ぐるりみち。

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本日解禁の「梅酒ヌーボー」ってなんぞ?発表会で試飲してきた!

梅酒ヌーボー

 日本酒が好きです。
 でも、果実酒も同じくらい大好きです。

 

 12月の第一金曜日は「梅酒ヌーボー」の解禁日。縁あって、その発表会におじゃましてきました。……というかそもそも、“梅酒ヌーボー”ってなんぞ? ボジョレーではなく、梅酒とな? まさか、のほほん顔の黄色いキャラがパッケージのお菓子じゃないだろうし……。

 発表会ではそのあたりも含めて酒蔵さんからの説明があり、勉強になりましてござる。一口に言えば、読んで字のごとく、ボジョレーの梅酒版。一般的には、長期間にわたって漬け込むほどコクが出る「梅酒」の新ジャンルとして、その年に収穫された梅で作った新酒を指すものだそうな。

 発表会の会場は、渋谷の果実酒専門店『SHUGAR MARKET』。時間無制限で100種類ものお酒を飲み比べることのできるお店です。僕もちょっと前に訪れましたが、マジやべえ。梅酒はもちろん、栗やら紅茶やらの変わり種も。しかも飲み放題とか……もうね、天国かと関連記事

 

あまーい梅酒が苦手な人にもおすすめ?梅酒ヌーボーの魅力

南高梅

 さて、まずは「そもそも『梅酒ヌーボー』とはなんぞや?」というところから。発表会に登壇されていた“梅酒ソムリエ”こと金谷優@umeshusomurieさんによれば、その定義は次のようなもの。

 梅酒ヌーボーの定義 その年に収穫された梅で造られた新酒であり、その年の『梅の品質』を確認するとともに、熟成前の『フレッシュさや梅の個性』を楽しむものである。

 

 どちらかと言えば「お酒にあまり強くない人」をターゲットにしており、新鮮な梅を使用したフレッシュで爽やかな風味が魅力。より味わい深いものを楽しむならば1年以上は漬け込むこともある一般的な梅酒と比べても、熟成期間は短めとの話でした。

 それゆえに口当たりがよく、飲みやすい。酒造さんの話でも、「梅酒の“甘さ”を好んで飲む人が多い一方で、逆にその濃縮された“甘さ”が苦手な人も少なくない」との指摘がありましたが……たしかに言われてみれば、自分の周りにも「梅干しは好きだけど、梅酒は甘くて無理!」という人もいるなー、と。

 そういった層を狙ったのが、この「梅酒ヌーボー」だそうです。

 

すっきり飲みやすい、“香り高い甘さ”が魅力

梅酒ヌーボー 試飲

 何はともあれ、実際に飲んでみないことにはわからない! ――ということで、実食……もとい、実飲。発表会で用意されていたのは、次の3種類の梅酒です。

  • ヴィンテージ梅酒『中野梅酒 AGED2007』(中野BC)
  • 梅酒ヌーボー『中野梅酒 NOUVEAU 2016』(中野BC)
  • 梅酒ヌーボー『百年梅酒 春花』(明利酒類)

 

中野梅酒 AGED 2007

ヴィンテージ梅酒 中野梅酒 AGED2007

 まずは「梅酒」のひとつの基準として、創業85周年の和歌山の酒造・中野BCさんが製造・販売する、9年間熟成したヴィンテージ梅酒『中野梅酒 AGED 2007』を試飲。

 見るからに味わい深そうな琥珀色の液体は、ロックグラスに顔を近付けるだけでも香りの強さを感じるほど。ちょびっと口に含むだけでも梅の甘さが広がるその濃厚っぷりは、梅酒好きとしては途端に「うめえ!」と満面の笑みになるほど。たまらん。

 また、たしかに濃厚ではあるものの、そこはやはり果実酒(混成酒)。ウイスキーをはじめとする蒸留酒で見られるアルコールの強さ・しつこさは、思いのほか感じられませんでした。――かと言ってグイグイ飲もうとすると、それはちょっと躊躇われるほどには濃ゆい。氷を溶かしつつ、じっくりまったり飲むタイプですね。

 

中野梅酒 NOUVEAU 2016

梅酒ヌーボー 中野梅酒 NOUVEAU 2016

 さて、肝心の梅酒ヌーボーはどないやろか……ということで、『中野梅酒 NOUVEAU 2016』を一口。今年6月6日から仕込み、11月末に瓶詰めした一品だそうな。どれどれ。

 

梅酒 ワイングラス

 最初に感じたのは、予想外にアルコール飲料っぽさを感じさせない、自然な良い香り。「梅ジュースかな?」と見せかけて、口に含んでみると……やっぱり梅酒だ! 甘い! 甘い……? うん、間違いなく甘いのですが、舌に強烈に残るような甘さとはどこか違う。

 言うなれば、“香り”の甘さ。味覚よりも嗅覚に訴えかけてくる“甘み”は、変に舌に残るような感覚もなく、鼻腔をすっきりと通り抜けていく爽やかさ。もちろん味が薄いというわけでは決してなく、たしかに舌で感じられるコクと酸味も魅力。甘い香りが舌にも鼻にもおいしい、飲みやすい一品です。

 

百年梅酒 春花

梅酒ヌーボー 百年梅酒 春花

 続いて、安政の時代から続く茨城の酒造・明利酒類さんの、梅酒ヌーボー『百年梅酒 春花』をいただきます。余談ですが、ラベルのデザインは2017年“水戸の梅大使”の振り袖の柄なのだとか。あと、明利酒類さんと言えば、蒼樹うめ先生の『うめ物語』でもおなじみですね。好き。

 色だけを見ると、先ほどの『中野梅酒 NOUVEAU 2016』よりも少し薄い色合い。はたして味は……と飲んでみれば、澄み切った液体の印象そのまま! フレッシュな梅の香りに加えて、こちらはキリッと引き締まった味のイメージが強い。ゴクゴク飲めるタイプの梅酒だ! わぁい!

 

SHUGAR MARKETでは、蛇口をひねって飲める特製ガラス瓶も

SHUGAR MARKET 梅酒 飲み放題

 そんなこんなで、梅酒ヌーボーの発表会・試飲の感想でした。

 また、先ほどから写真で見え隠れしていましたが、『SHUGAR MARKET』の店舗ではこの梅酒ヌーボーも飲み放題の対象として、特製ガラス瓶を設置。12月10日(土)までの1週間限定で、蛇口をひねって思う存分に梅酒ヌーボーを飲むことができます。梅酒祭りじゃー! ヒャッハー!

 

中野BC 梅酒ヌーボー プレミアムセット

 それと中野BCさんでは、前述のヴィンテージ梅酒『中野梅酒 AGED 2007』と梅酒ヌーボー『中野梅酒 NOUVEAU 2016』のプレミアムセットも販売中。

 個人的には、年末年始にでもチビチビと飲みながら過ごしたいところ。年明けの中野BCさんで開催されるイベント「にほん酒BAR2017」も気になるけれど、さすがに和歌山は遠いんですよね……。他方、明利酒類さんは元茨城県民としても身近に感じるので、機会があれば訪れてみたい。

 

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