ぐるりみち。

平成生まれのフリーライターのブログ。本・映画・マンガ・アニメの各種レビューに、旅行・グルメ・街歩き日記など。

高知旅行でお世話になった「充電ハウス」の話

f:id:ornith:20141022172852j:plain

台風一過の高知駅前。龍馬がいない!

 



 これまで高知ぶらり旅の記事をいくつか書いてきましたが、その中でお世話になったのが、「充電ハウス」さん。

 

 イベントの後に泊めてもらっただけでなく、翌日、台風がごうごうと通過中も屋内に置いていただき、結局2泊もしてしまったというお世話になりっぷり。

 

 この旅行中、間違いなく一番お世話になりました。本当に感謝感激でござる。

 ヒトのぬくもりを肌で感じました。変な意味じゃないよ。

 

 

「充電ハウス」って?

f:id:ornith:20141022173833p:plain

充電ハウス

 

 「充電ハウス」とは、一口に言えばいわゆる“シェアハウス”

 高知駅から徒歩20〜30分ほどの距離にある、築40年の一軒家です。

 

充電ハウスは『未来をチャージする』ためのシェアハウスです。

僕の地元“高知県“で始めた”空き家を活用した移住促進プロジェクト“の一環として、1人1万円くらいで生活費がまかなえる場所を作っています。

社会の中で疲弊している若者には、モラトリアムや充電期間が必要です。そうした時間や自己投資の余暇を求めて高知に来てもらえたらと画策しています。

充電ハウスってなに? 中の人も紹介します^^ : 充電ハウス

 

 「1人月1万円とか嘘や!本当だとしても、ボロいんじゃないの?」と思う人もいるかもしれないけれど、マジで「1万円」で入居できるように現在、動いているそうです。

 

 内装についても、実際に2泊してみた感想として、全く問題ございません。

 

 というか、小学生の頃に走り回ったおじいちゃんおばあちゃんの家とあまりに酷似していたので、一人でテンションが上がって「うひょー!」とか「にゃーん!」とか叫んでました。にゃーん!

 

f:id:ornith:20141022174515j:plain

同行者と雑魚寝させていただきました。和室。掛け軸がめっさ雰囲気出てる。

 

 もう少しちゃんとした写真は、ブログの過去記事などに掲載されています。

 

 

未来を生きるための力を蓄える

 こちらの充電ハウスを始めとして、高知市内でシェアハウスを立ち上げるプロジェクトを企画、活動されているのが、宮崎柾@utautanayuta)さん。

 

f:id:ornith:20141022175500p:plain

ミヤザキ at 充電ハウス (@utautanayuta) | Twitter

 

 1991年生まれ、20代の宮崎さん。

 第一印象も「爽やか!」でしたが、話してみると、自分の意志をしっかりと持って実際に行動に移し続けている、超爽やか青年です。うおっまぶしっ。

 

 1泊目は僕もテンションが上がって、夜遅くまで話していたのですが、本当にいろいろと考えた上で行動し、実践されていることが伝わってきました。

 本気の熱量を持った人と相対すると、やはり何かしら感じ入るものがあるのです。無職の僕からはろくな話もできず申し訳ない……というか、飲み会後と深夜のテンションで無遠慮に変な話をしたような記憶もあるようなないような?変なこと言ってたらごめんなさい!

 

 中でも印象的だったのが、「未来を思い出せ!」というフレーズ。

 こちらの記事でも取り上げられていますね。

 

まず、かんたんにキャッチフレーズをいうと『未来を思い出そう』です。『希望を持とう』とかそういうのじゃなくて、僕たちの世代って色々もっていると思うんです。それがメディアとかの情報に左右されすぎていると思います。僕たちが持っているものや、使えるものって日本のものだけじゃなくて、海の向こうので生まれたものも使えると思います。ただ、視野が『高知』、『日本』で収まっているからダメだと思います。

でも、世界とつながっている人たちと関わることによって、どんどん先の未来が見れると思うんです。で、Wiredっている雑誌が好きなんですけど、そのWiredが掲げているものが『未来は常にここにある』なんです。その心を常に持ち続けたいと思っています。

『常に自分が身にまとっている何かは、誰かにとっての未来である』と思います。そういう気持ちをもって『未来を思い出せ!』っていうキャッチフレーズを持ってきています。そして、この充電ハウスは『未来を信じてもらえる』ようなシェアハウスにして行きたいと思っています。

[高知]未来を信じてもらえる場所を作る!!!!!充電ハウスの『とさ古家シェアハウス』に行ってきました。 | MAHOLOVA MAGAZINE

 

 『絶望の国の幸福な若者たち』じゃないけれど、なんとなく未来に不安を持ちつつも、なんとなく現状を肯定して、正当化して、諦観と満足を同時に抱いてしまっているような若者が相当数いるような。

 

 そんな中で、未来を生きるための力を取り戻し、思い出し、先に繋げていくようなきっかけとなればいい。そのような意味での「充電」という言い回しは、とても共感できるものでした。

 

 もしくは、日々の生活に忙殺され、摩耗し消耗し、考える時間すら奪われているような人が、ちょろっと遠くを訪れて、考える時間を作れるような場所。そんな「時間」を提供することで、日々の活力を取り戻す「電力」を供給する場所としても機能してくれれば。

 

 つまり、短期宿泊プランがあったら素敵!という希望です、はい。

 

畳の魔力はおそろしい

 そんな充電ハウスに、2泊もお世話になってしまった僕ですが。

 

 いやー、畳の魔力って怖いっすね。

 半日も経つと、人様の家だってことを忘れてむちゃくちゃ寛いでおりました。実家のような安心感。宮崎さんが、「なんか自然体過ぎません!?」と苦笑するレベル。ごめんなさーい(うつ伏せになってMacBookをいじりながら)。

 

 でもですね、あの12畳のスペースはマジ最高っすよ。僕が住民だったら、一日中あすこでごろごろしながら作業している可能性もありありっすよ。

 台風が通りすぎている最中なんかは、各々が酒を飲んだり、つまみをもぐもぐしたり、PCに向かって作業したり、マンガを読んだりと好き勝手にしつつ、話したいときに話して、答えたい人が答えるような。ああいうユルい空間はすばらです。住みたい。

 

 話にも出ていましたが、結構な人数が入りそうなので、ちょっとしたトークイベントやワークショップなら簡単にできそうですし、「飲み会だー!」と気軽に集まれそう。

 シェアハウスでは人間関係などの問題も発生しがちと聞きますが、試行錯誤をしながらどうにかうまい形に収め、能力ある若者が「充電」しつつ、集まっておもしろいことをできるような、そんな素敵な空間になればいいな、と思います。

 

 ……と、むっちゃ好き勝手に書いてしまいましたが、応援してます!はい!

 

 何かしらの作業で人手が必要でしたら、気軽にお呼びください。

 およそ800kmの距離を、飛んでまいります!(※交通費が捻出できれば)

  

f:id:ornith:20141022183005j:plain

坂本龍馬(代理)。

 

追記

 受け入れ体制が整ったということで、Airbnbへの掲載を開始したそうです!1泊1,220円から泊まれるとのことなので、高知旅行の際にはぜひ。