ブログで「夏休みの自由研究」をしてみたらどうだろう?


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 夏。季節イベントとして、ネット上でも何かしらやってみたら楽しいかも。

 

夏を待っていました

 あづい。ちょっと前まで涼しげな日が続いていたはずなのに、気づけばもう当たり前に30℃オーバーの日が続いている今日この頃。

 みなさま、いかがお過ごしでしょうか。冷房のない部屋にいると蒸し焼きにされかねない僕は、日中は喫茶店に避難する日々でござる。

 

 夏真っ盛り。学生の大半はすでに夏休みに突入しているらしく、平日昼間の人通りが増えたような気がしなくもない。お祭りや花火大会といったイベントも多く、浴衣女子も増える季節。良い。

 他方、駅前上階にある喫茶店から道路を見下ろせば、薄着の男女で目の保養ができてうっほほーいっすよ。女性の輝くお肌は言うに及ばず、汗の滴る筋肉質な男性の肉体も嫌いじゃありません。……遠くから眺める限りでは。アレに囲まれたら死ねる。夏コミは苦行。

 

 何はともあれ、週末には各地でイベントが催され、そんな「夏休み」っぽさ全開の光景があちらこちらで展開されている今の時期。せっかくだし、ネット上でも何かしら「夏」っぽいことをしてみてはどうかと思いまして。

 もちろん「海に行ってきた!」「イベントに参加してきたよ!」「田舎に帰省してトマト食った!うまし!」などの話題は自然と上がってくることが予想されるので、それ以外の方向性で。──と考えたときに思い浮かんだのが、「自由研究」でございます。

 

パソコン一つだけで浪漫飛行へ In The Web

 言うまでもなく、日常的にブログを書いている人の中には、大なり小なり「調査」をのうえで投稿した記事もあると思うのですよ。

 「単語の意味をググった」という小さなものから、「文献から統計データを引用して自分なりの私見をまとめた」とか、「実際に店舗や特定人物のところへ足を運んで取材をした」という大きなものまで。

 それこそ、小学校の宿題として出された「自由研究」の中には、本の内容を再構成してまとめただけのものから、実際に機材を揃えて何度もデータを採取したうえで結果を導き出すものまで、ピンキリな“研究”があるように。

 

 そんなわけで、普段書いている「ブログ記事」を少し発展させたような形の「自由研究記事」を、夏真っ盛りのこのタイミングに書いてみてはいかがでしょう? というのが、この文章の主旨となります。

 言い換えれば、「この機会に手間ひまかけて、いつもよりも気合の入った記事を一本仕上げてみたらどうかしら?」という提案。

 一時期の僕もそうでしたが、毎日のようにブログを書いていると作業じみてくるというか、どこかマンネリ感を覚えるようにもなるんですよね。そういった「日常」を打ち破り一度リセットするための、「お祭り」的な企画があったら素敵なんじゃないかなー、と。

 

 何をもって「研究」とするかは、各々の普段のブログの内容によって異なってくると思います。なので具体的な基準は設けず、「いつもよりも力を入れて『調査』してみました!」くらいのイメージでいいんじゃないかと。

 「普段はネットでググるだけのところを、文献を参照して調べた」とか、「いつものようにフリー素材の写真を使わず、自分で現地の写真を撮ってきた」とか、そんな感じ。

 方針上、常にSEOに気を配って記事を書いている人や、個人的な身の回りの日記をしたためている人などもいるとは思いますが、たまにはちょっと違った形での「ブログ」を試してみる機会として、「夏休みの自由研究」を記事にしてみてはどうでしょう。

 

こんなの、どっすか?

 いきなり「自由研究どっすかー!」なんて言われても不親切極まりないと思うので、いくつか思い浮かんだ限りでネタ出しをしてみました。よかったら参考にどうぞ。そのまま使ってくださってもOKです。むしろ個人的に知りたい話題なので!

 

「海水浴場のナンパスポットを調べてみた」

 女性なら、自分で複数の海水浴場をまわって「ナンパ待ち」するも良し。男性なら、特定の海水浴場の同じ場所に一日中居座り、周囲でどれだけの「ナンパ」があるかをエピソードも含めて記録するも良し。

 ぼっちで行ってもネタが作りやすい「海」という環境は、夏の自由研究に絶好のスポットだと思いまする。浜辺の建物近くに張って、「海の家の利用者層を調べてみた」でもいいかも。

 

「ミニマリスト関連の本を10冊読んでみた」

 なにやら最近話題の「ミニマリスト」。自分の周囲を見ると、どうもその定義がわからずにモヤモヤしている人が多いようなので、ここいらでズバッと「要するに、こういう人のことです!」と意味合いを固める人が出てきてもいいんじゃないかなー、と。

 特定の話題書を読んでいる人は結構いるようですが、複数の本の考え方を参照したうえでまとめている記事はまだ数少ない印象。「ミニマリスト」「断捨離」「シンプルライフ」に関わる書籍を合わせて10冊ほど読んで、内容をまとめるだけでも立派な「研究」になるのでは?

 

「○○の美味しい食べ方をお客様相談室に聞いてみた」

 「お客様相談室に電話をする」と聞くと、なんだか「クレーマー」っぽい印象もあり、あまり良いイメージはわかないもの。でも、純粋に知りたいことをメーカー側に尋ねるのは、決して悪いことではないと思うのですよ。

 実際、食品・飲料のメーカーサイトを覗いてみると、自社商品を「アレンジ」した食べ方・飲み方のページなんかも用意されており、かなり親切。それを発展させる形で「おすすめ」を聞いてみるとか、日頃の小さな疑問を尋ねてみるのはありなんじゃないかしら。

 僕自身、メーカーで営業をしていた頃には、全社で共有されている「お客様からの声」に目を通しておりました。純粋な感想や疑問は会社側としても大歓迎ですし、双方にメリットしかないので、どんどん聞いてみるのも良いと思う。ただ、聞く前にまずはググってから、かしら。

 

「『コメント欄』の比較研究」

 こちらの疑問を読んで、個人的に気になったので。2ちゃんねる、まとめサイト、はてなブックマーク、Togetter、Yahoo!ニュースなどなど、さまざまなウェブサービス・ウェブサイトの「コメント欄」を比較してみる研究。

 簡単なところでは、ある特定の同じ話題に対して、それぞれのコメント欄ではどのように書かれている傾向にあるかを比べてみるとか。否定的か肯定的かだけでなく、ひとつひとつの文字数、文体などを比較してみてもいいかもしれない。ネット上で完結できる研究。

 

夏の夜 ドキドキしたかった 君と

 そんなこんなで書いてみましたが、特に大々的に呼びかける「企画」というわけではなく、「こんなのどうでしょう?」と個人的な思いつきとして文章化しただけに過ぎませんので、あしからず。

 もちろん、誰かしらが乗っかってくれたら嬉しいですし、「書きました!」と言及通知を飛ばしていただければ読みに行きます! ……あ、それじゃ、10記事以上集まるようだったら、あとで勝手にまとめさせていただきます。8月25日を目処に。

 はてなブログ公式の「今週のお題」的なイメージで、気軽に取り組んでいただければ嬉しいです。普段は読書記録をしていないブロガーさんの、「読書感想文」とかも読んでみたいかも。それもこれも、ぜんぶ夏のせいだ。

 というわけで、れっつじゆーけんきゅー。

 

ちなみに去年は、こんなの↓書いてました。

 

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