ぐるりみち。

日々日々、めぐって、遠まわり。

「県民の日は学校休み!」が少数派であることに衝撃を受けた

 

 先日、とある朝方。我が家の食卓にて。

 

(僕・ω・)
 < そういや東京に引っ越して数年経つけど、東京都民の日っていつなん?

 

J(母 'ー`)し
 < えーっと、近かったような……(カレンダーを確認)10月1日だってよー。

 

(僕・ω・)
 < ほほー!もうすぐじゃないか! 学生たちは夢の国に向かうのかねぇ。

 

J(母 'ー`)し
 < ほんと、若い子はディズニー好きだよね……。

 

(僕・ω・)
 < まあ人によるだろうけど。
   他の県民の日とかにも、ディズニーの来場者数が変わったりするのかな?

 

J(母 'ー`)し
 < どうだろうねえ? 県民の日がある県って、意外と少ないらしいし。

 

(僕・ω・)
 < ……え?

 

J(母 'ー`)し
 < え?

 

(僕・ω・)
 < 県民の日って……全都道府県にあるもんじゃないの?

 

J(母 'ー`)し
 < んなことないべさー! この前、テレビでも言ってたよー?

 

(僕・ω・)
 < マジか。

 

J(母 'ー`)し
 < マジだ。

 

 

 

 マジか。

 

 おしえて!ぐーぐるせんせー!

 

 

「都道府県の日」があるのは、1都20県

 というわけで、まずは、困ったときのWiki頼み。

 

都道府県民の日(とどうふけんみんのひ)は、都道府県の記念日である。いつを都府県民の日とするかは、都府県によって異なっている。

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 ふむふむ。名称に違いはあれど、「県民の日」に近いものとして各県に存在している記念日の一覧が、こちらになる模様。全都道府県の半分もないのか……。

 ちっちゃい頃だったからあまり覚えてないけど、自分が住んでいたことのある北海道、愛知県も載っていない。そうだっけ……なかったっけ……。

 

公立学校が休日になる県は、さらに限定される

 さらに、カーチャンが、

 

J(母 'ー`)し
 < 休みになるのは関東近郊だけらしいだわさ?

 

と仰っていたので、もうちょい調べてみたら、ちらほらとそのような記述ががががが。

 

県民の日を休みにしているのは、茨城県(11月13日)・群馬県(10月28日)・埼玉県(11月14日)・千葉県(6月15日)・東京都(10月1日)・山梨県(11月20日)ぐらいである。それ以外の県の県民の日は所詮記念日でしかない。

以下、県・都内の公立学校は休校になる。
11月13日 茨城県民の日
10月28日 群馬県民の日
11月14日 埼玉県民の日。東武動物公園などの県内のレジャースポットの一部が入園料無料に
6月15日 千葉県民の日
10月1日 東京都民の日。上野動物園・多摩動物公園などが無料に
11月20日 山梨県民の日

 

 他にも、Yahoo!知恵袋でいくつか同様の質問があったり、発言小町でも「県民の日ってお休みじゃないの?」「皆様の住んでいる県民の日ってお休みですか?」といったものが。マジでか。

 

どうして「県民の日」がある県とない県があるの?

 すると、そもそも「なんで『県民の日』が制定されることになったん?」という疑問が出てくる。県民の日が休日になる各県の由来を調べてみた。

 

1971年、「埼玉県」誕生100周年を記念して定められた。「県民が、県の歴史を知り、自治の意識をたかめ、豊かな福祉社会の実現を期する日」(県条例)と位置づけられている。

「県民の日」は、「県民が、郷土を知り、ふるさとを愛する心をはぐくみ、共に次代に誇りうる、より豊かな千葉県を築くことを期する日」として、県の人口が500万人を突破したことを記念して、昭和59年に制定されました。

これは、明治6年6月15日に当時の木更津県、印旛県の両県が合併して千葉県が誕生したことに由来しています。

群馬県民の日は、昭和58年に「第38回国民体育大会(あかぎ国体)」「第19回全国身体障害者スポーツ大会(愛のあかぎ大会)」が開催され、県民意識が高まったことをきっかけに「郷土の歴史を知り、郷土についての理解と関心を深め、自治の意識を高めるとともに、より豊かな郷土を築きあげることを期する日」(群馬県民の日を定める条例第1条)として昭和60年に制定されました。

 

 「郷土の歴史を知る」「意識を高める」などなど、だいたいどの県も同じような概要っぽい。

 それなら、他の都道府県にあってもいいものだと思うけれど、どうしてあったりなかったりするんじゃろう?まさか、意識の高さか!「意識高い系都道府県」として名乗ることを許されていないのか!

 その理由を探していたところ、次のような記述が目に入りました。

 

どうして神奈川県には県民の日がないのだろう?
神奈川県総務部広報課企画情報グループの鳴島さんにお話を伺った。

他県の例では、県の大きな催し物がある、あるいは何年目といった節目を迎えるなどして、県民から「県民の日を作ろう」という要望や盛り上がりがあって決定されたものが多いとのこと。

県民の希望を踏まえて議会で県民の日を定める。そしてその日に公立小中学校を休日とする事はまた別途、教育委員会などで決めているらしい。

(中略)

神奈川県民の日が定められていないことについては、横浜や川崎などの市町村の日を優先しているのではなく、あくまでも、県民の間にこれまで「神奈川県の日」を作ろうという盛り上がりがなく、議会で定めていないためだとのこと。

Q8「県民の日」は休日にできないのですか。

国や地方公共団体が、特定の日を新しく休日とするためには、二つの方法があります。

一つは「「国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)」に規定する休日」とする場合。これには、国会の議決を経て、法律を改正することが必要です。

二つ目は地方公共団体が独自に休日を定める(地方自治法第4条の2第3項)場合。この場合は、特別な歴史的、社会的意義があって、住民がこぞって記念することが定着しており、その地方公共団体の休日とすることについて、広く国民の理解が得られる日であることが必要です。「盆、祭、市制記念日等」は、これに該当しないとされています(平成3年4月自治省行政課長通達)ので、「県民の日」を休日とすることは、現在のところ困難です。

 

 つまり、「県民の皆さんからそういう動きが出てこないので、特に作る理由もないよ?」という話、なのかしら。

 うーん……まあ確かに、今になって新しい休日を増やしたところで、公立学校では授業編成を再編するなどのいろいろな調整が必要になってくだろうし、新たに作る理由もない、のかな。

 逆に現在、休日として存在する「県民の日」が制定されたのはいつなのかと言うと、こちらの記事にまとめられておりました。

 



 最も早いのが1952年制定の「東京都民の日」で、遅いのが1986年の「山梨県民の日」。それ以降、大きな動きはなかったみたい。これだけ期間が空いているとなると、県民側から大きな動きを起こさない限りは、新しく「県民の日」ができることはないようにも見える。

 転勤族を自称していたのに、ぜんっぜん、知らなかったぜよ……。主に埼玉・茨城県民の時期が長かったので、「県民の日だー!休みだ―!友達の家でスマブラだー!」が当たり前でした。そうだったのか。マイナーだったのか。

 

 ただ、ひとつ気になるのが、上の記事に書かれている「埼玉県民は郷土愛が全くない」という話。そそそ、そんなことねーし!「都道府県出身者による郷土愛ランキング」で圧倒的ワーストワンだけど、愛、持ってるし!風、語りかけるし!

 それも全て、“チバケン”なる仮想敵国、もとい、仮想敵県によるもの。……と思ったけど、千葉県も郷土愛では40位なんすね……。なんか虚しい……。

 

 ど、どっちも住んだことあるし、どっちも好きだよ僕は!うん!
 田舎っぷりなら、埼玉北部も千葉南部もあまり変わらないもん!

 

 

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