ぐるりみち。

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ブロガーさんにKindleセールのまとめ記事を書いてほしい理由と、気になる21冊

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photo by kodomut

 Kindleストアで大規模セールが始まると、ニュース系ブログに限らず、書評などの「本」にまつわるブロガーさんもおすすめのまとめ記事を書いてくださるのが、非常にありがたいところ。

 でも他方では、そのような記事ってどうしても「人気作品ピックアップ」や「売れている作品ランキング」になってしまいがちな印象があるんですよね。あ、このまとめ、他のブログでも見た、みたいな。それではなんだかもったいないようにも見える。

 そんなわけで、時間のある日記系ブロガーさんは「セールが始まったよ!」というニュース記事ではなく、「こういうおもしろい(おもしろそうな)作品があるよ!」という独断と偏見にまみれた(語弊あり)おすすめ記事を書いてほしいのです。そんな話をば。

 

※現在開催中のセールはこちらのページでまとめています。

 

大規模セールの対象作品をすべてチェックするのは無理

 Kindleストアに関して言えば、毎日の日替わりセールや、月次の月替わりセールくらいなら、チェックするのは簡単です。

 多くても100冊程度なので、タイトルと表紙を確認するだけなら10分とかからず終わるし、注目作品に関しては、きんどうさんや、電書コミックリサーチさんなどのニュースサイトを見れば事足ります。いつもお世話になっております。

 

 しかし、数千冊規模の本が対象の大きなセールとなると、それをすべてチェックするのは骨が折れる。事実、僕も過去のセールでは、対象商品の1,300冊全部に目を通し、自分の気になる作品を選んで、まとめて……なんてやっていたら、記事を書き終えるのに半日以上かかった記憶があります。

 各種ニュースサイトさんは情報の速度も重要になってくるだろうことから、ひとつのセールに関してぜーんぶをチェックして厳選するなんて作業を毎回こなすのは無理に近い。というか、割に合わない。「自分が買うため」とか「まとめるのが好き」とか、そういった理由でもない限り、いちいちそんなことはやってられないと思うのです。

 

 そこで――僕の勝手な印象ですが、普段からブログで文章を書いていたり、物事を調べてまとめたりしているブロガーさんならば、このような作業も苦なくできるんじゃないかと思いまして。いや、もちろん、人によるでしょうが。好きな人はいるんじゃないかしら。

 例えるなら、本屋さんの中を歩き回りながら、本棚を眺めて気になる本を選びとるような作業。それが苦なくできるのであれば、試しにやってみるのも悪くないと思う。忙しくてすべてはチェックできない人の助けになるし、自分の知らなかった本とも出会えるし、同時に知っている本を人に勧めることもできるので。

 

十人十色のまとめ記事ができあがる(はず)

 そうやって「気になる本」や「おすすめの本」を選んでまとめていけば、できあがるまとめ記事は、自然とその人の色が出る内容になると思うのです。特に意識せずともSFに寄っていたり、ビジネス書が多かったり、あるいは統一性がなくごちゃごちゃしていたり。

 どれが良いとか悪いとかそういうことはなくて、そのように人それぞれの「気になる」や「おすすめ」が色濃く現れたまとめであれば、それだけで、どこかの誰かの役に立つ可能性が高いのではないかと。「その本もセール対象だったのか!」と取りこぼしを避けることにつながったり、「この作者さん、こんな本も出しているんだ」と新たな出会いがあったり。

 

 「人気作品ピックアップ」や「売れている作品ランキング」をまとめようとしても、既に他の人が記事にしてしまっている可能性が高く二番煎じになりかねないし、そのような「大多数向け」の内容は大勢の読者を抱えるニュースサイトの方が向いているように思う。それならば、人気作も入れるとしても、それ以外の「僕のイチオシ!」に力を入れた方が、数は少なくても読者さんの「為になる」記事となる可能性は高いんじゃないかしら。

 オリコンになる必要はなく、同人誌で良いんです。いや、同人誌“が”いいんです。自分の「おすすめ」を好き勝手に語った方が楽しいし、読者さんからしても「このブログを書いている人は、こういう本を読んでいるのか」ということがわかって共感しやすいのでは。それをきっかけに購読してくれるかもしれません。

 

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