ぐるりみち。

平成生まれのフリーライターのブログ。本・映画・マンガ・アニメの各種レビューに、旅行・グルメ・街歩き日記など。

【月初雑話】梅雨入りしたら本を読もう/感想を書かなかった本の話

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5月1日。赤城神社にて。 

 

 はろはろー。夏のように汗ばむ5月を越えて、6月1日。相も変わらず暖かい日が続きつつも、ほどほどに涼しく過ごしやすい今日この頃。季節の変わり目ということで、体調を崩さぬよう注意したい時期でもありますねー(5月に体調を崩して寝込んでいた人のボヤキ)

 他方で6月と言えば、「雨」のイメージも強い月。アウトドアには少し不向きな時期ですが、インドアな趣味がはかどる季節とも言える。美術館でも落語でも何でもいいですが、何よりも読書が進む。積ん読を消化しつつ、読書会に足を運ぶのもいいかもしれない。

 ともあれ、今日からまた新しい1ヶ月の始まり。今月もがんばるぞい――と気合いを入れたところで、思いつくまま気の向くまま、最近の話題をつらつらと書いてまいりませう。

 

 

5月に読んだ本と、その感想記事

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けいろーさんの読書メーター

 

 近頃の傾向として、「文章」に関係のある本を読んでいる点が挙げられる。しがない無力なライターゆえ、少しでも自分の技術を高めるべく、学びの精神を持って読書に励んでいる――わけではなく、単に「読みやすそうだから」という理由で手に取っているだけですが。

 だって、専門書は難しいし、ハードカバーは重い。どちらも集中して読むためには、たっぷりと睡眠をとり、静かな環境を準備し、「おっしゃ読むべ!」と気合いを入れて本に向かわなければ、内容が頭に入ってこないのです。せめて、自分の脳内メモリがもうちょい高性能だったら……。

 結果、手に取るのは手頃な新書、もしくはよく慣れ親しんだジャンルの本になりがちなのでした。特に最近は、お仕事だー艦これアーケードだーと外をうろつく機会も多く、なかなかまとまった時間を確保するのが面倒になりつつある点も大きい。すっかりゲーセンの民である。

 

 

 そんなわけで、5月に読んだ本は上記画像の4冊。それぞれの感想記事が、上の3点。「接続詞」「世間」「日記」などとまあ、文系まっしぐらな選書でござる。1点目と3点目が「役に立つ」系のハウツー本だったのに対して、2本目は読み物として純粋におもしろかった。

 そして今月。6月は「梅雨」の印象も相まって、なんとなく“読書月間”にするとしっくりくるような気がするのですよ。付け加えると、2016年上半期の最終月でもある。「この半年、ぜんぜん本が読めてねえ!」と後悔しないためにも、積極的に本を読んでいく心積もりでございます。

 

それとKindleストアがセール中なので、せっかくですし記事宣伝。

 

読者を“減らす”ことのススメ

 ところで、先ほど「5月に読んだ本は4冊」とする一方で、「書いた感想記事は3点」と書きました。自分が読んだ活字本に関しては、それが余程つまらなくないかぎり、基本的にはこのブログで感想をまとめるのがお約束――なのですが、今回は珍しく自粛した格好。

 

 

 それがこちら。アルファブロガー・堀正岳さんによるライター論。各電子書店で販売されているインディーズ作家向けの電子雑誌、『月刊群雛』に掲載された記事の再編集・単品販売版です。

 興味本位でポチった本書ですが、読後感は「最高」の一言。自分がここ1年ほど、ずーーーっとモヤモヤしていた「ブログ」あるいは「ウェブコンテンツ」に対する懸念とその解決策が端的に示されており、徹頭徹尾、ヘドバンする勢いで頷きながら読み終えた1冊です。

 

 ところが、その感想をブログに書こうとしたところ、困った。――と言うのもこちら、お値段が安ければボリュームも少なく、さっくり読めてしまうほどの文量。あまり詳細に要約をまとめるのは躊躇われるし、かと言って自分の主張ばかりを“感想”として書くのも考えもの。

 ……それなら、このよくわからない雑文こと「月初雑話」の中で触れればいいじゃない! ということで今、こうして簡単に感想を書いている次第であります。いやー、ブログの月間報告をnoteに投げ、適当なノリで始めたこの雑文、なかなかどうして良い立ち位置にあるじゃない。

 

 とは言っても、ここでああだこうだと感想を書くよりは、「とにかく読んでみて!」と勧めるにとどめるくらいがちょうどいいのかな、とも思う。少なくとも、このように雑多な文章をここまで読んでいるモノ好きさんなら、きっとおもしろく読めるのではないかしら。

 本書で書かれているのは、現代のウェブにおける“逆転”の発想。「PV」や「収益」を重視するあまり、コンテンツの内容が誠実さに欠けていたり、PVの向こう側にいる生身の読者を軽視したりしているように見える、昨今の「ブログ」「メディア」に対する逆張りの視点です。

 それは非常に新しい、ぶっ飛んだ発想というわけではなく、一部ウェブメディア界隈で語られてきた話題の延長線にある、発展形の考え方であるように自分は感じました。ちょうど2年前、『文化系トークラジオ Life』で語られた「里山ウェブの時代」とつながるものかと。いずれも「note」に言及しており、その点は明確に重なりますね。

 

 あれこれ書いているとまた長くなりそうなので、今回はこの辺で。
 今月も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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