ぐるりみち。

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毎日更新する?しない?自分にとっての「ブログ」の立ち位置とは

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photo by Chris J Bowley

 

 ブログを毎日更新するべきか否か。
 ブログを書き続けるためのコツは何か。

 

 身も蓋もなく一言でまとめれば、「人それぞれ」だよね! というありがちな回答になってしまい、「う、うわあああ出たあああ『人それぞれ』とか『いろいろある』とか『みんな違ってみんな良い』とか『世界に一つだk以下省略』とかお決まりの文句だああああ!!!!」ってことになりかねないので、自分なりにちと考えてみようと思います、はい。

 

 ブログを書く、書き続ける目的。
 それによって、何を実現したいのか、何を得たいのか。

 

 

ブログを続けることの価値

早い人だと『今日からブログ書きます!』という記事をアップして終了したり、3記事くらいでストップしてしまいますよね。根気があって続けられる方でも1ヶ月程度で『アクセス数が伸びないからやーめた!』と終わりにしてしまったり、3ヶ月程度で『ネタ切れです!』ということになる。

もうね、書くのを辞めない人のほうが圧倒的に少ないわけです。

ブログを続けられる人は極僅か。書き続けることさえ出来れば、アクセス数や広告収入は右肩あがりで増えていくのかもしれません。 - クレジットカードの読みもの

 

 ネット上には膨大な数のブログがあるけれど、更新が続いている人は意外と少ない。だからこそ、単純に書き続けること、それだけでもアクセス数は上がっていくし、広告収入も見込めるのではないか――。

 何かしらの分野に特化したブログはもちろん、時事問題や流行に言及した内容のものや、ライフハック的な話題を取り扱っているブログであれば、この法則が当てはまるように思います。続けているだけで、競合が自然淘汰されていくと考えられるので。

 

 しかし、上記記事のブックマークコメントにもいくつかありましたが、やはりそれも「内容によりけり」といった印象です。一口に「ブログ」と言っても多種多様、有象無象がわちゃわちゃしており、ほんっとになんでもあり。

 知り合いにしか伝わらないような個人の日記や、自分しか見ない備忘録、恨み辛みを書き連ねた呪いの書に、意味不明なものを日々記録し続けているだけのようなブログ――などがあっても、何の不思議もありません。そのような内容の場合、長く続けているからと言ってアクセスが見込めるものでもないですし、そもそも書いている本人がPVを目的としていない場合もあるでしょう。

 

 では、なぜ彼らがブログを続けているのかと言えば、そこに何らかの「価値」があるからだと考えられます。記録モノに関しては、後で読み返すことのできる利点があるし、文章を打ち込む行為、それ自体がストレス解消になっている人がいてもおかしくない。

 中には、「なんか気づいたら続いちゃってたから、惰性的に書き続けているだけだよー」なんて人もいるでしょうが、それも、続けることが価値だと無意識に感じているとか、なんだかんだで本人は楽しんでいるのかもしれません。

 

 アクセス数にせよ、広告収入にせよ、日々の記録にせよ、ブログを続けている人の共通点として、そこに「何らかの価値を見出している」ことがひとつ、挙げられると僕は思います。「目的がはっきりしている」と言い換えてもいい。

 ゆえに、もしブログを続けたい、そこから何か得たい、そう考えるのであれば、その「何か」を自分なりに明確にする必要があると思います。なにかなにか。何かって何?

 

毎日更新する「意味」を見出だせる?

 「ブログは毎日更新せよ」というのは、“ブログ入門”的なまとめ記事や、ハウツー本などでよく目にする文言です。

 全くもってその通り! 更新頻度の高い、アクティブなページでないとSEOで不利だし、読者にも覚えてもらえない! 広告収入の導線となる記事数も増やせない! ブログの「価値」を高め、「自己実現」を果さんとするならば、ブログは欠かさず更新すべし!

 

 ……まあ、それも「目的によりけり」なんでしょうが。

 

 上記のような、例えば「お小遣い稼ぎ」や「ブログで名を売る」といった、はっきりとした目的があるのであれば、それが毎日更新する意味となるはずです。だって、そうしなければ目的を達成するのが難しいんだもの。

 方向性はてんで異なりますが、「日記」や「備忘録」としてブログを利用している人も、同様かと。そこには、“記録する”という情報の可視化、ストックが目的にあるので、やはり毎日更新した方が良さそう。毎日でなくとも、定期的な更新が必要ですね。

 

 さて、ここで問題となってくるのが、そのような「毎日更新する意義」が思い浮かばない人の場合。なんとなーく始めたとか、ノンジャンルの雑記をぽつぽつと書いているブロガーさん。はい、私です。

 そんな人は、ぶっちゃけ、無理に毎日更新する必要もないんじゃないかと思います。「続けなきゃ!」という意識は大切かもしれませんが、何事も、無理をするのはよろしくない。

 

 このことに関しては、以下の指摘が参考になるかと。

とにかく毎日記事を書くことばかりが主題になってしまって、本来の目的を見失う事にならないだろうか。
少なくても俺はそうなった。
書きたいことがあるから記事を書くのではなくて、ただ単純に毎日のノルマをこなす為に記事を書いていた。
よくある話だが、手段と目的がいつの間にかすり替わっていたというやつだ。
だから後から読み返してつまらないモノを書いていた。

ブログを毎日更新なんかしません宣言 - ネットの海の渚にて

 

 ほんとこれ。イヤイヤ取り組む「作業」になってしまっては、元も子もないんじゃないかしら。むし、先のことを考えて長く続けたいと思うなら、楽しんで書く習慣をつけることを意識した方がいいと思う。「続けよう」として無理をした結果やめてしまうなんて、もったいない。

 

 上で引用させていただいた会長さんのブログは僕も好きで、いつも読ませていただいているのですが、本当にひとつひとつの記事の文章がまとまっており、ブックマークも多く付いております。

 それはやはり、“書きたいときに書きたいことを書いている”という習慣と、“たくさんの人に読んでもらえたら嬉しい”という読者を意識した書き口によって、質の高い記事が担保されているのではないでしょうか。

 

 ただし、これも人によっては、「書き始めだけ無理をする」ことで、習慣となるような場合もあるので、一概には言えません。

 学生時代、作文やレポート作成が好きだったような中には、そんな人もいそうなイメージ。最初は、「えー、何も思い浮かばないよー」とパソコンに向かうんだけど、しばらくキーボードをぽちぽちしているうちに、“筆が乗ってくる”ような人。……はい、私です。

 

 そのような場合は、試しに毎日更新に挑んでみるのもありかもしれません。質の高さはとりあえず置いといて、文章を書く習慣を付けること。

 僕なんかは、自分の考えた文章をぽちぽちとパソコンに向かって打ち込む行為が好きなので、最初は気乗りしなくても、とりあえずキーボードを叩いてみよう!と意識しておりました。で、“乗ってくる”ときもあれば、全くダメなときもある。

 

 そうすることで文章を書くのが「当たり前」になり、しかも、それが苦痛でないのなら、記事の執筆をうまく習慣化できたと言えるでしょう。

 ただ、気が乗らないときには無理をせず。僕も、更新が空くことはしばしばあります。いろいろと試してみて、自分にとっての「楽しんでブログを書ける」スタンスを見つけることが、何よりも重要だと思います。

 

ブログを続けるための「お約束」と「動機」作り

 とは言え、できることなら、やっぱり毎日更新したい!
 でも、ネタが思い浮かばないよー! たすけてードラえもーん!

 

 そんなときは、自分にとってのお約束、「テンプレネタ」のようなものをいくつか決めておけば、割とポンポン書けるようになってくるかもしれません。

 

 例えば、本ブログに関しては、主に3つの型に記事を分類することができます。

ニュースサイトから、気になる時事ネタについて思うことを。あるいは、他のブロガーさんの記事や、ウェブ上で見た物事について、自分なりにツッコミを入れる、【言及型】の記事。

ふと思い出した自分の過去の経験や、生活の中でわいてきた疑問や問題を自分なりに論じてみるのが、【自分語り型】の記事。元となるコンテンツなどがなく、自分の中から生まれてくる言葉を文章化したもの。

読んだ本や、観た映画・動画、聴いた音楽、他には、グルメネタ、旅行ネタなど、自分が触れたコンテンツや体験について、その感想や感じたこと、学んだことを記すのが、【感想型】の記事。自分語りと違って、元ネタとなる明確なコンテンツがある形。

僕がブログを書くときの、3つのスタイル・改 - ぐるりみち。

 

 直近の記事で言えば、艦これ云々という意見に対してツッコんだのは【言及型】「そういや最近、歌詞カードを見ながら音楽聴かないなー」という思いつきを昔語りに落とし込んだのは【自分語り型】夏コミ行ってきたよ!という記事は【感想型】ですね。

 

 ブログを続けていると、たとえノンジャンルで雑多な内容だとしても、それぞれの記事に何らかの共通点や関連性、あるいは「型」のようなものができてくるように思います。その「型」は、人によって異なるでしょうが。

 自分に関して言えば、ヘッダ部分のカテゴリーにもある通り、「読書」「旅行」「ネット」「オタク」などの話題が多めです。過去記事を読み返すことで、「そういえばアレは書いてない!」といった形で、ネタが思い浮かぶこともありますね。

 

 それでも、ネタが出てこない……続けるのがキツい……というのであれば。

 

 ひとつ、考えられるのが、他のブロガーさんや読者さんとの、コミュニケーションに注力するのがおすすめかと。この点については、以下の記事に共感しました。

さっき言ってたこと全部ぶん投げて言えば、ここまでのこと全部意識したうえで、テキトーにいっぱい書いてたらそれなりに良いことありますよ、くらいです。あんま長くない、短い、バババッと書くやつを量産しても他人からすると何のこっちゃわからんので、ちょっと得るもん無くてしんどいかなーって気はします。そんな記事の数で言えばいっぱい書かんでもいいんじゃないかなーとは思うんですけど、「これは友人なり同僚なりに面白おかしく言うのむずいなー」みたいなことを時間かけていっぱい書いてアップする、みたいなのを、毎日じゃなくていいんで気の向いたままに書いてたら、なんか気の合う人らが勝手にやってきて、なんかそれなりにともだちが出来たりしますよ、みたいな。僕は現状そんな感じで面白おかしくやってるんでそれまでですけど、そこを起点にして、もっとたくさんの人に読まれるにはとかそんな話が出てくるもんであって、とりあえず最初の目標は「なんかブログでちゃんと人とつながったぞ」みたいな感覚であって、そのためにはこんなんがいいんじゃねーでしょうか、みたいな本文でした。

ブログを書き続けるためにはうんたらみたいな話します。 - ←ズイショ→

 

 人とつながることは、動機付けとしては特に効果的なものであるように思います。自ら積極的にコメントを残し、いただいたコメントにも返信することで、「読みましたよー!」という反応が頻繁に、ダイレクトに来るようになるため、やる気につながる。

 僕なんかは割と受け身体質なので、他のブロガーさんたちが、いつもTwitterで楽しくお話しているのを電柱の影から「いいなあ僕もキャッキャウフフしたいなあぐすん」なんて指を加えて見ているだけなのですが、たまに絡むと超楽しい。テンション上がってドン引きされるレベル。

 さらに発展すれば、オフ会のお誘いがかかって嬉しい半面、「やべえよコミュ障なのがバレて逆に読者さん減るんじゃあるめえかどうすっぺこれ」などと、参加するか否か悶々とする楽しみを味わえるかもしれません。

 

 何はともあれ、僕は「好き勝手」をモットーに、「時間のないとき、書けないときは無理に更新しないし、記事の内容もバラバラでいいやー」というスタンスでブログを書いており、結果、そこそこ続けられている模様です。

 ちなみに、この記事で325記事目。まだ期間としては2年未満のぺーぺーですが。え? こういうことは、せめて3年は続けてから書けって? ……確かに!

 

 自分のブログに対するスタンスとしては、以下の考え方と近いように感じました。 

 趣味でやってるブログの中に「適当さ」が無くなったら、私には耐えられないです。書きたいこと書けないとか、誰かに管理されているとか。そんなの無理。

 なので、私は適当を是としてやっていきます。他のブログよりより一層適当かもしれませんが、それもまたよし、と思ってですね。頑張る時もあるし、頑張らない時もある。全ては適当です。

ブログの5日放置も、いつかやめる時も、その理由は「なんとなく」だろう - 灰色の棚

 

 プロブロガーを目指すとか、内容よりも収入を重視するとか、そういうのではない、「趣味」の範疇を抜けないブログであるのなら、このくらいの感覚でもいいのではないでしょうか。もちろん、他人を極端に不快にさせるような内容は慎むべき、とも思いますが。愛のままにわがままになんちゃら。

 

 ということで、はてなブログ、やろうぜ!(直球)

 

 

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