『淡路町カフェ カプチェット・ロッソ』のミートソースオムライス

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 オムライスにこそ、「ふわふわとろとろ」という表現が相応しい――かどうかは定かではないけれど、なんとなくそんなイメージが強いのは僕だけかしら。

 実際にGoogle検索で「ふわふわとろとろ」と打ち込んでみたところ、上から次のような結果になった。

  • ふわふわとろとろオムライス
  • ふわふわとろとろパンケーキ
  • ふわふわとろとろ親子丼
  • ふわふわトロトロ たこ焼き

 うむ、やはり「ふわとろ」と言えば、世間的にもオムライスであるらしい……けれど、パンケーキと親子丼はわかるし、たこ焼きもまあ納得できるんだけど、最後だけカタカナ表記なのには意味があるのだろうか……。

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 それはさておき、オムライスである。

 オム&ライスと言えば身近な家庭の味であり、お店で食べてもおいしい素敵なタマゴ料理。であるにも関わらず、食べる機会が多いかと言うと意外にそうでもないのです。少なくとも、自分の場合は。

 たまーに食べる機会があっても、口に入れるのはめっちゃふわとろに作られた大きなものではなく、居酒屋で注文し友達と切り分けて食すようなタイプのアレ。

 もちろんおいしいにはおいしいのだけれど、なんだか物足りない。もっともっと、タマゴ成分を摂取したいのだ……!

 ――というわけで、オムライスを食べてきました。

 

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カルデアエースのドラマCD『英雄伝承異聞〜エドモン・ダンテス〜』がいろいろすごかった

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『Fate/Grand Order』の第1部完結記念ファンブック『Fate/Grand Order カルデアエース』が発売となりました。

きのこ×社長×回す方のノッブの座談会に始まり、ワダアルコさん&近衛乙嗣さんへのミニインタビュー、荊軻とエレナをフィーチャーした書き下ろし小説に、各種コラムと豪華面々によるイラスト・漫画など──本当に盛りだくさんの1冊でした。これで1,500円しないとか、安すぎじゃね……?

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そんな充実したコンテンツのなかでも、表紙にも描かれるほどに推されていたのが、ドラマCD『英雄伝承異聞〜エドモン・ダンテス〜』。これが……なんかもう、いろいろすごかった。

てっきり “元ネタ” である『巌窟王』こと『モンテ・クリスト伯』を軸にしたストーリーになっているのかと思いきや──蓋を開けてびっくり。普段のTYPE-MOON作品の流れを汲んでいるどころか、まるっきりそのものだった。過去作品丸出しだった。というかもう(自主規制)だった。

 

 

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【桜さんぽ】目黒川の夜桜がすごい!色鮮やかなライトアップを堪能してきた

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 目黒川に行ってきた。先日の田町よろしく、自分にとっては縁のない地域。この時期になるとネット上に投稿される夜桜の景観が気になっていたこともあり、ふらっと足を運んでみた格好です。

 実際に訪れてみれば、まだ夕方前にも関わらず、周囲を埋め尽くす人、人、人。露店で買ったらしいグラスを片手に、すでにできあがっているらしい人もちらほら。なんとも賑やかで楽しそうな雰囲気でございます。……おい! そこのカップル! ちゅっちゅする時間にはまだ早いぞ爆発するぞ!

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 そのまま桜を眺めつつ川沿いを歩いてもよかったけれど、とりあえずは駅近くで写真を撮るにとどめ、一時退却。喫茶店でお仕事をしつつ時間を潰したうえで、ライトアップの時間になってから再訪することにしたのでした。

 ――というわけで以下、「目黒川沿いを散策しながら夜桜を見てきたよ!」という、お散歩カメラな日記記事でございます。結論から言えば、30分くらいで退散するつもりが、気づいたら池尻大橋まで歩いておりました。これが、桜の魔力か……。

 

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【桜さんぽ】お花見日和な東京タワー周辺でお散歩カメラ

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 先日、お仕事で田町に行ってきまして。

 ……え? 田町ってどこかって? そりゃあアレっすよ、東京タワーからほど近く、複数の大企業が本社を構え、慶應義塾大学がすぐそこにあり、ついでにラーメン二郎三田本店もある、東京湾もすぐそこの要所でございます。

 ただ、逆に用がなければ特に訪れる理由のない駅ということもあって、今も昔も縁遠い地域ではあるのだけれど……。強いて言えば、ちょうど半年前くらいにお散歩ルートとして通りがかったとき以来。レインボーブリッジを徒歩で渡ろうとした場合、JRの駅としては最寄りになるのよね。

 それはともかく、田町でござる。東京タワーでござる。なかなか港区くんだりまで足を伸ばす機会もなく、せっかくなので、ちょろっと周辺をお散歩してまいりました。ほとんど芝公園まわりをふらふらしただけで、写真もろくに撮っていないけれど、何枚かパラパラっと。写真日記です。

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映画『夜は短し歩けよ乙女』感想〜星野源さん&花澤香菜さんの演技に酔い痴れる、至高の90分

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映画『夜は短し歩けよ乙女』公式サイト

 終幕後、己の胸に去来したのは「おなかいっぱい」という心地良い満腹感。と同時に、とにもかくにも「酒が呑みてえ」という純然たる欲求であった。原作小説だろうがアニメ版だろうが、森見登美彦さんの作品に触れたあとはいつだってこうだ。

 ひねたようでいて、目にして(耳にして)すんなりと己の内に入ってくる言葉の奔流に身を委ね、京都界隈を主とした作品世界に耽溺し、魅力的なキャラクターたちに惚れ込んでしまう。結果、熱に浮かされたような興奮を中和する――もとい、昂ぶった精神的な熱量に肉体を寄せるべく、自然と身体がアルコールを求めるようになるのだ。

 こうして己の欲求に素直になり、「もんどり!もんどり!」とわけのわからぬことを叫びながら電気ブランを呷った翌朝には、妙な満足感とちょっとした多幸感、そして眉間に矢でも突き刺さっているかのような頭痛と共に目を覚ますのが常である。おはよう世界。そしてさようなら、充実したかもしれない今日。あっしはオフトゥンと添い遂げる。明日になったら起こしてくれぃ。

 ともあれ、映画『夜は短し歩けよ乙女』である。

 大学生時分から好きな作品だったこともあり、こいつぁ観に行くしかあるめぇと公開初日にいつもの立川に飛び込んできたわけだけれど、なんともまぁお腹いっぱい夢いっぱい、ついでにお酒も1杯、ちょっとだけおっぱいな、最高に素敵な作品でござった。――そんなわけで、ざっくりと感想をば。

 

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