末広町『ボンドール』地下にあったのは、洋食屋のような純喫茶

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ドチャクソにサマーデイだったイエスタデイ。

ひんやり涼しげ、人の少ない喫茶店でほげーっと作業していた午前中は何の問題もなかったのけれど、いつまでも引きこもっているわけにもいかない。──そう、昼メシを食うためには灼熱の屋外に出る必要があるのだ。

アツい、ダルい、めんどくさい……などとぶーたれつつも、別に汗をかくのは嫌いではない自分。そも最近は運動不足も否めない生活をしていたため、少しでも外を歩いて体にビシバシイヤンアフンと鞭を打たねばならぬのだ。えっさほいさと、いつものコースを歩きますよっと。

 

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「そういうのもあるのか」を知れる、ゆるく楽しい“暮らし”のエッセイ集『ひきこもらない』

 phaさんの書く文章は、柔軟剤のようなものだと思っている。

 必要不可欠ではないけれど、日々の生活で摩耗し、くたくたになった繊維を柔らかくほぐしてくれる。そして、特定の環境ですっかり染みついてしまった匂いをリセットし、ふんわりリラックスできる香りをもたらしてくれる存在だ。……なんだかうまいこと言おうとして失敗した気がしなくもないけれど、要するに「凝り固まった考えを解きほぐしてくれる」的なアレです。

 既刊すべてを読んでいるわけではないけれど、phaさんの言説からはいつもそのような読後感を得られて心地良い。いわゆる「世間一般」とか「常識」とか「普通」からは少し外れているけれど、別にそれらを否定するわけではなく、自身の考えを強く主張するでもなく、「こうやって考えてもいいんじゃない?」「こういう選択肢もあるよ?」と、ゆるく提示してくれる感じ。

 自分がまだ会社員だったころに読んだ『ニートの歩き方』もそうだし、退職して半無職・半フリーみたいな生活をしていた時期に読んだ『持たない幸福論』もそうだった。

 phaさんの文章はいつも、そのときどきで自分が感じていた「生きづらさ」に対して、別の選択肢を示してくれる存在であったように思う。時に社会から押しつけられ、時に自分の内からわき上がってくる、諸々の「こうすべき」をリセットしてくれる処方箋。

 そんなphaさんの新著『ひきこもらない』を読みました。

 

 

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2017年上半期発売!おすすめのマンガ14冊をまとめたよ

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 過去の名作、誰でも知っている作品のランキングも良いけれど、最近、続々とおもしろいマンガが登場していると思いませんか?

 そこで今回は「2017年上半期に1巻が発売された新作マンガ(あるいは短編集)」に絞って、特にお気に入りの14作品をまとめました。拙い紹介ではございますが、よかったら参考にしてください。

 

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2017年上半期に撮った写真を雑然と並べただけ

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 相も変わらず、カメラや写真についてろくに勉強できていない自分。

 でも、街中をぶらぶら歩きながらファインダーを覗くのは好きです。外出時のカメラは必需品なのだ! 日常的に持ち歩いているのは、富士フィルムのミラーレス一眼。今月末で、購入してからちょうど1年になります。

 そんな自分も、先日ついにレンズを購入。ファインダーを覗いたときの感覚に新鮮さを覚えつつ、あれこれと試しながら楽しく撮影に興じております。

 ……そうなのです。ただ漫然とカメラを構えていたそれまでとは異なり、「撮りたい!」ものが明確になると、自然と写真撮影も楽しくなってくるもので。某フレンズなアニメの影響で動物園に行くようになり、そこでカメラを構えることの新たな魅力を発見したのでした。たーのしー!

 というわけで、普段は文字まみれのブログに色を添えるべく、この半年間で撮影した写真を適当に並べてみました。こうして時系列順に見てみると、やっぱりレンズを買った前と後では写真が明らかに異なるし、被写体も微妙に変わってきている……気がする……?

 

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