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台湾まぜそばデビュー!秋葉原『はるか』でお腹いっぱい食べてきた

台湾まぜそば 麺屋はるか 秋葉原

 先月末、初めて「油そば」デビューを果たし、つい先日には「二郎」リベンジを成功させた自分関連記事。――最近はなんだか、妙に外で麺類を食べる機会が増えてきた。

 というわけで、今回食べてきたのも“ラーメン類”に属する、台湾まぜそば。名前くらいは聞いたことがあったものの、それがどんな食べ物なのかは知りませんでした。知識もなく、おすすめの店舗も知らず、たまたま目に入ったお店で食べたそれは、箸が止まらないほどうまかった。

 

台湾まぜそば発祥店の姉妹店・秋葉原『麺屋はるか』

 訪れたのは、秋葉原の『麺屋はるか』さん。秋葉原をぶらーっとうろついていたところ、ふと目に入って気になったので。秋葉原駅から徒歩5分、中央通りのAKB劇場の向かいという、むちゃくちゃわかりやすい位置。なぜかこれまで、印象に残ってなかったぜよ……。

 

麺屋はるか 秋葉原

 ――ところで、そもそも「台湾まぜそば」ってなんぞ? 「台湾ラーメン」はまだ何となくイメージがわくけれど、その亜種なのかしら――と思い、お店のホームページを確認してみたところ、親切に説明が書いてありました。

 

名古屋にあるラーメン店 “麺屋はなび” が発祥店。台湾ラーメンを作ろうとして、スープと具の挽肉が合わず挽肉を捨てようとしたところ、アルバイトの一人が試しに汁の無いラーメンにのせたらどうなるかという提案から始まりました。

 

 実際に食べたあとで読むと、「アルバイトさん、GJ!」と言わざるをえない偶然のきっかけがあった様子。しかもこちらの『はるか』さんは、発祥店『はなび』さんの姉妹店という話。

 つまりは“元祖”の味が食べられるということで、否が応でも期待が高まろうというもの。いまだ味のイメージはピンときておらず、ビジュアル的には「大量の具材をまぜまぜして食べる……油そばかな?」という印象でござった。はてさて、いったいどのようなお味なのか……。

 

辛いのが苦手でも箸が進む!まぜまぜモリモリお腹いっぱい麺

 地下へ伸びる階段を下り、入店したら、まずは食券をポチッと。

 中は一般的なラーメン屋さんといった内装で、慣れた感じの落ち着く雰囲気。お昼を少し過ぎていたので人影はまばら……かと思いきや、自分が着席したあとにぞくぞくと入ってきて、あっという間に満席に。ちょうど入店したタイミングがよかったらしい。わぁい!

 

台湾まぜそば 麺屋はるか 秋葉原

 ――待つこと、しばし。程なくして運ばれてきた丼はそこそこのサイズ感があり、縦に深いというよりは横に広いタイプ。そして目に入るのは、丼の上部に広がる複数の具材――と、かろうじてその下に麺の姿がチラ見え。元祖台湾まぜそば[並](820円)です。

 

台湾まぜそば 麺屋はるか 秋葉原

 メインとなる具材は、ひき肉唐辛子ニンニクを炒め煮した“台湾ミンチ”。ほかには、鯖粉青ネギニラ海苔黄身が乗っかっているとのこと。注文時にニンニクを入れるかどうか店員さんから聞かれるので、そこはお好みで(今回は無しにしました)

 で、いろいろと盛られたこれを――混ぜる!

 

台湾まぜそば 麺屋はるか 秋葉原

 こちらが、せっかくきれいに盛っていただいた見た目の面影が消え失せるほど、ごっちゃごちゃに混ぜた図になります。黄身を潰して太麺に絡ませていると、鯖粉の香りが早くも口に入れる前から漂ってきて、自然と食欲が刺激される。……はよ! はよ口に入れさせろ!

 パクッと――もといチュルッと麺を啜ると、途端に広がる口内に広がる多種多彩な味・香り・食感。太麺は想像以上にもっちりしていて好みの食感、先だってから気になっていた鯖粉の風味が鼻腔をくすぐり、ひき肉の旨味と、葉物の清涼感が同時に押し寄せる。――うむ、これはうまい。超絶うまい! うまい――んだけどっ、でも同時にッ!!

 

 辛え!!!

 

台湾まぜそば 麺屋はるか 秋葉原

 ――そう、公式サイトで具材を確認するまでもなく、混ぜた麺の中でチラ見えしていた、明らかにいその色。唐辛子先輩である。……まあ言うても、チラ見え程度ですし? そこまで辛くないべ? と思って口に入れたら、完全に不意打ちだった。結構なスパイシー具合っすよこれ!

 ところが……そう、ところが、でございます。「カレーは基本いつも甘口、たまに中辛にすると結構キツい」レベルで辛いのが苦手な僕ちゃんにとって、このスパイシーっぷりは赤信号。完食は厳しいかもしれぬ……とも脳裏をよぎったのですが……これが、思いのほかイケたのです。

 おそらく、辛いものに慣れている人にとってはピリ辛レベル。カレーに代表されるように、辛味を持つ複数の香辛料を加えているわけでもないためか、“辛さ”と言っても意外に瞬間的なものだったんですよね。「辛え!」と「うめえ!」の繰り返しで、その辛さも舌に残らず、すぐに「うめえ!」で上書きされる格好。なので案外、普通に最後まで食べることができたのでした。軽く汗かいたけど。でも、食べるのをキツく感じるほどではなかった。

 

 そうして汗をかきかき、最後までおいしく麺をすすったは良いものの、丼の底には、大量のひき肉ほか具材が残ってしまった。これを箸で掬うのは大変だべ……と思いつつキョロキョロしていると、見ていた店員さんが一言、「“追い飯”、入れましょうか?」と。

 ……んん? “追い飯”、とは? 疑問に思ってメニュー表をよく見れば、ちゃーんと説明が書いてありました。親切!

まぜそばを食べ切ったら、丼の中に残ったタレや具材に「追い飯」と言って、レンゲ一杯半ほどの白めしを投入して完食!! これぞまぜそばの極意なり!!

 

台湾まぜそば 追い飯

 ――混ぜたあとの汚い写真で恐縮ですが、こんな感じ。よそってもらった白米を、残ったタレ&具材に絡ませて、最後の一粒まで掻っこむ! こいつはうめえっ……! 犯罪的だっ……!

 例えるなら、“天下一品のこってりスープにライスを投入して混ぜたアレ”のような、濃厚な旨味と調理人の想いを米に乗せて、最後まで味わう感じ。ちょっとだけ己が身に対する罪悪感を覚えつつも、どうしようもなくおいしいから最後まで平らげてしまうのです。うむ、犯罪的だ。でも超うまい。

 

 辛いだのボリューム満点だのと言いつつも、最後まで無事に完食。最高の満腹感&満足感とともに、お店を後にしたのでした。さらにいっぱい食べる人には、各種トッピングも豊富に取り揃えてあったようなので、ぜひ合わせてお試しあれ。

 ――恐ろしいのは、あのうまさと満足感で、ニンニク抜きだったということなんですよね……。あそこにニンニク先輩をぶち込んだら、いったいどんなことになってしまうのか……! と考えれば、再訪不可避でござる。発祥店におじゃまするのもよさそう。ごちそうさまでした!

 

店舗情報

 

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