【月初雑話】ダルさで始まる今年の師走

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 最近、なんだかダルい。

 

 別に、仕事や生活に不満があるわけじゃない。ちらほらといただいている原稿依頼は楽しく取り組めているし、それ以外のお仕事もぼちぼちこなせている……と思う。

 相変わらず収入は少ないけれど、なんとか人並みには暮らすことはできている。趣味に割く時間もあるし、映画を観たりゲームをしたりするのは楽しい。何も問題はない。

 

 でも、なんだかダルい。

 

 理由はいくつか考えられる。近頃は人と会って話す機会が減ったとか、しばらく遠出してリフレッシュすることができていないとか。でもまあ、そもそもが内向型人間なので、無理に人と会うとかえって消耗してしまうことも多いのだけれど……。

 

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2017年11月の話題〜72時間ホンネテレビ、スマホ決済、“普通の人”の定義とは

 やっはろー! 「明日から12月」という事実が重くのしかかってくる今日この頃。世間的には忘年会やら何やらと盛り上がるシーズンなのでしょうが、自分にはあまり関係のない話。そんなことより冬コミだ! 個人的な話として25日が誕生日だけど……何歳になるんだっけ……。

 さて、そんな師走に突入する前日の今日は、毎月末恒例「今月のブックマークを振り返ろう」の記事を投稿する日です。末尾に2014〜2016年の「11月」の記事へのリンクも貼っているので、よかったら一緒にどうぞ。

 

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三田祭帰りに東京タワーまで歩いてきた

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学園祭──それは、リア充の集い。しかも慶應義塾大学の三田祭とくれば、とてつもなく浮ついた空間のなか、青春模様が繰り広げられているだろうことは疑いようがない。

そんな場所に非モテのアラサー男が飛びこむなど、自殺行為でしかない──かと思えば意外とそうでもなく、それなりに満喫している自分がいた。わーい! 人がいっぱいだよー? たーのしー!

……と言っても、学生さんの出し物をいくつもまわったわけでなく、単に校内をぶらぶらする程度だったのだけれど。なんちゅーか、雰囲気だけ味わってきたというか、「楽しさ」のおすそ分けをいただいたと言いますか。もともと「お祭り」は嫌いじゃありませんしおすし。

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三田祭に行った目的は、アニメカルチャー研究会@anicul_kenさん主催の企画、『たつき監督・福原Pトークショー 〜ふれんずと考える、アニメについての"ヤオヨロズ"〜』。

トークショーでは専門的な話題も多く飛び出て、むちゃくちゃおもしろかったです。あと、福原Pが「参考にしたいので……」と言いつつ会場に投げかけていた質問と、それに対する聴衆の反応も興味深かった。どういった動画配信サービスを使っているかとか、その割合とか。

で、その帰り道。貴重な話を聴くことができ、それなりに学園祭も堪能したので、まっすぐ帰るべかー……と大通りに出たところ、ふと目に入ってしまった、東京タワー

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今年はたしか、春先にも東京タワー周辺をぐるっと歩いたことがあったけれど、そういえばこの時間帯には行ったことがないなーと。お天道さんがギンギラギンに天上で輝く真っ昼間ではなく、日が暮れ、そろそろ夜の帳が下りようかというタイミング。

よし、せっかくだし、寄り道していこうそうしよう。このあたりは用事でもないと足を運ぶ機会もないし、東京タワー横をぬるっと通り抜けて、神谷町駅から帰ればいいのだから──というわけで、ちょろっとお散歩ついでに写真を撮ってきました。以下、写真多めの日記です。

 

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FGO新規層から月姫ファンまで、全方位へ向けた型月指南書『TYPE-MOONの軌跡』

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 改めて、「もう10年以上になるんだなー」と実感した。

 そのゲームと出会ったのは、まだ学生だった頃。まだ「オタク」の肩身が狭かった当時、某泣きゲーがきっかけで深夜アニメを観るようになった自分が、初めてのオタク友達から勧められた作品だった。ちょうど、アニメ化される少し前くらいだったかしら。

 学校帰りに、半ば押し付けられるように渡されたノベルゲーム。

 何の事前知識もないまま、少しずつ進めていこうとパソコンで読みはじめた、次の瞬間──気がつくと、朝になっていた。あまりのおもしろさに、日常が殺された。それから数日、家に帰れば時間が許すかぎり読み耽り、生活に支障を来すレベルで夢中になっていた覚えがある。

 あれから10年。

 今となっては当時のことも懐かしく、「いやー、そういや学生時代、何日も徹夜して読んでたノベルゲーがあったわー、あの頃は若かったわー」なーんて思い出したように懐古するくらいかと思いきや……ところがどっこい。

 驚いたことに、現在進行形で劇場版が展開中だよ! なんでさ!

 2010年の映画化でも大喜びだったのに、まさかの再アニメ化に続き、ダメ押しの劇場版。2004年の発売から10数年を経て、ついに劇中の全ルートが映像化されることに。多分、当時の自分に聞いても信じないんだろうな……。あるいは「遅ぇよ!」とか言いそう。

 2017年現在、相も変わらず僕は、『Fate』という作品世界の虜になっている。

 それにしても、10年は長い。

 原作の発売年から数えれば、13年。これまでに数多くの関連作品が発表され、しかもその世界観は今なお拡大中。2015年にリリースされたスマホアプリは1100万ダウンロードを突破し、海外でも人気を博しているという現状。パない。

 しかし、10年以上──さらにそれ以前、同人時代の作品にまで遡れば、20年近くが経っていることもあり、その全容を把握するのは困難になりつつある。スピンオフ作品まで含めれば、古くからのファンですら、全体を整理し概括するには時間を要するはず。

 どこかに、良い感じにまとまった資料はないのかしら……。

 ──というわけで、そんな需要に応じてかどうか……はわかりませんが、先日発売されたこちらの本『TYPE-MOONの軌跡』を読みました。待ってましたー! 筆者は、坂上秋成@ssakagamiさん。最近だと、4Gamerのインタビュー記事などを担当しています。

 近所の小さな書店をいくつかまわってみるも当然ながら見つからず、都心のメロンブックスまで出て、ようやく平積みされた本書を発見。特典のクリアファイルもゲットしたホクホク顔のまま、ポカポカ日和の公園で一気読みした次第です。

 いやー! よかった! ホクホクがポカポカになって、ニッコニコだよ! 今なら、ガチャを回せばじいじが出る気がする!*1

 そんなわけで、ざっくりと感想をば。

 

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*1:結果、月の女神が出ました → https://twitter.com/Y_Yoshimune/status/934629543595327488

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代官山のオーガニックカフェ『ボンベイバザー』でひとりランチ

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たまに、ふらっと代官山へ行くことがある。

目的は、代官山蔦屋書店。

一般的には「最近流行りのおしゃれ書店」なイメージもあるかと思うけれど、自分にとっては「知らない本と偶然に出会える場所」。都心の大型書店に行くよりもこちらに足を運んだほうが、「気になる本」と出会う確率が高いような気がするんですよねー。

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ただ、代官山へ行くと決まって悩むのが、お昼ごはんの問題。見るからにセレブなお店が多く立ち並ぶ代官山では、「メシをどこで食うか」が悩みのタネなのです。どれもこれも、男ひとりで入るにはハードルが高そうなお店ばかり。ぐぬぬぬぬ……。

なので、午前中いっぱい蔦屋書店で本を物色したら、徒歩で渋谷方面へ向かうのがいつもの流れ。大通りに出ればチェーン店もあるし、渋谷へ近づけば近づくほどに定食屋さんのたぐいも増えてくるので。お昼ごはんはいつもその道中か、渋谷駅近辺で済ませることが多い。

けれど、毎度のように似通ったルートを通って渋谷まで歩くのもアレだし、できれば代官山エリアの飯処も開拓したいと思う今日この頃。見るからにキラキラでお高いお店は無理にしても、ちょっと勇気を出して、カフェくらいなら入っても大丈夫なのでは……? と考えた次第です。

 

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