ぐるりみち。

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お腹いっぱい大満足!小江戸川越のランチパンケーキ『cafe Matilda』

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 ふわふわのパンケーキには、きっと夢が詰まっている。

 そう信じて疑わない僕は、それなりに甘党である。今でこそ「日本酒ヒャッハー!」と清酒に溺れているが、大学生時代のお気に入りはカルーアミルクだった。いくら友人から「女子か!」と突っ込まれようが、構うものか。僕は、甘くてとろけるようなカルーアちゃんが、大好きだ。

 まあ、お酒の好みだけで「甘党」を名乗るのもどうかとは思うけれど。でも「好きな食べ物は?」と聞かれれば、間髪入れずに「Chocolaaaaaaate!!」と答えるくらいにはチョコ好きでもある。別に、バレンタインを見据えての発言ではない。ついでに言えば、和菓子もたいてい好きだ。

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チョコレートはいいぞ(妹がチョコレートで「ダンボー」を作ってくれたよ - ぐるりみち。

 ところがどっこい。現代日本では「スイーツは女子の食べ物」というイメージがなお根強く、甘いもの好きな男子の肩身は狭いばかり。……なんでや。男子高生が31アイスでトリプルにしたってええやん。男4人でスイパラに行ったっていいじゃん。

 なのにどうして、そんな目で僕たちを見るのですか……。

 学生時代、外でスイーツを食べるたびにひしひしと感じていた怪訝な視線に耐えきれず、やがて僕は、飲食店で甘いものを(あまり)食べなくなった。女の子のいる飲み会でないとデザートすら頼むことは叶わず、悪ノリを装っておっπアイスを頼むのがいっぱいいっぱいだった。せつない。

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 そんな僕にとって、「パンケーキ」はある意味で憧れの存在だった。たくさんの生クリームに、溶けておいしそうなアイス、色とりどりのフルーツに、王道のとろーりシロップ――。どれもこれも魅力的な「甘いもの」が添えられた、至高のスイーツ。それを思う存分に食べてみたい、と。

 しかし、さすがに男1人でパンケーキ屋さんにでも踏みこもうものなら……命の保証はない。店の敷居を跨いだ途端、四方八方からの怪訝な視線に突き刺され、精神的な死を迎えるのだろう。ふわふわとろとろ、あまーい雰囲気漂うパンケーキ屋さんで、己の血を撒き散らすのは忍びない。

 パンケーキのシロップを味わうことは許されず、辛酸を嘗めるしかない毎日――そんな日々に終止符を打ったのは、あるとき目にした「ランチパンケーキ」の文字だった。……そうだ、スイーツとしてのパンケーキを食べられないならば、ランチとしてパンケーキを食べればいいじゃない!

 ってなわけで、食ってきた。

 

小江戸・川越で食べる、ランチパンケーキ

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 このたび訪れたのは、西武新宿線の本川越駅からほど近くにある『カフェ マチルダ (cafe Matilda)』さん。お店の前には星条旗が掲げられており、アメリカンなカフェ&ダイナーを思わせる佇まいだ。

 ところが、ホームページを見ると、そこには「川越のパンケーキ専門店」の文字が。日中はカフェであり、夜はお酒も飲めるダイナーになり、それでいて昼も夜もパンケーキを食べられるという……なにそれ……最高じゃん……。佇まいからして、男1人で普通に入れそうな雰囲気ですし。

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 ランチタイムは16:00まで。サラダ&ドリンク付きのセットは850円と安く、パンケーキの種類も豊富。ソーセージエッグ、チリビーンズ、フィッシュフライタルタルソース、エビとアボガドのタルタルサラダ――などなど。子供向けのセットまであるぞよ!

 店内も外観どおりの……いや、外観以上の “アメリカン” っぷりで、ハリウッド映画やアメコミにまつわる小物が盛りだくさん。『トイ・ストーリー』『スター・ウォーズ』のフィギュアが多く目に入るほか、ポパイにサンダーバード、あとはウィンチェスターライフルのポスターのようなものも。

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 キョロキョロと店内を見まわしつつ、注文したのはこちら、ベーコンエッグパンケーキのセット850円です。ドリンクはジンジャエールで。

 パッと見、あまり大きくないように感じられるかもしれませんが、皿はそれなりに大きめで、パンケーキは4枚。1枚1枚は薄めに焼き上げられているものの、さすがに4枚ともなるとボリューミーに感じる。ついでに、フライドポテトもそこそこの量が盛られています。

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 カリカリに焼かれたベーコンの香ばしさは言うまでもなく、それがほんのり甘いパンケーキと合って、これがびっくりするほどユートピア(おいしい)。そこに半熟目玉焼きの黄身を絡めて食べれば、香ばしさ+甘さ+まろやかさが織り混ざり、そこはもはや全て遠き理想郷である。

 さらにさらに、一緒に運ばれてきたシロップをとろーりとかければ……これぞ、僕が渇望し追い求めてきた「パンケーキ」そのものである。 “ふわふわ” 感は物足りないかもしれないが、それでも大満足の味わい。その満たされ具合ときたら、肝心の写真を撮り忘れるほど。――カメラとか構えてる場合じゃねえ! パンケェキがそこにあるのだ! 全力で味わわずして何とする!

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 そんなこんなで食べ終えたら、思っていた以上にお腹いっぱい大満足。むしろ1,000円以上のランチよりもお腹が満たされている感覚があったので、コスパ的にも良いんじゃなかろうか。というか、女の子はこれを平然と食べきっているってことよね……すげえな……。

 あまりにおいしかったので再訪したいけれど、さすがに男1人でスイーツ系パンケーキを食べるのは、まだハードルが高いようにも感じる今日このごろ。機会があれば、都内のパンケーキ屋さんにも行ってみたいな……チョコバナナパンケーキをもぐもぐしたいな……。

 ううむ……やはりアレか……女装するしかないのか……。

 

店舗情報

Cafe Matilda ‐マチルダ‐
Cafe Matilda ‐マチルダ‐
ジャンル:川越 パンケーキカフェ
アクセス:西武新宿線本川越駅 徒歩3分
住所:〒350-0042 埼玉県川越市中原町1-5-17(地図
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 川越×カフェ
情報掲載日:2017年7月7日

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