2017年7月の話題〜勉強とは何か、“わかりやすさ”の怖さ、中高年がハマるポケモンGO


 はろはろー。今日で7月も終わりだよー。『ポケモンGO』の伝説レイド第1弾は本日で一区切りとのことで、明日からは にらみつけるさん ファイヤーが登場するとのこと。とりあえず、最低2体は捕獲しておきたいところでござる。炎ポケモン大好きおじさんゆえ。

 さて、8月はイベントが盛りだくさんという人も多いんじゃないかと思いますが、何はともあれ7月の振り返りでござる。毎月末恒例「今月のブックマークを振り返ろう」のコーナーです。末尾に2014〜2016年の「7月」の記事へのリンクも貼っているので、よかったら一緒にどうぞ。

 

社会・時事

“「デジタル漫画を儲からない構造にしてしまった」”

マンガに限らず、DM中の「ネットのデータだからお金を払うのはおかしいと思う」という感覚が、一部の層では当然の価値観なのかなと。ただ、その上で「アプリの課金」は別物として考えられているのは不思議。

愛が溢れきって天元突破した文章、すっごい好き

すごい。いろいろな意味で愛に満ち満ちていて、読み終えてなぜかものすごい満足感を覚えてしまった。/“え?私の好きな男、女の趣味もいいの?好きィ!!!!!!!!!!!”

生活

お互いを高めあって(?)いるようだ……

ポージングもだけど、地味に編集技術も上がってるように見えて笑う。

やはり「追記」の定食が至高

おいおいアレが入ってないとかマジすか……と思いつつ振り上げた拳は、追記を読んだことでハイタッチへと変わった。

昔はよく使ってた「なるへそ」、今は「なるほろ」って言ってる

「アウトオブ眼中」はいつの間にか使わなくなったけど、「おいくら万円?」は普通に使ってる……。

夜明け前が一番暗い、だから、落ち着く

「新聞配達のバイクの音によって他人の存在を知る」感覚、すんごいよくわかる。深夜の道路は、終電を逃した人を家に送るタクシーと大型トラックが主役。それが新聞屋さんに変わり始めたら、夜明けは間近。

考え方

“目標”でなく“有限性”の設定。

“現状の社会システム評価軸の中で成功したいという短絡的な姿勢ではなく、システムを深いレベルで変えようとするような生き方が必要です。そのためには、何よりも勉強すること”

「バカバレ」のススメ。

どれだけ取り繕おうと、自分の言葉からは至らなさが可視化されてしまうもの。だけど、そうすることで精神的に楽になる部分があり、広がる世界もあるということは、ブログを通じて実感できた。

考え方が変わったなら「何が変わったのか」を書けばいいのに、と思う

常に揺らぎ続けている中途半端な灰色マンなので、強い信念で己の主張を展開し、共感を集める人は尊敬してる。ただ、「灰色に共感してくれる人もいる」とブログで知れたので、灰色も一種の「主張」と思って書いてる。

こういう「相棒」っぽい関係性って憧れる

もともと「恋人」っていう概念が意外と曖昧というか、人によって定義が異なっているような気もするので、当人たちの感覚次第なのかなーと。

ロードバイクに乗るようになって、自転車の逆走も怖いと実感した

どっちでも良い派だったけど、「ドライバーの感覚を知る」のは自分の身を守ることにつながるんじゃないかと思うようになった。「車が避けてくれるだろうから」の感覚で路上にいる歩行者・自転車はいろいろ危うい。

インターネット

“ネットは多様性や寛容性を高めるようでいて、実は逆方向に作用している”

完全な「中庸」であろうとするのは難しく、2者のどちらからも非難されるリスクもある。せめて、強い言葉はなるべく使わないでいたい。

まったく知らない世界の話だけど、ほんわかと素敵な対談

 見放題サービスで観るのが昔のアニメというのもおもしろい……。/“「家族の時間」の延長線上に、あくまでも自然な形で動画の撮影や投稿がある”

ヨッピーさんですら諦めの境地に……

「この部分はわかる」という部分肯定すら難しく、どれだけ説明を重ねても全否定する人については、悲しいけれどお互いに「視界に入れない」ようにするしかないのかな……と。

“情報収集とはノイズを受け入れて取り除く作業”

ノイズの取捨選択、どこまで許容するかのバランスは難しい。一番良いのは、ノイズそれ自体も自然と楽しめるようになること、なのかな。

フォントは本当に大事

“文字いれて写真の良さ半減するなら、無理に文字入れる必要ないと思う”ので、基本は文字入れないおじさんです。/「スーパー求愛タイム!!!」は使い古された表現×使い古された虹色のコンボが一周まわって好き。

まとめたよ!

人生を楽に生きるには、「ルール」に従い、選ぶことをやめよう

 「日常生活の『ルール』を定めることで、精神的な負担を減らす」「精神的なお金の使い方をやめて、役立つスキルを身につける」といった主張を軸にまとめられた、ひろゆき流「幸福論」。

 日々、目の前に現れる大小の選択肢を選ぶのは、想像以上に疲れる作業。それならば、自分で決めた「ルール」に従ったほうが楽に幸せに生きられるのではないだろうか――そんな考え方がまとめられている。

 多種多彩な「ルール」の中には、少なからず共感して「実践しよう!」と思わされるものもあるはず。何かしらの生きづらさを感じている人におすすめの1冊です。【感想記事

「そういうのもあるのか」を知れる、ゆるく楽しいエッセイ集

 『ニートの歩き方』等でおなじみの筆者による新著。「街」や「家」についての考え方、スーパー銭湯とサウナ、「旅先で普段どおりに過ごす旅行」のススメなど、多種多彩な話題を詰めこんだエッセイ集。

 一見すると雑多に見えるが、どれも「暮らし」や「生き方」に関わるトピックであり、「普通」とは違う様々な考え方を知れて楽しい。

 「こんなことがあったんですよー」というゆるさながら、なかには「そういう考え方もあるのか!」と眼前の景色が広がるような印象を受ける文章もあるはず。何らかの「生きづらさ」を感じている人におすすめの1冊です。【感想記事

十人十色の価値観に触れ、己の“歩き方”を再確認できる本

 第一印象は「女性の、女性による、女性のためのエッセイ」だった。ニューヨークという街ならではの十人十色の価値観の波に溺れつつ、その自由闊達さに元気をもらえる本。特に女性が読めば、NYで暮らすトムボーイたちの生き方に勇気づけられるはず。

 そういった生き方は、男性目線でも共感できるものであると同時に、男にとっても無視できない「女性」が抱える諸問題を知ることにもつながるため、男性にも読んでほしい冊でもあります。彩り豊かな価値観に触れながら、自分の「歩き方≒生き方」を再確認できる本。性別・世代に関係なくおすすめです。【感想記事

エンタメ

まとめたよ!

“議論に議論を重ねて作ることこそが、ゲームフリークらしさだと思うんです”

野生ポケモンとのエンカウント演出≒「いないいない、ばあ」の話とか、例えがどれもわかりやすくておもしろく読めた。

 

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