ぐるりみち。

日々日々、めぐって、遠まわり。

たまには、ブログの外に出てみよう #ブロフェス2014

 お祭り大好き。でも、隅っこでチョコバナナをもぐもぐしているのが基本な僕です。ただし、和太鼓を与えられたら、水を得た魚のように叩き始めます。バチを持たせると性格が変わるとか、変わらないとか。うふふふふ。

 

 8月上旬、そんな僕にぴったりのイベントがあると耳にしました。

 

 

 ブロガーのお祭り、そういうのもあるのか!

 

 興味はある。けれど、こんな好き勝手に書き散らしているだけの泡沫無職趣味ブロガーが行っても、場違いじゃあるまいか。ぱっと見、登壇者さんも参加者さんも、ネットではよく目にするような人ばかりだし。

 ――と、悶々としていたところ、登壇者一覧に「株式会社はてな」の名が挙がり、「これはちょっと聴いてみたいぞ?」と気持ちが揺れ始めた頃。

 僕がよくブログを拝読しているブロガーさん、チェコ好き(id:aniram-czech)さんにお誘いいただき、参加することを決意しました。ものっそいナイスタイミングでした。ありがとうございます!

 

 というわけで、簡単な感想記事をば。各セッションの具体的なレポートと言うよりは、僕個人が気になった点の抜粋となります。

 

 

 

日本の「好き」を全力発信!「伝える」を考え続けるMATCHA

 主催のまたよし れいLast Day. jp)さんの挨拶に始まり、OZPAOZPAの表4)さんのオープニングセッション、アイスブレイクと続いて始まった、ブロガーズフェスティバル。

 

 第1セッションでは、日本に来る外国人向けのWebマガジン「MATCHA」を運営する青木優Hibilog)さんと、鳥井弘文隠居系男子)さんのセッションを聴きました。

 

 

 こちらのMATCHA、昔から割と“日本っぽい”ものが好きだった僕にとっては、とても魅力的なメディアなのです。「CULTURE」カテゴリの記事では、一風変わったお店や季節のイベントなどが紹介されており、参考になりますよ。坊主バー、行きたひ。

 

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 セッションでは、登壇したお二人の簡単な自己紹介に始まり、“日本の価値ある文化を時代と共に残す”というMATCHAの理念、どのようなメディア・コンテンツ作りをしているか、編集・翻訳・ライティングといった作り手の体制などを広く語られておりました。

 中でも僕が気になったのが、MATCHAで何よりも大切にしているという、”熱量”のお話。MATCHAは「Webメディア」であるけれど、この”熱量”という考え方は、どちらかと言えば「ブログ」的なものであるような印象を受けました。

 

MATCHAで大切にしているのは、”熱量”です。
決して、観光ガイドや口コミサイトを目指している訳ではありません。
一人一人が「ここはいい!人に伝えたい!」と思うものを書いています。
一人一人が実際にその場に行き、熱量を持って取り上げ
日本の価値のあるものを、その良さを世界中の人に伝えていくWebマガジンです。

ABOUT | MATCHA - 訪日外国人観光客向けWebマガジン

 

 曰く、“好きなことなら、何時間でも語ることのできる”人。そのような人が、ライターとして多く参加されているようです。はい!ピンときたそこのあなた!ライター募集中らしいっすよ!

 もちろん、なんでもかんでも自分の好き勝手に語っているだけでは、読者に伝えることはできない。なので、MATCHAでは、編集さんとライターさんが直にコミュニケーションを取りながら、日本の情報をより魅力的、かつ分かりやすく伝えるようなコンテンツ作りをしているそうな。

 

 「好きを語る」ことを前提としながら、「伝える」ことを意識して、複数人でコンテンツを作り出す。ブログでも、「オリジナリティ」や「読者目線」を重視すべき、と論じられることがしばしばありますが、やはり一人でそれを続けるのは難しいと思うんですよね。

 その点、MATCHAでは、編集者とライターの声を組み合わせることによって、メディアの作り手と読者、双方のことを考えた、魅力的なコンテンツ作りを心掛けている、とのことでした。しかも、まず「好き」を語ることが前提なので、嫌々書く、ということもなさそう。

 

 僕は先日、「ブログを長く続けようとするなら、楽しく好き勝手に書こうぜ!」なんて記事を書きましたが毎日更新する?しない?自分にとっての「ブログ」の立ち位置とは、そこでは、読者目線が欠けていたように思います。

 

 そう考えると、MATCHAは、発信者としての“熱量”を重要視しながらも、読者へ「伝える」ことを強く強く意識した、理想的な情報発信を行なっているように感じました。

 当たり前と言えばそうかもしれませんが、意外とそれができているメディアは少ないイメージ。個人ブログの場合でも、そのバランスを常に維持するのは難しい。ブログを続ける場合にも、この考え方はひとつの参考となるのではないでしょうか。

 

 

 ア、アニソンとゲーム音楽とボカロとMADと同人活動まわりなら多少は……?

 

おひるごはん

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_人人人人人人人人_
> 突然のカツ重 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

 

 会場は、M3文学フリマで何度も訪れたことのあった大田区産業プラザPiOだったのですが、上の階にレストランが入っていることを知らなかった。がっつり食べた。うまうま。

 

書き手×企業のコラボレーション!はてなブログ×サイボウズ式

 第3セッションは、サイボウズ式で連載されているブロガーズ・コラムの関係者の方々のお話を聴きました。

 

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「【はてなブログ×サイボウズ式】ブログの外に出る方法」と題して、2014ブロガーズフェスティバルに参加します #ブロフェス2014 - 週刊はてなブログ

 

 内容は、はてなブログの強み(SEO、書き手のコミュニティ)の紹介から始まり、そこから言わば“飛び出して”活躍されているお三方にとっての「ブログ」の話、そして、オウンドメディアとしてのサイボウズ式の魅力・こだわり、といった流れでした。

 

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 ブログ関連の話としては、チェコ好きさんがレポートでまとめている点について、僕も同じように共感しました。

 

ブロガーズフェスティバルで最も多いのはおそらくWordPress系のブロガーだと思うので、そんななかでデザインとかガジェットにあまり興味がない(?)「はてなブロガー」は、珍しい存在なのではないかと思います。私もはてな歴が長いわけでは決してないので「はてなを語る」なんてことはできないんですが、「はてなブロガー」はとにかく「文章を書く」とか「伝える」ってことにプライドを持っている人が多い印象はあって、3名の登壇者の方にもそれを強く感じました。

ブログを長く続けるには、書きながら見る景色が変わること、変えること #ブロフェス2014 - (チェコ好き)の日記

 

 お三方が共通して話していたのが、読者を意識した記事を書くこと。それを読む人が何を求めているのかを考え、ちょっとしたお役立ち情報を加えたり、感情を動かし、興味を抱かせるようなタイトルを付けるようにしてみたり。

 先ほどのMATCHAとも被りますが、「伝える」ことが徹底的に考えられているコンテンツは自然と読まれるし、拡散されやすいんでしょうね。

 「文章書くの超楽しいいいいい!」みたいな人たちが集まっていて、自分の「好き」をあちこちで語っているような場所。さらに、互いに言及する文化や、はてなブックマークの存在なども手伝って、自然と読者の目線を意識するようになる形。

 

 そういえば、「はてなブックマーク」に関してはお三方の使い方というか、「付き合い方」が異なっているようで、聴いていておもしろかったです。

 スルーするも良し、誤読や曲解から学びを得るも良し、ネガティブなコメントも広く記事に対する「反応」と捉える、などなど。ネガコメが嫌でブログをやめてしまう人の存在も話に挙がってはいたので、多くの人が楽しんでブログを続けられる環境が整えばいいですね。

 

 また、方法論的な話ではありませんが、日野さんが仰っていた、「はてなブログは集中して文章を書くことのできるデザインになっている」という話に、個人的には大きく頷けました。

 WordPressや他のブログサービスでも、基本的には同じような編集デザインになっているけれど、どうも余計な部分が目につきやすい。広告をどこに設置するだとか、キーワードの設定をするだとか。

 なんとなーくの、感覚的なものかもしれませんが、“キーボードで文章を書く”作業に関しては、はてなブログの編集画面が僕はベストです。いくつかのテキストエディタを使おうとした時期もありましたが、結局は戻ってきてしまった。はてならぶ。

 

 それと、「はてなブログユーザーの例」として、たくさんの人気ブロガーに交ざって弊ブログもちょろっと映していただきまして、嬉しいやら恥ずかしいやら。

 咄嗟に言葉が出ず、「あ、無職っす、はてなさんマジパネっす」とアホみたいなコメントしかできず、申し訳ございませんでした。ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。

 

“ブログの外に出て”みるのもいいかも?

 全てのセッションが終わった後は、8人のブロガーさんによる5分ずつのライトニングトークを経て、懇親会へ。

 ライトニングトークも個性的で、非常に密度の濃い内容でした。六本木のHills Breakfastみたいに、ライトニングトーク主体のイベントを定期開催してもおもしろそうですね。行きたひ。

 

 懇親会では、安定の人見知りっぷりを発動して、隅っこの方でチョコバナナ……じゃなくて、缶チューハイをちびちびと飲んでおりました。

 意外と数の少なかった、はてなーの皆さんが通りがかると安心する感じ。わたし、こんなとき、どんな顔すればいいか分からないの……。

 

 とは言え、初対面の相手ながら、「ブログ」という共通項を持った人たちとネットの外で交流するのは楽しい物で。今月は何度もオフ会に参加する機会がありましたが、そのどれもが刺激的で楽しかったです。ブログすげえ。

 オフ会全般に関しては、必要以上の馴れ合いや内輪感を忌避して、否定的に捉える人も少なくはありません。それも自然な考えだと思います。

 ネットの感覚をリアルに持ってきては失敗することだってあるし、逆もまた然り。人間関係の“繋がり方”が変わることで、それまでの付き合いが劇的に変化してしまったり、いざこざのようなものが起きたりする場合もあるでしょう。

 

 それでも僕は、ネットからリアルに繋がることで様々な出会いがあったり、これまでは考えもしなかったような分野の人と話をするような機会をいただけたりしたので、たまには“ブログの外に出る”ことも大切にしたいなー、と思います。……人見知りですが。

 

 何はともあれ、今回のブロガーズフェスティバル、とても楽しいひとときを過ごすことができました。来年、第3回の開催も予定しているとのことなので、興味のある方はぜひぜひ。

 スタッフさん、登壇者さん、当日お話させていただいた、参加者さんのみなさん、ありがとうございました。また機会がありましたら、よろしくお願いします!

 

はてな村奇譚上

はてな村奇譚上

 

 

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