ゆえ、目的の物を見つけやすい
  • 大きく開くので、荷物を取り出しやすい

 というメリットがあります。メッシュポケットを活用すれば、バッグの底に埋もれた小物を探してゴソゴソするようなこともありませんし、ファスナーを下まで大きく開けば、取り出す際に書類が引っかかり折れ曲がってしまうような事態も避けられます。

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 さらにベルトを短く、腰よりも上の位置で背負うようにすれば、自転車移動にも使えそう。さすがに数十km単位の長距離では専用のバッグのほうが良いでしょうが、普段の街乗りや自転車通勤で使うぶんには問題ないんじゃないかと思います*2

 


 

 そんなこんなで、まだ2ヶ月ではありますが、すっかりお気に入りの鞄となった「ひらくPCバッグmini」のレビューでした。これからもお世話になります。

 

 

関連記事

*1:今まさにこの写真の撮影に使っているので、ここでは省略しています。

*2:花粉症でまだ何度も試せていないので、使えなさそうだったら後ほど修正します。

池袋『コメダスタンド』で「やわらかシロコッペ」と珈琲を楽しむ

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池袋・サンシャインシティにオープンした『コメダスタンド』に行ってきました。

おなじみ『コメダ珈琲店』の新業態であり、各地に展開しているコメダ謹製『やわらかシロコッペ』とのコラボレーション店舗なのだとか。

たまたま「無性にコッペパンが食いてえ!」と検索していたらこちらのお店の存在を知り、迎梅雨のなか足を伸ばしてきた格好です。

 

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日本庭園があるスタバ!川越鐘つき通り店に行ってきた

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 ここ最近、おしゃれカフェやコーヒースタンドが増えつつあるように感じる街、小江戸・川越。しばらくぶりに訪れると、いつの間にか新しいお店が増えていてびっくりするんですよね。

 そんな川越の街で、今度はスターバックスコーヒーが新店舗をオープンしたのだとか。それも、てっきり駅前にでもできたのかと思ったら──なんと、場所は「時の鐘」の目と鼻の先らしい。……観光地のど真ん中じゃないっすか! むちゃくちゃ混雑するやつだ! わぁい!

 というわけで、混雑を承知で開店初日の『スターバックスコーヒー 川越鐘つき通り店』に行ってきました。

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小江戸の街にオープン!和モダンなコンセプトストア

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 このたび新規開店したスタバが店を構えるのは、店名にもある “川越鐘つき通り” 。川越のシンボル的存在である「時の鐘」と同じエリア、観光地のただ中に位置します。

 駅からはちょっと距離がありますが、観光目的で川越を訪れたのであれば、散策ついでに自然とたどり着けるような場所。寺社仏閣や蔵造りの町並みといった観光スポットを巡り、写真を撮ったり食べ歩いたりしながら「時の鐘」を目指して歩くのがおすすめです。

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 こちらが店舗外観。川越の伝統的な街並みに合わせたコンセプトストアとして、周囲に溶けこんだつくりになっています。遠目にはスタバとわかりませんが、近くまで来ればおなじみのロゴがお出迎え。通常の緑地のロゴと比べると、少しシックな色合いですね。

 城下町の商店じみた外観に対して、店内は和モダンでな雰囲気。入り口にもカウンター席がありましたが、すぐ横に行列ができているためか、この日は座る人がいなかった模様。このカウンターはそのまま店内のレジにつながっており、お店全体も縦に長い形になっています。

 店内の中央付近には外へ通じる扉があり、その先には中庭が。 “庭” と言いつつも頭上には屋根があるため、小雨程度であれば気にせず座れそう。自然光を取りこみつつも全体的に日陰になっているため、おそらく夏場は庭園側から風が入ってきて、涼しく過ごせるのではないかしら。

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 また、店舗奥のスペースには、4人掛け・2人掛けのテーブル席があります。

 その横、外のテラス席に通じる部分は全面がガラス窓の開放的なつくりになっており、日中は柔らかな日差しが感じられて暖かな雰囲気。壁面にはいくつかのアート作品が展示されており、これまた「和」のイメージが際立ちますね。

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 そして、外のテラス席には日本庭園が!

 多彩な木々と花々が植えられた庭園は彩り豊かなだけでなく、枯山水と思しき表現も。加えて、テラス席に出ると、店内の喧噪はどこへやら。まっこと静かな空間が広がっており、お客さんたちも自然と声を抑えるように話し、写真を撮っていました。

 梅の花が咲く庭園を眺めつつ、きっと四季折々の風景が楽しめるんだろうなー……などとぼーっとしていたら、突如、ご近所さんらしき猫氏が紛れこむイベントも発生。あまりにも当然な顔をして木に向かって爪研ぎをしていたので、思わず二度見してしまった。

 ……あ、シャッターチャンスじゃん! と我に返りカメラを構えようとしたところ、またどこからか現れた別の猫氏が、爪研ぎ中の猫氏に猫パンチ。写真を撮る間もなく、2匹そろってだだーっと走り去ってしまいました。日本庭園で猫が追いかけっこをするスタバ……新感覚だ……。

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 場所が場所ということで混雑が見込まれるものの、テラスもあわせて席数は77席。そこそこ広い店舗ですし、持ち帰りの人も相当数いると考えれば、ふらっと訪れても意外と座れるんじゃないかと思います。電源席があるわけでもなし、回転率は悪くないはず。

 これからの季節、春は花見、夏は風鈴、秋は祭り──などと川越へ足を運ぶ機会がある人は、観光ついでに覗きに行ってみるのも良いかもしれません。特に夏、川越氷川神社の「縁むすび風鈴」は一見の価値ありですぞー!

 

店舗情報

 ※参考:食べログ / ぐるなび

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『不屈の棋士』人工知能があぶり出す「人間らしさ」の在り処

 最近、将棋がアツい。

 昨年から今年にかけての藤井聡太さんの活躍は言うに及ばず、羽生善治さんの永世七冠に、テレビやネットを中心とした「ひふみん」ブームなどなど。あちらこちらで将棋の話題が飛び交っており、興味のない人でも耳にする機会が増えたのではないかしら。

 かくいう僕もすっかりその流行に感化されてしまい、素人なりに将棋アプリを楽しんでいる今日このごろ。

 数年前にインストールしたときには飽きてしまった『将棋ウォーズ』も、すでに1ヶ月以上継続中。1日3戦は欠かさず指し、累計100戦を終えての勝率は4割6分。級が上がるにつれて勝てなくなってきたので、いい加減に戦法を学ぼうかなーなんて考えています。

 一方で、そのように「指す」だけが将棋の楽しみというわけでもなく。「プロの対局を観戦するのが好き」という人もいますし、将棋の本を「読む」ことにだって楽しさや魅力がある。将棋の楽しみ方はさまざまで、本をきっかけにその世界にハマる人も少なくないと聞きます。

 このたび読んだ大川慎太郎著『不屈の棋士』は、まさにそういった人でも楽しめる将棋本だと言えます。観戦記者である筆者さんが11人の棋士にロングインタビューを敢行し、プロの将棋指したちの実像に迫った1冊。

 将棋について “そんなに知らなくても読める” という感想*1を読んで買ったのですが、まさにそのとおり。しかもそれでいて、「将棋」という奥深いゲームの魅力に触れながら、棋士11人の各々の哲学やスタンスを知ることができるという、非常に濃密な内容でした。その感想をば、ざっくりと。

 

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Switch発売1周年!自分が遊んだゲーム3作品をゆるっと振り返る

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 Nintendo Switchの発売から、はや1年。なにげに自分史上初めてとなる「発売日に買ったゲーム機」であり、1年が経ってもぼちぼち楽しんでいる今日このごろ。

 夢中になりすぎて日常生活が疎かにならないよう、それなりにセーブはしているつもりではあるものの……なんだかんだで、暇ができればスプラトゥーンを遊んじゃうのよね……。それでも総プレイ時間は250時間程度なので、ガチのフレンドさんと比べればまだまではあるのですが。

 他方で、せっかくゲーム機本体を手に入れたわりに購入したゲームソフトは少なく、『マリオカート8 デラックス』『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』『スプラトゥーン2』の3本のみ。

 『マリオオデッセイ』をはじめ、ほかにもちらほらと気になるソフトはあるものの、買ってしまえばそれこそ日常生活がぶっ壊れかねないので……。最近はほとんどイカ専用機と化しているけれど、それでも充分に楽しめているのでまあいいかなーと。イカだけに。

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 それはさておき、発売1周年というちょうど良いこのタイミングで、1年間で遊んだSwitchのゲームについて振り返ってみようかなーと思いまして。容量がいっぱいになったメモリーカードの整理ついでに出てきたスクショを交えつつ、ゆるっとまとめてみました。

 

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