購入済みのKindle本がダウンロードできない!削除した時の対処法

 先日、スマホのKindleアプリで本を読もうとしたところ、「おやっ?」と困ったことになった。前にポチったはずの本が、端末にダウンロードされていなかったのです。

 もちろん、普段だったら再ダウンロードすれば良いだけの話。アプリの「ダウンロード済み」の一覧にないのなら、「すべて(端末によっては「クラウド」)」の一覧から本を探して、改めてダウンロードすれば何も問題はありません。

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Android版Kindleアプリのライブラリ

 ところが、今回はなぜか「すべて」のKindle本一覧にも見当たらず、困ったことに。

 それならば──とパソコンからAmazonにアクセスし、アカウントページの「コンテンツと端末の管理」から確認。

 購入済みの本を一括して管理できる、こちらのページ。ここからならさすがに見つかるだろうし、その場でスマホにKindle本を再ダウンロードすることも可能。ダウンロードしたい本と、ダウンロード先の端末を選択して、「配信」を選ぶだけです。これで解決するはず。

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普通なら「コンテンツと端末の管理」から再配信できる

 しかし……それでも見つからない!

 「自分はポチったつもりだったけど、実は未購入だったのかも?」と思い、商品ページを確認してみても、しっかり「注文しました」の文字がある。購入記録のメールも見つかったし、請求書にもしっかりと当該本の記載がある。……なのに、ダウンロードできない。

 さすがに困ってしまったので、あれこれと検索してみることに。その結果、「購入済みの本を誤って消去してしまった」可能性に行き着きました。カスタマーサービスに連絡してなんとか事なきを得たので、ざっくりと経緯をまとめておきます。

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161人の習慣から“継続は力なり”を実感する『天才たちの日課』

「1万時間の法則」というものがある。ネット上でもしばしば話題に挙がるこの法則、どこかで耳にしたことがあるという人も結構多いのではないでしょうか。

これは一口に言えば、「ある分野で習熟して一流になるためには、1万時間の練習が必要である」という主張*1。是非はさておき、1日4時間ずつで計算してみると、1万時間に達するまでに必要な年月は──おおよそ7年。「毎日欠かさず7年間」を実践するのは、なかなかに困難であるように思う。

そもそも、ただでさえ仕事だ何だと忙しくしている日々の生活に、新たに4時間もの時間を割ける人はそうそういない。また、その習慣が定着する前に飽きてしまったり、別のことに興味を惹かれたりする可能性だってある。よほど好きなことでもないかぎり、年単位で活動を継続するのは難しい。

僕自身、こうして好きで書いているブログだって、今年でようやく5年目になります。しかも毎日更新しているわけでもないので、 “1万時間” の達成には程遠いはず。とてもじゃないけれど、 “一流” だなんて名乗ることはできません*2

そんな己の現状を鑑みると、何らかの創作活動や勉強を長年にわたって続けている人は、本当にすごいと思うんですよね。ただ漫然と過ごすのではなく、特定の活動を自然な「習慣」として自身の生活に落としこむことは、それだけである種の「才能」なんじゃないかと思えてくる。

実際、いわゆる「天才」と呼ばれる人たちのなかには、日々の小事──決まった「日課」を数十年単位で継続することで、大事を成すに至った人も少なくないと聞きます。

そりゃもちろん、天才だからと言って、歴史的名著や名作を一夜にして生み出したわけではないはず。彼らにも日々の生活があり、特定のルーチンを積み重ねるなかで技術を磨き、その果てに後世に残る作品を生み出すに至ったことは、想像に難くない。

──ということは、逆に考えると、彼ら「天才」たちが実践していた「習慣」や「日課」を知ることで、僕らが学べるものもあるのでは……? 「真似すれば天才になれる!」なんて簡単なものではないものの、彼らも同じ人間として日々を過ごしていた以上、きっと参考になる部分もあるはず。

 

 

──というわけで、そのままずばりの内容が書かれた本『天才たちの日課』を読みました。きっかけになったのは、骨しゃぶりid:honeshabriさんのブログです(参考リンク:読書の習慣をつけるのに向いた精神的コストが軽い本5選 - 本しゃぶり

 

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*1:マルコム・グラッドウェル著『天才! 成功する人々の法則』より。

*2:はたして、ブログに“一流”があるのかどうかはさておき。

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『りゅうおうのおしごと!』がアツい!原作を一気読みしてマジ泣きした

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白鳥士郎著『りゅうおうのおしごと!』5巻より

 『りゅうおうのおしごと!』がアツい。アニメを3話まで一気に見て、ビビッときた。これは原作も読むしかあるめえと、積ん読状態だった原作を手に取り、夢中になって読み耽り……気がつくと、最新刊まで読破している自分がいた。

 そしてその間、少なくとも3度、マジ泣きした。序盤、中盤、終盤、隙がないと思うよ。

 想像以上に熱中し、惚れこみ、すっかりその魅力に取り憑かれてしまった自分。アニメ放映中の今だからこそ原作をおすすめしたく思えたので、その魅力をちょろっとまとめてみました。『りゅうおうのおしごと!』はいいぞ。

 

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ポークジンジャー専門店!池袋『Ginger』のやわらかお肉ランチ

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 池袋駅で降りた日は、ジュンク堂書店に寄るのがお約束。

 地下1階から地上9階まで、ビルがまるごと本屋さんになっている池袋本店は、目的なくぶらつくだけでも楽しく過ごせる、素敵空間なのだ。新刊チェックもそこそこに、まだ見ぬ本との出会いを求めてエスカレーターを上り降り。たのしい。

 書物がひしめくダンジョンを散策したあとは、近くでランチ。

 安く済ませるのなら牛丼チェーンに入るところだけれど、ボリューミーな定食屋・洋食屋でいっぱい食べると、午後のモチベーションが違ってくる。ジュンク堂の真横にある『キッチンABC』は鉄板ですよね。昼メシに悩んだときは『ABC』か、西口の『ミトヤ』が安定。

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 この日は久しぶりに、雑司が谷方面へ歩いてみようと思い立ち、飲食店がひしめく東通りへ。

 しばらくぶりに『天山』の天丼を食べようか……と考えたものの、週末は定休日。いざとなったら、サブウェイでもいいかなーと思いつつ歩を進めていると、見慣れないお店が視界に飛びこんできた。見るからにおしゃれ……というか、新しいお店だ。いつの間に……。

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 入り口に立てかけられているボードには、「ポークジンジャー専門店」の文字。

 ……ほほー、ポークジンジャーとな。定食屋のおばちゃんが作ってくれる “豚の生姜焼き” はしょっちゅう食べているけれど、見るからに「洋!」なロース肉のソテーはしばらく口にしていなかった自分。新店舗ということで気になるし、今日はここにしようそうしよう。

 というわけで、おじゃまします。

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【月初雑話】2月の空気、やる気、思いつき

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 2月。今月を乗り切れば冬も過ぎ去ろうかというこの季節は、外に出るのが億劫でもあり、楽しくもある。自室で目を覚ました瞬間から、「寒ゥ!」と全身を寒気が襲う冬の朝。それは、外出する気力を一瞬にしてそぎ落としてしまうものだけれど、一方で、冬の朝の澄んだ空気は好ましくもある。

 ──なんたって、冬生まれですから!

 僕の旬は冬であり、雪はともだちなのだ。冬生まれゆえに、僕は冬になるとわがままになる。あまりの寒さにオフトゥンに包まり、そのまま二度寝、三度寝と罪を重ねてしまったとしても、それは致し方のないことなのだ。冬生まれだから、きっと許してくれるはず。

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