ぐるりみち。

平成生まれのフリーライターのブログ。本・映画・マンガ・アニメの各種レビューに、旅行・グルメ・街歩き日記など。

ブログに何を書こうが自由だけど、他人の目は気にしてもいい

※気にしなくてもいい。

 

 TwitterにVineにバイラルメディアに、短いコンテンツを次々と消費する流れが大勢を占めているような昨今。

 そのような現状においてもまだ、ブログは「ストック型メディア」と呼ばれることが多い。ブログサービスや運営方法によっても左右されるとは思うけれど、「はてなブログ」においては比較的、長文を書き綴り、コンテンツとして記録・発信している人が多いのではないかしら。

 

 他方で「はてな」のサービスと言えば、「はてなブックマーク」の存在も大きい。こちらも「ブックマーク」というストック型のコンテンツであることは間違いないと思うけれど、日々更新される新着エントリー&ホッテントリの流動性は高い。

 それゆえに話題のループを嫌う人も少なからず存在して、「何度目の話題だよ」とツッコんでは、「え? ぼ、僕にとっては初めてなんですけど……すみません……」とニューカマーがビビる構図も何度か見たような。僕もまだ2年目の新参者ですが。はてなこわい。

 

 思いつくままに前置きっぽいことを書いてみましたが。最近、「はてなブログ」と「お金」のハナシをちらほらと目にするようになったんですよね。以下のような。

 稼ぐのは良くないとかどうのこうのと言われているけれど、個人的には、「個人ブログなんて好き勝手に何を書いてもいいと思うけれど、その “記録” が残ることは意識しておいても損はないんじゃないかしら?」と思いました。そんな話を、つらつらと。

 

「ブログ」は好き勝手に書けばいい

 「個人」の運営するブログに関しては、各々が自由に何を書いてもいいんじゃない? というのが、まずひとつ。

 もちろん、特定個人や一部層を口汚く非難するだとか、罵詈雑言を吹っかけるとか、その手の明らかに誰かを傷つけるような論調は避けたほうがいい。対象が特定可能な悪口や愚痴に関しては、クローズドな空間での発言を推奨。「悪口」なのか「批判」なのか問題なんてのもありますが。

 

 そのうえでならば、基本的には自分のブログで何を書こうが自由のはず。単なる日記でもいいし、読書記録に使ってもいいし、毎日自撮り画像を投稿してもいいし、プロブロガーを目指してもいい。

 しかし、ネット上の「ブログ」という媒体を利用する以上、常に誰かに見られている意識は必要になってくる。無関心な大多数の人は目に入ってもスルーするだろうし、先のような罵詈雑言や反社会的なことを書いていないかぎりは、直接ツッコまれることも少ないとも思うけれど*1

 

 ゆえに、冒頭のような「お金儲けひゃっはー!」「PV数ひゃっはー!」といった内容も、「そんなブログは認めぬ!」と否定されるものではない。

 実際、冒頭のブログに関しては “ブログ研究” というタイトルも入っているし、そのようなブログがあってもいいんじゃないかなー、と。ただ、それ(=金)を前面に出すと嫌な顔がする人は相当数いるだろうし、「神!」なんて煽りに嫌悪感を覚える人だっているはず。

 

 そういう意味では、個人ブログのスタンスは自由であっていいと思うし、内容も(周囲に迷惑をかけない程度で)好き勝手であっていいんじゃないかしら。

 ただ、「おもしろい」と感じるブログって、多くは筆者の「好き」やら「熱量」やらがあふれまくっているものだとも思うんですよね。その手の「愛」とは方向性は違うけど、「承認欲求」「執着」もあって然るべきかと。いろいろとだだ漏れの文章が大好きです。ぐへへ。

 

俺の見る限りではあるんだけれど、ブログを続けられる人って書くことに執着している人が多い気がする。

target="_blank"カネカネカネうるせぇよ - K Diary

 

ブロガー?アフィリエイター?

 お金が関わると、誰もが冷静さを失う……なんてことはないと思うけれど、今も昔も「ネットでお金を稼ぐ」ことに嫌悪感を覚える人は多い。「アフィリエイト」という言葉の悪印象の強さ。

 でも、そもそもの目的が「お金を稼ぐ」ことであったり、ブログの「運営方法」をコンテンツとして提供することであるのならば、そのような記事が多くなるのは当たり前。

 お金の話を嫌う人が一定数いるのは自明の理なので、ブログのタイトルやプロフィール欄で示しておくのは常套手段かと。そうしておけば、たまたまその類のコンテンツを嫌う人が訪れても、次からはスルーするようになるでしょうし。

 

 ちょっと前に「ブロガーとアフィリエイターの違い・共通点」*2について書いた記事がありました。分類の基準はさまざまですが、視点のひとつとして「お金」に対するスタンスの違いが挙げられると思います。

 「アフィリエイター」は、最初から収益の最大化を目指して、広告ありきで記事を書いている人。アフィリエイト広告を貼っている「ブロガー」は、「ちょっとでもお小遣いが入ったらいいなー」程度の感覚な人が大多数なのではないかしら。それ以前に広告を嫌う人もいますし。

 

 

ブログにおける「PV」や「収入」の立ち位置

 でも他方では、「ブロガー」として好き勝手に記事を書いている人のなかにも、PV数や収益に注視して大台に乗るたびに記事を書く人は結構いる。……というか、僕もそうでした。

 同様に、アクセス数アップや文章術、記事の書き方などなど、その手の方法論も好まれがち。ブログをやっている人からすれば実際、「為になる」情報があるのでしょうし、ブックマークのつきやすいコンテンツだと言えますしね。

 

 しかし、読者目線になってみると、それはぶっちゃけ、つまらない。

 

 前提として、「ブロガー向けのコンテンツを発信する」ことを目的とした専門・特化型ブログならともかく、普段は好き勝手に書いているブログがたびたび「〜〜PV突破!」「収益いっぱい!あざす!」という記事を更新しても、それはノイズにしかならない。

 はてなブログで書いていると、IDを持ったユーザー同士の交流が盛んなので誤解しそうになるけれど、「読者の大半がブロガー」というブログはさほど多くないんじゃないかしら。

 数字を気にしている人であれば、PV数とコメント数を比較してみれば、一目瞭然のはず。ブログに関する話題にいつもコメントをくれる人、絡んでくれる人は、むしろ少数派なのでは……?

 

 でもその一方で、そのような「数字」を気にすること自体は悪くないんじゃないかとも僕は思います。だって、モチベーションになるし。

 やたらと数字ばかりを気にして、何かを達成するたびに記事を書くほどではないと思うし、それに固執してしまうのも考えものだけれど、自分がブログを続けるためのひとつの動機付けとして、それを意識するのはいいんじゃないかな、と。

 

 そのような数字も記録して、コンテンツとして記事にしようとするのであれば、自分の決めたタイミングでまとめて投稿するのはひとつの手かと。「1ヶ月に1回、この日に書く!」と決めてしまって、関心のない読者さんにはスルーしてもらうような感じ。

 僕の場合は、ブログまわりの数字をまとめた記事のカテゴリーを作ってしまって、月初に投稿するようにしています。そこで月のPV数やら収益やらをまとめて、他ではほとんど言及しないような形。たまにTwitterで「PV数ひゃっはー!」はしてるけど。

 

 ブログの運営法やSEOをメインコンテンツとして提供しているブログならばともかく、主な話題が別にあるブログであるならば、数字を記事としてやたら発信する必要はないと思う。「俺は好きで公開しているんでぃ!」というなら止めませんが。

 

 ただ、見方を変えると、多種多彩ななジャンルのブログが跋扈しているなか、ほかのブロガーと交流することを目的にするのなら、PV数を始めとする「ブログ」の話題は、明確な共通項になるんですよね……。

 年明けに「同期ブログ」*3なるものが話題になっていましたが、ブロガー同士で切磋琢磨しつつ、ブログを続ける動機付けとしようとするのであれば、「ブログ」について積極的に語るのも効果的なんじゃないかとも思います。

 

あらゆる記事は平等にストックされる

 ブロガー同士で交流することを楽しむのであれば、「ブログ」の話題は便利なもの。ただ、もうちょっと外に目を向けてみると、それが単なるノイズとなって悪影響を及ぼす場合も考えられる。

 

 ――話が逸れますが、Twitterでとあるユーザーをフォローするときって、どのような基準でフォローボタンを押していますか?

 リツイートで流れてきた単体の呟きがおもしろかったから。仲の良いユーザーさんがいつも絡んでいる相手で、楽しそうだったから。もしくは、フォロー数とフォロワー数を見て判断する人もいるかもしれない。

 

 僕の場合、そのユーザーのツイート履歴を2、3ページほど遡ってから、フォローするかしないかを決定しています。その内容が自分の興味関心と解離していたり、明らかに不快に感じる呟きが含まれていれば、フォローを見送る形で。

 むやみに非公式RTを繰り返しているとか、自動投稿が多いとか、ほかのユーザーに口汚く絡んでるとか、エ口画像が多いとか。――そういった、過去の呟きを見て「うーん?」と違和感を覚えるような場合は、フォローしない。あ、エ口は大歓迎っす。ソフトなくらいがベスト。

 

 改めて考えてみると、Twitterはフロー型メディアと言われるけれど、過去の呟きがログとして記録され参照できる以上、ストック型でもあると思うんですよね*4。これは、「ブログ」においても同様。

 どこかで興味を持ち、たまたま目に入った記事を読んで「おもしろい!」と感じたブログが、ほかには「アクセス数ktkr!」「収入いっぱい!ボク満足!」といった記事ばかりでは、関心も失せようというもの。

 せっかくの固定読者候補を逃してしまっているわけで、外側から見れば、ブログ云々の記事は「ノイズ」以外の何物でもない。これはMOTTAINAI。もちろん、ほかの記事への導線の引っ張り方がうまければ帳消しにできますが。

 

 また、たくさんの情報を公開することで「中の人」の思想やキャラがわかり、共感につながる場合もある。ただしそれも、何でもかんでも公にすることによって、必ずしもプラスに結びつくとは言い切れない。

 極端な話、たまたま出版社の人の目に留まって、「この人の記事はおもしろい!」と興味を持ってもらったとしても、それ以外の記事がブログ云々の話題ばかりだったり、アフィリエイト規約に反した情報まで公開していたりしたら……どうだろう。

 そのような点がマイナス印象につながれば、「よかったら出版しませんか?」なんて話につながることもなくなってしまうかもしれない。重大な機会損失。MOTTAINAI……と言いつつ、まあこれも極論ではあるのですが。

 

 とは言え、好き勝手に書きすぎることで「ノイズ」が目に入りやすくなり、少なからず他者の評価や印象の変化につながっていることは否めないのではないかしら。

お金に関することをたくさん言えば食いつく人は食いつくけどその分いろんな人が離れていく。現実世界もそう。「なぁ金貸してくれよ」ってタカる奴も「俺年収1000万越えたんだよねー」なんて聞かれてもないのにいう奴も、次第に人が離れていくシステムになっている。

承認ではなく心を下さいと言う話 - 価値のない話(※リンク切れ)

 

 そんなこんなで、「ブログは好き勝手に書くべきだ!」と考える一方で、「でもその内容を “見られている” かもしれないことは、気にしてもいいんでない?」とも思いました。まる。

 当然、この記事自体が “ブログに関する話題” という、ブーメランっぽい内容でもあるのですが。うふふ。

 

 

 

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