ぐるりみち。

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入社1年目の初任給、何に使いましたか?

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 あけおめだー! 東京で雪だー! 桜が咲いたぞー! エイプリルフールだー!

 ……なんて騒いでいたのも昨日のことのようですが、気づけばゴールデンウィークも明け、そろそろ梅雨へと向かおうかという趣きの今日このごろ。新入社員の皆さんは、いかがお過ごしでしょうか。

 「まだ研修だから意外と楽!」という人もいれば、「覚えることが多すぎて……」と四苦八苦している人もいることでしょう。どんな業界でも仕事における一喜一憂はお約束かと思いますが、誰にとっても共通の「喜」として「お給料」の存在があります。

 

 そう、毎月25日ごろはSNSが賑わう法則。ひゃっはー!給料日だー!

 

 特に入社1年目の一番最初にもらう「初任給」は、新入社員にとっては感慨深いものかと。社会人になって初めて得る、自分の稼ぎ。「1ヶ月、がんばったな」と上司から給与明細を手渡してもらったときの喜びは、今でも覚えております。なつかし。

 そんな意味ではほかとは違う、ちょっと特別な「初任給」。その使い道について、ちょっと考えてみました。なんとなく「親にプレゼントを買う」が多いような印象があるけれど……実際のところはどうなんでしょ?

 

親にプレゼント!

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 学生生活を修了し、社会に出て、アルバイトとはまた異なる責任が伴う会社員として働きはじめ、自分の力で稼いだ「お給料」。

 その使い道として、これまでお世話になった両親に対してプレゼントを買おう! と考える人は少なくないでしょう。上記2014年の調査結果を見ても堂々の第1位。2位と僅差ではありますが。

 

 では、具体的にはどのような「贈り物」があるのでしょう?

 

 ひとつ思い浮かぶのは、ちょっとした特別感のある「体験」のプレゼント。はっきりと形に残る「モノ」のプレゼントではないものの、旅行や食事といった特別な体験は記憶に残る。忙しくて普段はできないような「体験」は、貰う側としても決してつまらないものではないはずです。

  「初任給が出たからプレゼントをあげる!」と面と向かって渡すのが恥ずかしい場合は、母の日や父の日、あるいは誕生日にかこつけて、普段よりもちょっと高価な品を贈るのもいいと思います。僕自身、社会人1年目のときにはそうしていたような記憶が。予算が増えると選択の幅も広がるので、こだわりを持って贈り物を選べるのが楽しいんですよねー。

 

初任給は、毎月の貯金の額を決めるベストタイミング

 先ほどのグラフを見ると、次点として「貯蓄」が続いているのも妥当といったところでしょうか。初月から「毎月いくら貯金する!」と決めて始める人も多いと思いますが……これ、実は割と大切なポイントなんじゃないかしら。

 というのも、何事にも当てはまることですが、何かを継続するためには、得てして最初の目標設定が大切になるもの。「とりあえず」で決めた事柄は、なかなか続かないように思います。ならばまずは「こうする!」と暫定的にでも決定してしまい、一定期間その通りに取り組んでみる。 “三日坊主” を回避するための常套手段ですね。

 

 だからこそ、先のことを考えるのであれば、 “はじめてのおきゅうりょう” である初任給を手にする段階で、「毎月の給料はいくら貯金する!」と決定し、実行することには意味があるのではないかと。

 でないと、後々ぐだぐだになりかねません。お金に余裕ができれば、次々と新たに欲しいものが出てきても不思議ではないし、どこまで自制心を保てるかも怪しいところ。

 「毎月◯円!」と固定金額にするのもいいですが、お給料が変動性の場合は「毎月◯割!」という形にしてもいいですね。いずれにせよ、確実に継続できる金額を設定することが肝要です。

 上記調査では、平均額が70,000円ほどになっていたけれど……さすがにちょっと、高くありません? 自分の場合、1年目は基本50,000円で、余裕があればプラスアルファで突っ込む形にしていたのですが……。

 

自分の趣味、好きなものに遠慮なく使う

 もちろん「初めての稼ぎだし、好きなもんに使って何が悪い!」とお店に走るのもありです。企業に入社し、慣れない生活を始めたばかりの時期はストレスやら何やらもたまりやすいでしょうし、いろいろと必要なものも出てくるはず。

 「そこで我慢するのは精神的に不健康だ!」と言うのなら、遠慮せずにどびゃーん! と散財するのも選択肢のひとつ。……いや、 “散財” までいくのは怖いですが。

 現実的には、ある程度は貯金して、親にもプレゼントを買って、残りは「自分へのご褒美」として使うのが王道なのかもしれません。ただ、そこから生活費も差し引くとなかなか難しそう……初任給ですし。

 

「入社して1年目は◯◯にお金を使うべき!」

 ところで、社会に出てまとまったお金が入るようになると、購買行為に対するハードルが下がる人も少なからずいるのではないかしら。それと同時に、「何に対して、どれだけのお金を使うか」といった視点が、これまで以上に高まってくるのではないかと思います。

 加えて、先輩や周囲からの「早めにこれは準備しておいたほうがいいぞ!」というアドバイスも盛んに耳に入るようになるはず。主に仕事に使う服だったり、身だしなみを整える諸々の製品だったり。あるいは保険、車などの勧誘など。保険はともかく、このご時世に車をローンで買うのはどうなんだろう……。

 

 ぶっちゃけ、特に使い道が思い浮かばないのであれば、無闇にモノを買わず、「とりあえず貯金」の形で将来に投資するのが一番の安定志向なのかもしれません。

 そもそも、必要なものができたらその都度買えばいいわけですし。また、何らかの理由で退職もやむなしといった状況に陥った場合も、貯金があればしばらくは食いつなぐことができます。

 でもやっぱり、「入社1年目だからこそこれだけは!」という必要不可欠なモノがあるケースも決して少なくないと思うのです。特に営業職の場合は、身だしなみは成績にも直結しうる一要素。ほかにも資格取得のために参考書が必要となるような職種もあることでしょう。

 

 そのような仕事に関わる出費とは反対に、会社外での交際費は何としても確保しておきたい、という見方もあります。仕事が忙しくなれば、会社と自宅の行き来で生活が完結してしまいかねない……と考えれば、気兼ねなく愚痴をこぼせる友人との関係性は大切です。

 もしくは、街コンでもオフ会でも異業種交流会でも何でもいいですが、「仕事とは無関係だが、何かの役に立つかもしれないコネ」を作る意味ための “交際費” に充てるのもあり。外部との関係性は、思わぬところで仕事につながったり、転職のきっかけになったり、生活の幅を広げてくれる可能性を持っています。なにより、純粋に楽しいので。

 何はともあれ、最初は特別でも、数ヶ月もすれば当たり前になってくるのが「お給料」。その使い方をあとで後悔しないためにも、最初の「初任給」の使い道を、まずはじっくりと考えてみてはどうでしょうか。

 

 

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