ぐるりみち。

平成生まれのフリーライターのブログ。本・映画・マンガ・アニメの各種レビューに、旅行・グルメ・街歩き日記など。

御徒町『羊香味坊』にて異国の空気を味わうお昼時

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 秋葉原と上野のあいだが、僕のお気に入りのお散歩コース。

 アキバで気になる薄い本をチェックしたら、そのまま御徒町方面へ。中央通りを真っ直ぐ行くこともあれば、ちょっと脇道に入ってぶらぶらすることもしばしば。

 外神田付近はPCショップやメイド喫茶以外に飲食店も多く、中央通りを挟んで反対側には昔ながらの居酒屋や喫茶店が点在している。JR高架下の2k540をはじめとする比較的新しい店舗も軒を連ねており、何度歩いても飽きない町並みが広がっているのだ。

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 そんなある日。いつもどおり秋葉原から上野公園を目指して歩く途中、ふと目に入ったお店が気にかかった。御徒町駅からほど近い場所にある……ひ、ひつじ……? こうみ……?(読めない)

 てっきり居酒屋かと思ってスルーしていたのだけれど、よくよく見たらランチもやっているらしい。入り口前、立て看板に書かれた「ランチメニュー」の文字が目に入り、ようやっとその存在に気づいた格好。店構えはそれなりに新しく見えるものの……うーむ、入ろうか、どうしようか。

 手元の時計を見れば、時間はちょうど13:00をまわったくらい。そろそろお腹もくぅくぅとペコリーヌしはじめていたようだし、ひとたび気になったお店には入ってみたくなるもの。――というわけで、『羊香味坊』(ヤンシャンアジボウ)さんでお昼ごはんをいただいてきました。

 

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異国情緒あふれる、雰囲気からして“おいしい”中華料理屋さん

 お店に入ってまず感じたのが、自分のよく知る「ラーメン屋さん」とはどこか異なる匂い。店によっては強烈に感じることもある豚骨臭やかん水の匂い、それとは違った……なんだろう……これ……。

 当てはまる表現を考えて、咄嗟に「エスニック」という単語が脳裏に浮かんだものの、それもなんか違う。スパイシー系とはまた別の、なんだか民族的なイメージを想起させる香り。でもまったく不快さは感じないし、むしろ食欲を喚起する、独特の匂いである。

 

 席に着くと、少しなまりぎみのおばちゃん店員さんがおしぼりとタオルを持ってきてくれたので、その場ですぐに注文をば。ただし料理の名前は読めなかったので、卓上のメニューを指差して「これをお願いしまーす」的な感じで。ぎょ、ぎょよう……? さかなひつじ……?

 一息ついて、周囲を見まわしてみる。店内の雰囲気は、割とどこにでもありそうな中華料理屋さん。客層は外国人と日本人が半々くらいで、ご近所さんらしきおばちゃんグループもいれば、自分のようにふらっと立ち寄ったらしいスーツ姿の2人組も。英語も中国語も聞こえるぞよ……。

 厨房のほうに耳を向けても、どうやら中国語が飛び交って……ん? 中国語なのかしら? ――いや、僕個人は学んだことがないので何とも言えないのだけれど、テレビや街中で聞く “中国語” とは、どこか違うように感じられたので。中国語であることは間違いなさそうだけれど。

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 慣れない雰囲気にキョロキョロしつつ待っていると、ふいに目の前にドドンと置かれて登場。魚羊麺+半炒飯のセット(900円)です。おっほー! こいつはうまそうだ。いただきます。

 まずは、読み方がわからない魚羊麺を一口。「魚」の文字があるので魚介系のラーメンを想像していたら、思っていたのとぜんぜん違った。

 たしかに、魚介系の味わいは間違いなく感じられるのだけれど、それよりも「羊」成分が強いっぽい。ちょっと癖はあるけれど、濃厚というよりはあっさり系。後を引く味で……これは、飲んでいて病みつきになりそうなスープだ。うまし。

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 全粒粉が入っているという手打ち麺は、柔らかく茹でられており、これまた味がちょっと独特。うまい表現が見つからないのだけど、麺だけでも味わい深い感じ。そこにスープを絡めて啜ると香りが強く感じられ、味覚と嗅覚が同時においしい。たまらん。

 ホロホロ具合が見るからにうまそうな羊チャーシューは言うまでもなく、一緒に入っているお漬物が麺ともスープともぴったりで、不思議な存在感を醸し出していました。スープも含め、日本のラーメンではあまり見られない「酸味」が魅力なのかも。なんじゃろこれ……見た目は白菜っぽいけど……。

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 おっと、忘れちゃいけない、半炒飯

 こちらはおなじみ「中華料理店の炒飯」と言える代物で、魚羊麺の合間に挟んで食べるとホッと安心できる、定番の味。炒め具合も程よくパラパラしていて好みです。こっちも羊肉……? かと思ったら、豚肉だった模様。

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 それと、セットでなにげに付いてきた、パクチーお漬物。このパクチー先輩が曲者というか、いい感じに味の変化をもたらしてくれる、遊撃手的存在でござった。

 魚羊麺に入れて良し、炒飯に混ぜて良しの万能性でもって、食事を楽しませてくれるナイスガイ。おとなしい色合いの料理が並ぶなかでは、彩りの豊かさでも存在感を発揮しており、これがあるかないかでおそらくは食後の印象が変わるほど。いい仕事してますねー。

 

 そんなこんなで、異国情緒あふれる中華料理店『羊香味坊』さんでございました。帰ってから調べてみたら、神田の中国東北料理店『味坊』さんの新規店舗なのだとか。そちらも行ったことはないけれど、何人か有名なブロガーさんが勧めていたのを見たような……?

 昨年末のオープンということでまだ新しいお店ながら、連日お客さんで賑わっているのだとか。普段あまり食べないジャンルの料理ということもあり、ランチでも充分に満足してしまった僕だけれど、ネット上のレビューを見ると「夜はマジでうまい」という声がちらほら。

 これは、夜にもおじゃましてみたいっすね……!

 

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