ぐるりみち。

日々日々、めぐって、遠まわり。

「週休2日」+「中休み半日」が理想的な働き方?

 

 こちらのツイートがふと目に入ってきて、身体的にも精神的にもぐるぐるまわる生活をしていた営業員の頃のことを思い出した。

 

 先輩や上司、同僚がみんな口を合わせて話していたのが、「平日にもう半日ほど休みがあればちょうど良いのにね」という夢のような希望。

 企業の体質上、これからもそれが叶うことはないのだろうけれど、ぶっちゃけその方がモチベーションも程々に保てるし、人件費も削減できるし、仕事量的にもちょうど良いと多くの人が思っていた……らしい。結構そういう職場ってあるんじゃないかしら。

 

 

「月末は死に物狂い」→「月初はグダる」の無限ループ

 営業としての仕事はそこそこハードでした。単に同じ所を滑車の中のハムスターの如く、ぐるぐるーっと慌ただしくまわるだけでなく、取り扱っている商品が重量級だったこともあって、腰をブレイクする社員が相次ぐ環境。重りを付けて滑車をまわるとか、拷問っすか。

 

 もちろん「営業」という職種ということで、月末は十中八九、休日出勤が強制されていた。もっと厳しい環境で働いている人はもちろんいるのだろうけれど、平日5日+土曜or日曜に出勤した後の身体はボロボロ。上司に怒鳴られ精神もヘトヘト。月初は営業所全体が死に体でした。

 昔は酷いブラック企業だったらしいけれど、最近はしっかりと休日管理をしているらしく、有給・代休がたまってくると「休め!」とツッコまれる。人によっては「仕事が終わってないんで無理ですぅ(涙目)」なんて場合もあるけれど、基本的には休まされておりました。

 

 休日出勤の月末を乗り切った後は、グダグダの月初が待っている。月末の追い込みで自分のルートをまわり尽くしてしまっているため、時期によってはたまらなく暇なことも。

 それでも「まわれるだけまわってこい!」がデフォなので、売上としての数字が期待できなくてもまわらざるをえない。結果、立ち話をする時間が増え、「数字は酷いけどお客さんと仲良くなったよ!」といった日々が続くのです。それはそれで、意義ある仕事。営業してないけど。

 

 ともかくそんな感じで月初はグダグダ、人によっては「3時間くらい寝てたぜ!数字やべーぜ!(・ω<)☆」なんてお茶目な先輩もいるくらい。当然、後で地獄を見てました。

 月の初めは暇な場合もあり、多くの社員はそこでたまっている休日を消化するという流れ。そうして週中で1日の休みを取ると、週末にみんな思うんですよ。「今週はすっごい良い流れだった」と。5連勤の間でちょっと休むだけで、すっごい勤労意欲がわいてくる件。

 

仕事の効率化を図るための「中休み」

 実際は「月初で余裕があるから」という事情もあり、毎週毎週そんなに休んでいては営業先をまわりきれない場合も出てくるのだけれど。でも、そういう「流れ」の良さを感じてしまうと、週中に間を設けることで全体の効率化に繋がるのでは……?なんてことも考えてしまうのです。

 

 僕の場合、とにかく営業員として数をまわる必要があったので、常に頭にあったのは仕事の「効率化」のことだった。単純に作業時間を短縮するツールの使い方だったり、うまいこと移動時間を縮めるための訪問順番だったり。でもやっぱり、それらには限界があるんですよね。

 むしろ問題となるのは、個人のメンタルなんじゃないかと。実際にデータ化したわけじゃないので印象論に過ぎないけれど、やっぱり精神的に余裕がある時の方が営業活動はうまくいくし、そうした良い「流れ」があるっぽいことも肌感覚として感じていた。

 

 一時期、余裕があるタイミングでそんな「流れ」を重視したルート設計をしてみたことがありました。本来なら5日でまわるルートを4日に圧縮して、1日は新規開拓と既存顧客とのコミュニケーションに充てる形。「お客様交流デー」でござる。

 試していたのは短い期間だったし、目に見えて営業成績がぐんと伸びたとかそういうことはなかったけれど、そちらの方が「やりやすさ」を感じていたのは事実。「今日は話すぞー!」と意気込んで出社することができていたし、雑談するのは楽しい。全く“営業”はしてなかったけど。

 

 そんなこともあって、個人的にはメリハリを付ける意味で特別な「中一日」を作ることは悪くないんじゃないかと思うのです。……って、あれ?休みの話のはずが、普通に働いちゃってるぞ?

 

 あ、でも先輩の中には似たような感じでルートを圧縮して、「今日はサボりっ!」と決めているような人もいるという話も聞いていたので、考え方としてはありなんじゃないかしら。忙しい時期は無理だし、個人の営業スタイルにもよるのだろうけれど。

 一方で会社側から見れば、そのような「圧縮」が可能なルート・営業員がいて、1日だか半日だかサボらせているくらいならば、むしろ休みにしちゃった方が人件費の削減に繋がるのではないか、とも。当時は特に、人件費削減だー人件費削減だーとうるさかったので。

 

 「営業」という仕事に絞って考えれば、僕の意見としては、営業員個人の力量というよりも「運」の要素の方が強いと思っています。会社規模や商材にもよるだろうけれど、既に会社としての実績があり、ある程度は営業活動がマニュアル化されている企業に関しては。

 そのようなケースでは、企業によっては営業員を持て余しているようなこともあると思うので、じゃあ社員の動機付けのために中休みを設けてみてもいいんじゃない?と思った。忙しさに合わせて、半日or1日の「中休み」を取るような形。……書いておいて何だけど、夢物語すなぁ。

 

 たった数年営業していただけの若造がなに言ってるんだ、って話だと思うので、軽く流してください、はい。最近は「正社員」の件や「働き方」の多様性が話題になっていますが、別視点の言い換えとして「休み方」を考えてみるのもおもしろいかも。

 

 ちなみに冒頭のツイートに関しては、僕は「平日一日+日曜日休み」が良いっす。

 

 

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