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ぐるりみち。

日々日々、めぐって、遠まわり。

渋谷『鳥竹』のやきとり丼で、おなかいっぱいランチ

鳥竹 やきとり丼 渋谷 ランチ

 ――考えてみれば、外では肉ばかりを食っている。

 ある日の昼食は丼。イベント後の夕食は焼肉定食。旅先の朝食には定食と皿。入るお店は、どこへ行っても目に入る、赤・黄・橙の、3種の店舗。お手軽かつ安価な牛丼チェーンは、僕らの心強い見方なのだ。特に新入社員時代は、ド田舎にてマジでお世話になりました。

 一方、家で食べる「肉」と言えば、圧倒的に「」が多い。親子丼、炒り、すっぱ煮などなど。豚さんも同じくらいには多いものの、我が家で「肉」と聞くと「」の印象が非常に強い。自分の前世がニワトリだった(と勝手に思っている)こととは無関係のはずだけれど。

 

 外では「」、家では「」。つまりはこれまで、外食で「」を食らう機会が意外に少なかったらしい……と気づいたのは、つい最近のことだった。外で食う「」と言えば、飲み会序盤を彩る、唐揚げ先輩くらいしか心当たりがない。――え? レモン? かける? どうぞどうぞ。

 それならば、たまには意識して「」を食らってみるのもいいかもしれない。肉はいいぞ。低カロリー&高タンパク、ヘルシーな家庭料理の代名詞……といった栄養面の話は置いといて、どのような料理になっても好き嫌いなく、安心しておいしく食べられる安定感。

 ――というわけで前置きが長くなりましたが、このたびは渋谷『鳥竹』にて、やきとり丼を食らってまいりました。

 

京王井の頭線・渋谷駅前、昭和38年創業の焼鳥屋

 この日は夜に渋谷で用事があったため、早めに現地入りしてフラフラしていた格好。「渋谷 鶏料理」か何かのワードで適当に検索したところ、目に留まったのがこちらのお店『鳥竹』さんでした。

鳥竹 渋谷 ランチ

 京王井の頭線・渋谷駅西口のド真ん前。幾度となく通ったことのある場所だったけれど、完全に素通りしていたらしい。思い返してみれば、この辺、やたらと良い匂いがしていたし、時間によっては煙がモクモクしていたような覚えも……。

 そうなんです、こちらのお店の前、すんごいモクモクしているんです。「鳥竹 煙」で画像検索すると、いくつものモクモク写真が見つかるくらいには。この日も、お店の前で煙の中に我が身を投じ、「\( 'ω')/ウオオオオオアアアーーーーッ!!!」と叫んでいるおじさんがいました。まるで、ゲームの戦闘中、敵の状態異常攻撃に抗っているかのよう。つよい。

 いよいよもってハウリングしてきたおじさんの絶叫を耳にしつつ、お店の入口前を見てみると……なんてことはございません。しっかり「ランチメニュー」が掲示されております。

 時計を見れば、もう13:30をまわろうかというところ。14:00にはランチタイムが終わるということなので、慌てて入店した次第でござる。おじゃまいたします。

 

おなかいっぱい大満足、3本の串が載った、やきとり丼

 中に入ると、ランチのフィーバータイムは超えたであろう時間にも関わらず、席にいっぱいのお客さん。接客をしていた店員さんに1人であることを伝えると、「2階席へどぞー!」とのこと。厨房からは、大量の焼き鳥がじゃんじゃか焼かれているらしい音と匂いが。……良い。

 2階へと伸びる急な階段を上がると、こちらでも接客対応していた店員さんから、「相席でもよろしいですかー?」と確認。ばっちこいでござる。通されたテーブル席にて、先に座って料理を待っていたらしい紳士にひと声かけ、失礼させていただきます。どっこいしょ。

 注文を終えて、待つことしばし。窓側の席ということもあり、くすんだ窓ガラスからぼーっと駅前の往来を眺めていたら、10分と経たずに料理がご到着。1階は満席、2階も結構な混雑具合なのに、このスピード感。ありがてえ……!

鳥竹 やきとり丼1

 やきとり丼(860円)。サラダと味噌汁、それにお漬物付き。見るからに結構なボリュームがあり、これはかなり食べ出がありそうだ。うおォン。

 たっぷり盛られた白米の上には、ねぎま2本+レバー1本の、焼き鳥が3串。ご飯と肉との間には海苔が敷かれており、こういった丼モノとしては控えめに見えるタレも、テカテカと存在感を発している。タレが多すぎるとしつこさを感じてしまいがちな自分にとっては、ちょうど良さそう。

鳥竹 やきとり丼2

 ――はたして、口に入れてみる。濃すぎず薄すぎず、マイベストと言っても過言ではない味加減でござる。当然、焼き鳥は香ばしくおいしい。ネギにタレが染み込んでいて、これがまた、たまらんのじゃ……!

 思ったのが、この「ねぎま+レバー」という組み合わせがすごく良いな、と。ずっと鶏もも肉ばかりを掻っ込んでいると飽きそうなところで、レバーの風味が程よいアクセントになっているように感じた。鶏もも! 鶏もも! レバー…… 鶏もも! ネギ? 鶏もも! レバー……みたいな。

 気になった点としてはやはり、タレの量、でしょうか。薄味を好む自分にとってはちょうど良く、飽きずにご飯が進むくらいの分量だったものの、好きな人は少なく感じるかもしれない。それくらい、丼モノとしてはタレが控えめに見えたので。七味を加える手もあり。

 ともあれ、個人的には大満足のお昼ごはんと相成りました。一般的な成人男子と比べると微妙に少食(らしい)自分が、お腹をさすりさすり「満足」という感想を持つくらいの、ぴったりボリューム。同時に、ビールが欲しくなる味わい&雰囲気のお店、とも。次は、夜に行ってみようかしら。

 

店舗情報

 

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