ぐるりみち。

平成生まれのフリーライターのブログ。本・映画・マンガ・アニメの各種レビューに、旅行・グルメ・街歩き日記など。

「つかれた。ねよう。」

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 「泥のように眠る」という表現が好きだ。

 

 連勤の後。徹夜の後。肉体労働の後。
 見知らぬ土地をさまよい歩いた後。失恋で精神的にズタボロにされた後。

 

 どうしようもなく疲れきったところで床に就き、そのまま、夢も見れないくらいの深淵まで潜って休息をとる。「何時間睡眠がベスト」だとか「レム睡眠がどうの」だとか、そんなライフハックはどうでもいいのです。ただただ、「眠る」だけ。ばたんきゅー。ぐーすかぴー。

 どうしようもなく疲れてしまった、摩耗してしまったときには、「つかれた。ねよう。」と呟いて何も考えずにごーとぅーべっどしても良いと思うのです。

 

「その日のことはその日のうちに」

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photo by happykiddo

 僕の友人にはなぜか真面目な人が多く、仕事でも何でも「後回し」にする人が少ないような気がするのです。いや、だいたいの人はそうなのかもしれないけれど。

 仕事や作業が残っていれば、それを完遂させるまでは布団に入らない。最悪、徹夜も厭わない。さすがに翌日に支障をきたすのであれば、少しでも寝ようとするけれど、それもキリの良いところまで終えるまでは机に向かう。コーヒーとエナドリ、たまにお酒がおともだち。

 目に見える作業だけでなく、その1日にあった出来事や、考えた物事などをすべて整理しなければ気が済まず、丑三つ時まで考え事をしているという友人もいる。「その日のことはその日のうちに」が絶対原則。明日を迎えるためにも、考えなくちゃあいけない。

 

 これらの姿勢そのものは素晴らしいものだと思うし、そのような流れでずっと生活してきたという人も少なくないのでしょう。生活のサイクルなんて人それぞれだし、それを強要するべき理由もない。僕だって、そりゃあ強いられたくありませんことよ。

 ただ、そのような人たちを見ていると、どうも無理をしているように見えることが、たまにある。錯覚かもしれないし、「てめーにわたしのなにがわかるんじゃい」とツッコまれれば、土下座した上で、足で踏んでもらうまで謝ります。

 けれど、客観的に見ても明らかに体調を崩していることがしばしばあるし、実際にそれで精神的にやられてしまったような過去のある人もいる。そんな様子を見ていると、「や、やすもうよぉ……」と涙目で訴えたくなるのです。かわいい。

 

「し、しんでる……!」

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 と、ツッコまれるくらいに全力で眠る日があっても良いと思う。

 

 常に最高のパフォーマンスを発揮できるようなスーパー人間がいてもおかしくないけれど、大半の人は日々を全力で生きていると消耗する。いろいろと。まずは肉体。次に精神。最後に……だいじな、なにか。

 そりゃ、仕事や勉強はしなくちゃいけないし、夢を実現させるためには無理も必要となるでしょう。成長には痛みが伴うもの。って、ばっちゃが言ってた。ちょっと無理して、筋肉痛になって、それが治れば次の段階へ進める。おとなのかいだんのぼる。

 けれど、無理を続けちゃあ、その先にあるのは取り返しの付かない事態。常にフルスロットルで走り続けてはオーバーヒートするし、感じなくなった痛みは後で一気に降り掛かってくる。ジョギングや筋トレだって、インターバルが大事だって言うじゃない。いっしょ。

 

 そうやって全力で日々を生きている人を僕は尊敬しているし、僕もそうありたいと思う。けれど、全力で打ち込む1日、あるいは1週間を過ごした後には、全力で休む期間があっても良いと思うのです。がんばった後には、小休止。何事も、ほどほどに。

 実際、そうして“全力で休んだ”日は気持ちが良い。長旅で歩き続けて、悲鳴を上げるほどに全身を酷使して、辿り着いた宿でうつ伏せに倒れこんだ先のオフトゥンはヘブン。ここにいたのね、マイステディ!愛してるわ!それが、たとえどんなボロ布団であろうとも。

 

 全力で生きたら、どっかのタイミングで一休み。
 しばらくは、全力で死のう。もちろん、死に続けていてはいけません。

 明日から本気出す?
 いやいやねーちゃん、明日って“いま”さ。

 

オフトゥンが恋人だから僕は一人でも生きていける

 そんなこんなで、疲れたときには遠慮せず、ばたんきゅーしよう。

 

 その倒れこんだ先に恋人がいたら素敵だけど、腕枕とか素晴らしいと見せかけて寝づらいだけだけど、でもでも安心できる相手が側にいてくれたら良いよね。何の話やねん。

 恋人がいない?別にいいじゃない。あなたにはオフトゥンがいるし、僕にだってオフトゥンがいる。寒い冬だって、暖房のない部屋でだって、オフトゥンは僕らを優しく包み込んでくれる。自分が伝えた熱を、その柔らかさとともにこちらへ返してくれる。

 そのあたたかさは、もとは自分のものだけど。ひげ面で老け顔の、25歳独身の男の熱だけど。それでもいいんだ。だって、そこにオフトゥンがいることには変わりがないんだもの。ありがとう、オフトゥン。だいすきだよ、オフトゥン。うわぁ、オフトゥンのなか、あったかいナリ……。

 

 ここまで書いて、後で読み返してみたら「なにいってんだこいつ」ってなったんだけど、まあアレっすよ。「睡眠!大事!」ってことが言いたかったんだよ。たぶん。

 

 

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